重賞競走一覧
第42回 京王杯2歳S
 
 
控えた位置から抜け出す新境地で、マイネルレーニアが重賞初制覇
 朝からの雨で、午後には稍重となった東京競馬場の芝コース。京王杯2歳S(GII)の発走時には見た目以上に馬場が悪化したらしく、各馬とも直線では内ラチ沿いを避け、真ん中から外寄りで叩き合う展開となりました。

 この馬場では後方から追い込むのは厳しく、前でレースを進めた馬どうしの決着。マイネルレーニアとマイネルフォーグ、同じ勝負服の2頭がワン・ツー・フィニッシュを決めています。

 特に目立ったのは勝ったマイネルレーニアのレースぶり。過去3走はいずれも逃げて未勝利脱出、ダリア賞勝利、新潟2歳S3着と好走していましたが、ここでは無理にハナを切ろうとはせず、4番手から競馬を進めました。4コーナーからはスピードを抑え切れないような勢いで上がり、逃げたシベリアンクラシカに並びかけていきます。直線では外からマイネルフォーグ、内からアロマンシェスに迫られますが、そこから粘りを発揮して先頭ゴールを果たしました。

 マイネルレーニアにとっては、ただのスピード馬ではない、抑えてもしぶといレースができるという新境地を示した、会心の勝利といえるでしょう。
 
 
 
 
2006年11月11日(土) 5回東京3日
11R 第42回 京王杯2歳ステークス(GII)
サラ系2歳 1400m 芝・左
(混合)(指定) オープン 馬齢
本賞金: 3800、 1500、 950、 570、 380万円 発走 15:30
天候:雨   芝:稍重
 
着順 馬番 馬名 性齢 負担
重量
騎手 タイム 着差 推定
上り
馬体重 調教師 単勝
人気
1 10 マイネルレーニア 牡2 55.0 松岡正海 1:22.6   35.5 500 -8 西園正都 3
2 4 マル市 マイネルフォーグ 牡2 55.0 北村宏司 1:22.6 クビ 35.3 440 0 宮徹 6
3 2 マル地 アロマンシェス 牡2 55.0 勝浦正樹 1:22.7 1/2 34.9 438 -2 本間忍 11
4 7 マル父 ゴールドアグリ 牡2 55.0 安藤勝己 1:23.1 2 1/2 34.8 474 -4 戸田博文 1
5 12 マル父マル市 アドマイヤヘッド 牡2 55.0 岩田康誠 1:23.1 ハナ 34.6 450 +2 友道康夫 2
6 1 マル市 ヒシプレミア 牡2 55.0 小野次郎 1:23.2 1/2 35.5 492 +4 小林常泰 13
7 5 マル父 ニシノクイック 牡2 55.0 田辺裕信 1:23.2 ハナ 35.3 470 0 上原博之 10
8 3 マル外 シベリアンクラシカ 牝2 54.0 後藤浩輝 1:23.2 ハナ 36.2 504 0 手塚貴久 7
9 9 マル外 ワイルドイリーガル 牡2 55.0 藤田伸二 1:23.6 2 1/2 35.8 486 -6 山内研二 9
10 13 マル外 サンダーアロング 牡2 55.0 横山典弘 1:23.8 1 1/4 34.8 516 -4 古賀史生 4
11 14 マル父 アルコセニョーラ 牝2 54.0 柴田善臣 1:24.1 1 3/4 35.9 426 +2 畠山重則 12
12 6 マイニングゴールド 牡2 55.0 蛯名正義 1:24.7 3 1/2 36.9 460 0 伊藤圭三 5
13 8 マル父マル地 オカールノキセキ 牡2 55.0 御神本訓史 1:24.8 1/2 36.2 504 +8 清水英克 14
14 11 マル外 サープラスシンガー 牡2 55.0 田中勝春 1:25.3 38.1 524 +2 宗像義忠 8
タイム
ハロンタイム 12.6 - 11.1 - 11.4 - 11.9 - 11.6 - 11.4 - 12.6
上り 4F 47.5 - 3F 35.6
コーナー通過順位
3コーナー 3(4,10,11)1,9(2,5,6)-(7,14)(8,12)=13
4コーナー (*3,10)11,4-1(2,5,9,6)-(7,14)(8,12)-13
払戻金
単勝 10 410円 3番人気 馬連 4-10 5,770円 15番人気 馬単 10-4 9,660円 24番人気
複勝 10
4
2
190円
700円
1,150円
3番人気
6番人気
10番人気
ワイド 4-10
2-10
2-4
1,970円
3,720円
4,990円
16番人気
33番人気
42番人気
3連複 2-4-10 45,410円 88番人気
3連単 10-4-2 198,370円 377番人気
枠連 3-6 2,730円 12番人気