JRAニュース
8番 グラットンラッシー(横山 武史騎手)
疾病を発症したため、決勝線手前で競走を中止
馬:鼻出血
騎手:異状なし
4番 アサクサゲンキ(平沢 健治騎手)
3周目5号障害飛越着地時につまずいて騎手が落馬したため競走を中止
馬:異状なし
騎手:異状なし
16番 ジューンナックル(△原 優介騎手)
競走中に左前肢跛行を発症
13番 ソブリンルーラー(横山 武史騎手)
競走中に心房細動を発症
10番 バロットボックス(H.ドイル騎手)
競走中に鼻出血を発症
五十嵐 雄祐騎手(美浦:田村 康仁厩舎所属)は10Rで9番ニシノデイジーに騎乗して1着となり、JRA障害通算151勝となりました。
これは、松田 博資元騎手の持つJRA障害通算150勝の記録を抜き、JRA史上第8位の記録となります。
馬主 株式会社チョウサン 代表取締役 長山 尚義氏のコメント
ファンの皆様、本当にありがとうございました。どのレースも非常に印象に残っておりますが、特に感謝しているレースがあります。それは、武 豊騎手に騎乗していただいた有馬記念です。夢の如くといった感じでした。夏の開成山特別から、たった半年で有馬記念まで上り詰めたということは、本当に漫画のようです。障害馬が有馬記念に出るということは、本当に信じられないことです。そして、世界の武 豊騎手がこの馬を選んでくれたこと、このふたつのことに非常に感謝しています。種牡馬に求められるのはスピードで、オジュウチョウサンにスピードがあるのか心配する声も聞かれますが、有馬記念に出走したということは、ほとんどGⅠ級の馬であるということです。9着となりましたが、勝馬から4馬身くらいの着差でした。心肺機能が強いということです。オジュウチョウサンは4,000メートル級のレースを何度も勝っています。心肺機能が強いに決まっています。引退を決意したのは10月です。中山グランドジャンプで負けた際に、電車の中で子供が『オジュウチョウサンが負けるはずない』と泣いている姿を見て、ファンの声を聞こうと思い、引退を決意しました。この後は暫定的に坂東牧場にて種牡馬となる予定です。
和田 正一郎調教師のコメント
長い間頑張ってくれたオジュウチョウサンに、本当に良く頑張ったなと言葉を掛けてあげたいという気持ちと、私たちになかなかできない体験をさせてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。また、多くの支えてくれた皆様、応援してくださった皆様にも感謝の気持ちでいっぱいです。オジュウチョウサンの走りを見て『感動した』『生きる希望を見出した』というようなメッセージをいただいて、本当に偉大な馬だと思っておりまして、そのような馬を手掛けさせていただいたことは本当に幸運だなと思っております。
石神 深一騎手のコメント
今日のラストランも1着を目指して頑張りました。オジュウチョウサンとは、いつもと同じように『ここから息を入れようか』『ここから頑張ろうか』という話をしました。勝てなくて悔しい気持ちはありましたけれども、無事にゴールしてくれたことが一番嬉しかったです。オジュウチョウサンは最高のパートナーです。
青山 亮調教助手のコメント
調教中の思い出も色々ありますが、今こうして引退式を歩いている姿が一番記憶に残っています。普段のオジュウチョウサンは我が強くて元気いっぱいでした。まだ引退の実感が湧かないですが、離れる時間が長くなるにつれて、徐々に実感が湧くのではないかと思います。感謝の気持ちで『ありがとう』『お疲れ様です』と声を掛けたいです。
長沼 昭利厩務員のコメント
正直なところ、とうとうこの日が来てしまったか、というのが一番の気持ちです。レースを終えて口を取った時には、自然と涙が出てしまいました。着順よりも元気に戻ってきてくれたことが一番です。オジュウチョウサンと別れたくないです。ファンの皆様、ここまで応援してくださり、本当にありがとうございました。本当に感謝しています。
生産者 坂東牧場 坂東 正積氏のコメント
厩舎の方々は、今日に至るまでヒヤヒヤしながら毎日管理されていたのではないかと思います。本当に、関係者の方々、スタッフの方々はご苦労なさったことと思います。たくさんのファンの方々に、お手紙や写真、色々なものを送っていただき、激励の言葉をいただきました。本当にありがたい馬だなと思っています。今後は、とにかく良い健康状態を保てるように、まずはしっかりとケアをして、ちょっとの間はゆっくりしてもらいたいと思います。今後も変わらず、温かい声援をいただければと思います。
取消・変更等はございません(17時30分現在)
9番 ライトオンキュー(古川 吉洋騎手)
競走中に鼻出血を発症
川田 将雅騎手(栗東:フリー)は2Rで9番サイレンスタイムに騎乗して1着となり、JRA通算1,824勝となりました。
これは、中舘 英二元騎手の持つJRA通算1,823勝の記録を抜き、JRA史上単独第10位の記録となります。
コメント
歴代10位になるほどの数を勝たせていただけたことに、まず多くの関係者と頑張ってくれた馬たちに感謝の思いです。これからも、自分に与えられた仕事をしっかり全うできるように、精一杯ジョッキーという仕事と向き合って過ごしていきたいなと思います。
4Rで、11番セオに騎乗し第1着となった岩田 望来騎手(栗東:藤原 英昭厩舎所属)は、自身初となるJRA年間100勝を達成しました。
なお、「22歳6カ月24日」でのJRA年間100勝となり、これは武 豊騎手(19歳8カ月12日)に次ぐ史上2番目の記録となります。
コメント
1年目からたくさんの騎乗依頼をいただいて、4年目まで順調に勝星をあげられているので感謝の気持ちしかありません。今年は怪我もしたりしましたが、重賞を勝つなど充実した一年でした。年末まで今日含めて3日ありますので、101勝、102勝とさらに勝星をあげていきたいと思います。
今日は寒い中、競馬場に足を運んでいただきありがとうございます。皆さんの前で100勝達成することができて、嬉しく思っています。明日も有馬記念がありますので、応援よろしくお願いいたします。
取消・変更等はございません(17時30分現在)
コメント
目標としていた150勝を超えて、(障害通算勝利数)単独8位になることができて良かったです。次は現役の北沢騎手や西谷騎手の記録なので、追い越せるように頑張っていきたいと思います。今後とも応援よろしくお願いします。