傾向が分かる!新馬戦データ

夏の新馬戦をデータで分析!競馬場毎の傾向やコース別の成績を紹介します。アノ競馬場からこんな大物が…!?

札幌競馬

開催中

昨年の年度代表馬と3歳マイル王が勝ち名乗りを上げた開催
今年は7月23日から7週にわたって行われる札幌開催。2021年に皐月賞、天皇賞(秋)、有馬記念とGⅠを3勝したエフフォーリアは、当地でデビューし、年度代表馬に輝きました。2021年のNHKマイルCを勝ったシュネルマイスターや、2019年のスプリンターズS優勝馬タワーオブロンドンも札幌で初陣を飾っており、北の大地で2歳馬が繰り広げる熱戦は必見です。
2021年の年度代表馬 エフフォーリア
2021年の3歳マイル王 シュネルマイスター

札幌リーディングを 獲得したことがある騎手に注目

騎手別成績を見ると、過去5年で3度札幌リーディングに輝いているC.ルメール騎手が15勝と断トツの勝利数をマークしています。2020年には、札幌の新馬戦6連勝という離れ業もやってのけたルメール騎手。今年も騎乗馬からは目が離せませんね。ちなみに、その連勝を止めたのは横山武史騎手で、騎乗馬はエフフォーリアでした。同馬とのコンビで春のクラシックを盛り上げた昨年はルメール騎手を抑えて札幌リーディングを獲得しているだけに、今年も活躍が期待できそうです。〔表1〕
〔表1〕札幌新馬戦 騎手別成績TOP10(過去5年)
  • 騎手
  • 1着
  • 2着
  • 3着
  • 着外
  • 勝率
  • 2着内率
  • 3着内率
  • C.ルメール
  • 15
  • 9
  • 8
  • 16
  • 31.3%
  • 50.0%
  • 66.7%
  • J.モレイラ
  • 6
  • 0
  • 1
  • 4
  • 54.5%
  • 54.5%
  • 63.6%
  • 横山武史
  • 5
  • 3
  • 2
  • 29
  • 12.8%
  • 20.5%
  • 25.6%
  • 武豊
  • 4
  • 2
  • 1
  • 5
  • 33.3%
  • 50.0%
  • 58.3%
  • 藤岡佑介
  • 3
  • 3
  • 3
  • 22
  • 9.7%
  • 19.4%
  • 29.0%
  • 藤岡康太
  • 3
  • 2
  • 1
  • 17
  • 13.0%
  • 21.7%
  • 26.1%
  • 横山典弘
  • 3
  • 2
  • 0
  • 10
  • 20.0%
  • 33.3%
  • 33.3%
  • 池添謙一
  • 2
  • 2
  • 7
  • 17
  • 7.1%
  • 14.3%
  • 39.3%
  • 吉田隼人
  • 2
  • 2
  • 3
  • 16
  • 8.7%
  • 17.4%
  • 30.4%
  • 丹内祐次
  • 2
  • 1
  • 3
  • 24
  • 6.7%
  • 10.0%
  • 20.0%

近年は矢作芳人調教師と 武幸四郎調教師が好成績

調教師では、6頭の出走で4勝を挙げている池江泰寿調教師の好走率が目を引きます。直近の成績がいいのは矢作芳人調教師と武幸四郎調教師で、矢作調教師はここ2年に限ると4戦2勝。勝利したバスラットレオン(2021年ニュージーランドTなど)、キングエルメス(2021年京王杯2歳S)はともに重賞ウイナーになりました。武調教師の2勝はともに昨年挙げたもので、そのうちの1頭であるウォーターナビレラはその後ファンタジーSを制し、今年の桜花賞で2着とGⅠでも好勝負を演じています。〔表2〕
〔表2〕札幌新馬戦 調教師別成績TOP10(過去5年)
  • 調教師
  • 1着
  • 2着
  • 3着
  • 着外
  • 勝率
  • 2着内率
  • 3着内率
  • 藤沢和雄
  • 6
  • 1
  • 2
  • 10
  • 31.6%
  • 36.8%
  • 47.4%
  • 池江泰寿
  • 4
  • 1
  • 0
  • 1
  • 66.7%
  • 83.3%
  • 83.3%
  • 昆貢
  • 3
  • 3
  • 3
  • 11
  • 15.0%
  • 30.0%
  • 45.0%
  • 矢作芳人
  • 2
  • 1
  • 0
  • 6
  • 22.2%
  • 33.3%
  • 33.3%
  • 伊藤圭三
  • 2
  • 1
  • 0
  • 4
  • 28.6%
  • 42.9%
  • 42.9%
  • 堀宣行
  • 2
  • 1
  • 0
  • 2
  • 40.0%
  • 60.0%
  • 60.0%
  • 武幸四郎
  • 2
  • 1
  • 0
  • 3
  • 33.3%
  • 50.0%
  • 50.0%
  • 松永幹夫
  • 2
  • 1
  • 0
  • 2
  • 40.0%
  • 60.0%
  • 60.0%
  • 手塚貴久
  • 2
  • 0
  • 2
  • 4
  • 25.0%
  • 25.0%
  • 50.0%
  • 田中博康
  • 2
  • 0
  • 1
  • 2
  • 40.0%
  • 40.0%
  • 60.0%

一世を風靡した種牡馬の産駒や その孫世代が活躍

血統に注目すると、父または父の父がキングカメハメハだった馬が過去5年で14勝を挙げていました。ディープインパクトの血を引く馬も好成績で、新馬戦の優勝馬では同馬の孫にあたるバスラットレオンとウォーターナビレラが後に重賞を制しています。母の父がディープインパクトの馬もオーソクレース(ホープフルS2着、菊花賞2着)など3頭が勝利しており、今後も両種牡馬の血を引く馬が活躍しそうですね。また、タワーオブロンドン、シュネルマイスターといった海外繋養種牡馬の産駒の勝率が高いのも特徴的です。〔表3〕
〔表3〕札幌新馬戦 主な血統別成績(過去5年)
  • 血統の特徴
  • 1着
  • 2着
  • 3着
  • 着外
  • 勝率
  • 2着内率
  • 3着内率
  • 父または父の父がキングカメハメハ
  • 14
  • 5
  • 9
  • 42
  • 20.0%
  • 27.1%
  • 40.0%
  • 父または父の父がディープインパクト
  • 8
  • 9
  • 7
  • 56
  • 10.0%
  • 21.3%
  • 30.0%
  • 母の父がディープインパクト
  • 3
  • 6
  • 2
  • 6
  • 17.6%
  • 52.9%
  • 64.7%

札幌の芝では馬格のある馬が強い

過去5年の札幌開催では芝の新馬戦が54レース行われ、そのうち36レースの優勝馬は馬体重が460キログラム以上でした。札幌競馬場は力が要るといわれる洋芝のせいか、馬格のある馬が活躍する傾向があるようです。この開催で初陣を飾り、後に重賞ウイナーとなった9頭はいずれも新馬戦での馬体重が460キログラム以上だったので、将来性という意味でも馬格のある馬に注目してみるとよさそうですよ。〔表4〕
〔表4〕札幌新馬戦 芝コース限定の馬体重別成績(過去5年)
  • 馬体重
  • 1着
  • 2着
  • 3着
  • 着外
  • 勝率
  • 2着内率
  • 3着内率
  • 459kg以下
  • 18
  • 27
  • 29
  • 217
  • 6.2%
  • 15.5%
  • 25.4%
  • 460kg以上
  • 36
  • 27
  • 25
  • 169
  • 14.0%
  • 24.5%
  • 34.2%