今週の注目レース

カペラステークス(GⅢ)

中山競馬場 1200メートル(ダート)別定 3歳以上オープン

出走馬情報

ジャスティン

牡6歳

調教師:矢作芳人(栗東)

  • 父:オルフェーヴル
  • 母:シナスタジア
  • 母の父:Gone West
ここに注目!

前走のオープン特別・室町S(阪神・ダート1200メートル)は先行争いが厳しく、59キログラムのトップハンデを背負って15着大敗を喫したが、2020年カペラSなど重賞3勝を挙げている実績馬。57キログラムの斤量なら本領発揮が期待できそうだ。

6歳初戦となった根岸Sで勝ち馬から0秒3差の4着に健闘。続くオープン特別・大和S(阪神・ダート1200メートル)は、58.5キログラムのトップハンデに加え、前半600メートル通過タイム33秒9のハイペースだったが、3コーナー付近で先頭に立つと、直線はリュウノユキナ以下の追い上げを振り切って通算9勝目をマークした。約6か月の休み明けとなった前々走のクラスターC(JpnⅢ・盛岡・ダート1200メートル)は勝ち馬から0秒4差の3着だったが、58キログラムを背負い、上位2頭との斤量差も踏まえれば、レース内容は悪くない。前走のオープン特別・室町S(15着)を1度使い、秋2戦目で状態面の上積みが見込めそう。あらためて注目したい。

リュウノユキナ

牡7歳

調教師:小野次郎(美浦)

  • 父:ヴァーミリアン
  • 母:ネオカラー
  • 母の父:クロフネ
ここに注目!

これまで交流重賞で2勝(2021年東京スプリント、同年クラスターC)をマーク。今年は勝ち星こそ挙げていないものの、5戦して2着4回、3着1回と安定感抜群。展開に左右されない自在性があり、主役候補に挙げられる。

前々走のクラスターC(JpnⅢ・盛岡・ダート1200メートル)は、大外枠からスタートを決めて先行集団を追走。水の浮く不良馬場で、勝ったオーロラテソーロとは位置取りの差も出たが、メンバー中最速タイとなる上がり3ハロン34秒4(推定)の末脚を駆使し、ゴール寸前でジャスティン(3着)をかわして2着に入った。前走のJBCスプリント(JpnⅠ・盛岡・ダート1200メートル)も、スタートが速く3番手を追走。ダンシングプリンスの逃げ切りを許したものの、直線でジワジワと差を詰めて3/4馬身差まで迫り、3着以下に3馬身差なら“負けてなお強し”と言えるだろう。中間も引き続き好調を維持しており、昨年2着の雪辱を果たしたい。

ハコダテブショウ

牡4歳

調教師:相沢郁(美浦)

  • 父:モーリス
  • 母:イチノヤジョウ
  • 母の父:アジュディケーティング
ここに注目!

中山・ダート1200メートルで全5勝中4勝を挙げており、前走のオープン特別・ながつきS(中山・ダート1200メートル、1着)では1分08秒4のJRAレコードを樹立している。今回は同型馬の出方が鍵になるが、スピードの絶対値は一枚上だ。

約4か月の休み明けとなった前々走のオープン特別・NST賞(新潟・ダート1200メートル)は、左回りで内にささり、直線の粘りも欠いて11着に敗れた。前走のオープン特別・ながつきSは、二の脚が速く、同型馬を制して先手を主張。脚抜きのいい不良馬場のなか、直線の入り口で2番手以下を突き放すと、最後までスピードが衰えずに3馬身差で完勝した。今回は2か月半ぶりの実戦になるが、本レースを目標に11月中旬から時計を出し始めて、入念な乗り込みを消化。追い切りでは好調時と遜色のない動きを見せており、力の出せる態勢が整っていそうだ。

リメイク

牡3歳

調教師:新谷功一(栗東)

  • 父:ラニ
  • 母:サリエル
  • 母の父:キングカメハメハ
ここに注目!

今春の昇竜S(中京・ダート1400メートル)、端午S(阪神・ダート1400メートル)でオープン特別を連勝。現3歳世代ではトップクラスのダート巧者だ。初の1200メートルへの対応は鍵だが、潜在能力はここでも互角以上だろう。

1番人気に支持された6月のユニコーンSは勝ち馬から0秒2差の6着に敗れたが、騎乗した福永祐一騎手が「いい形で競馬ができましたが、残り100メートルからは距離に限界があるような感じでした」と振り返ったように、敗因は明白だ。8月のクラスターC(JpnⅢ)は左飛節フレグモーネのため競走除外になり、約3か月ぶりの実戦となった前走のテレ玉杯オーバルスプリント(JpnⅢ・浦和・ダート1400メートル)はスッと前に取りついて4番手を追走。脚抜きのいい重馬場で、勝ったシャマルとは位置取りの差も出たが、直線でしっかりと脚を伸ばして0秒2差の2着に好走した。200メートルの距離短縮で、これまで以上のパフォーマンスを発揮しても不思議はない。

エアアルマス

牡7歳

調教師:池添学(栗東)

  • 父:Majestic Warrior
  • 母:Nokaze
  • 母の父:Empire Maker
ここに注目!

