本競走は、1952年に創設された3歳馬による重賞競走で、創設当初は東京競馬場・芝1800メートルの別定重量で行われていた。その後、1958年に負担重量が定量に変更されたが、2003年より馬齢重量で行われている。また、距離・開催場は幾度かの変更を経たのち、1960年以降は中山競馬場・芝1800メートルで行われている。1958年より「皐月賞トライアル」のサブタイトルが付けられ、現在は3着以内馬に皐月賞への優先出走権が与えられている。
競走名のスプリング(Spring)は、英語で春という意味。
スタンド前からの発走で、内回りコースを1周する。スタート地点がゴール前の急坂の途中にあり、1コーナーまでの距離は約200メートルと短く、ゴール板を過ぎたところから2コーナーの手前まで上り坂になっているので、前半のペースは上がりづらい。2コーナーからバックストレッチにかけては下り勾配。このあたりから徐々にペースアップして3コーナー、4コーナーを迎える。ゴール前の直線は310メートル。直線半ばの急坂(高低差2.2メートル)を上るとまもなくゴール。好位置でレースを進めるには序盤の上りをいかにクリアするかがポイントで、坂に負けないパワーのある馬が流れに乗りやすい。
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