競馬用語辞典

用語

蹄葉炎

読み

ていようえん

馬のの内部にある葉状層の病気だが、その発症のメカニズムは一つではない。対側の肢蹄に体重をかけらないほどの故障が発生し、それを庇った肢蹄が踏みかえることなく体重をかけ続けた場合や、消化管障害や感染症により微生物の毒素あるいは馬自身がつくる生理活性物質が血液中に異常に多くなった場合や、人のII型糖尿病のようにインスリンに反応しにくい体質により血中のインスリン濃度が高くなった場合などがそれぞれ最終的に葉状層の血流に異常を来して本症が起こると考えられている。

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