2020年東海Sで重賞タイトルを獲得。その後は成績不振だったが、前走のオープン特別・室町S(阪神・ダート1200メートル)で8勝目を挙げて、鮮やかな復活を遂げている。勝った勢いに乗って重賞2勝目を狙う。

7歳初戦となった根岸Sは直線で伸びを欠いて10着に敗退。約5か月半の休み明けだった前々走のプロキオンSは最内枠からハナを主張したが、先手争いが厳しく、直線で失速して13着に敗れた。約4か月の休養で立て直した前走のオープン特別・室町Sは、好スタートを決め、スッと前に取りついて3番手を追走。レースの前半600メートル通過タイム33秒3の速い流れだったが、直線半ばで先頭に躍り出ると、後続を突き放して2馬身1/2差で快勝した。コースレコードに0秒3差に迫る1分09秒1の走破時計も優秀。もまれ弱さがあり、スムーズに運べることが今回も好走の条件になりそうだ。

クロジシジョー

牡3歳

調教師:岡田稲男(栗東)

  • 父:フリオーソ
  • 母:サイレンスラヴ
  • 母の父:スペシャルウィーク
ここに注目!

ダート1200メートルで〔3・3・1・0〕と抜群の成績を挙げ、前走のオープン特別・大阪スポーツ杯(阪神・ダート1200メートル)では2着に好走。目下の充実ぶりは顕著で、初の重賞挑戦でも遜色のない競馬ができそうだ。

今夏の2勝クラス・浦佐特別(新潟・ダート1200メートル)、続く3勝クラス・浜松S(中京・ダート1200メートル)を連勝してオープンクラス入りを果たした。前走のオープン特別・大阪スポーツ杯は、脚をためて中団の6、7番手を追走。直線はデュアリストに先を越されてしまったが、その後を追うようにしっかり脚を伸ばし、レシプロケイト(3着)の追い上げを1/2馬身振り切って2着に好走した。今回は2か月ほど間隔が空いたが、中間は栗東坂路で自己ベストタイムをマークしており、状態は申し分ない。重賞初挑戦だが、末脚の生きる展開になれば上位争いに食い込むシーンもありそうだ。

オメガレインボー

牡6歳

調教師:安田翔伍(栗東)

  • 父:アイルハヴアナザー
  • 母:ワイキューブ
  • 母の父:アグネスタキオン
ここに注目!

初の1200メートルだった昨年のカペラSでは、4コーナー10番手から勝ち馬と0秒5差の3着まで追い上げて、スプリント適性を証明している。堅実な末脚が持ち味で、前が止まる展開になればチャンスがありそうだ。

今夏はオープン特別・マリーンS(函館・ダート1700メートル)4着をステップに、続くエルムSでは、先行策に出て3番手のインを追走。直線はフルデプスリーダー(1着)と併せるように脚を伸ばして0秒2差の3着に入った。約3か月の休み明けだった前走のオープン特別・室町S(阪神・ダート1200メートル)は、好スタートを決め、軽く促しながら6番手を追走。脚抜きのいい重馬場で、勝ったエアアルマスには離されたものの、直線はしっかり脚を伸ばして混戦の2着争いを制している。展開に左右されやすい脚質で勝ち味の遅さはあるが、昨年3着の本レースで念願の重賞タイトル獲得を目指す。

オーヴァーネクサス

牡5歳

調教師:松下武士(栗東)

  • 父:キズナ
  • 母:オーヴァーアンダー
  • 母の父:Seeking the Gold
ここに注目!

折り合い面の難しさが出世を妨げていたが、昨年11月以降は1400メートル以下に矛先を向け、前走のオープン特別・オータムリーフS(阪神・ダート1400メートル)で5勝目をマーク。重賞の速い流れはプラスに働きそうで、ここでも侮れない。

6月の3勝クラス・花のみちS(阪神・ダート1400メートル)を勝ち上がってオープンクラス入り。昇級初戦となったエニフS(リステッド・中京・ダート1400メートル)で勝ち馬から0秒2差の6着に健闘すると、続くオープン特別・大阪スポーツ杯(阪神・ダート1200メートル)では、外を回るコースロスがありながらも勝ち馬から0秒5差の4着に入った。前走のオープン特別・オータムリーフSは6番手のインを追走。直線は内ラチ沿いから馬群を抜け出し、ケイアイドリー(2着)との追い比べをハナ差制している。今回は重賞で相手強化の一戦になるが、ポテンシャルは引けを取らない。

(京増 真臣)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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