今週の注目レース

神戸新聞杯(GⅡ)

中京競馬場 2200メートル(芝)馬齢 牡・牝 3歳オープン

データ分析

菊花賞馬を多数輩出しているトライアル

3歳クラシック最終戦となる菊花賞のトライアルレースで、このレースから始動して菊の栄冠を手にした馬が過去に多数いる。京都競馬場の整備工事により、2020年と2021年に続き今年も中京・2200メートルで開催されるが、本番に向けて好スタートを切るのはどの馬か? 過去10年の結果から傾向を探ってみた。

上位人気馬が手堅く好走

過去10年の優勝馬のうち9頭は単勝オッズが3.9倍以下だった。唯一4倍以上の馬が勝利した2015年(リアファル、同8.0倍)も、2着には同1.9倍のリアルスティールが入っている。ちなみに、過去10年で馬連が万馬券となったことは一度もなく、1000円未満だったことが5回もあった。基本的には堅い重賞だと考えていい。〔表1〕

〔表1〕単勝オッズ別成績(過去10年)
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
3.9倍以下 9-3-1-3 56.3% 75.0% 81.3%
4.0倍以上 1-7-9-106 0.8% 6.5% 13.8%

JRA4勝以上の馬がいればかなり有力

過去10年の出走馬のうち、JRAで4勝以上を挙げていた馬は3着内率が85.7%と非常に高く、それに次ぐのが3勝馬となっている。好走率だけを見ると2勝馬は厳しく見えるが、2021年優勝のステラヴェローチェ、2020年2着のヴェルトライゼンデのように、重賞の連対実績があった2勝馬であれば勝負になっている。〔表2〕

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表2〕JRAでの通算勝利数別成績(過去10年)
JRAでの通算勝利数 成績 勝率 連対率 3着内率
4勝以上 5-0-1-1 71.4% 71.4% 85.7%
3勝 4-5-1-30 10.0% 22.5% 25.0%
2勝 1-4-7-61 1.4% 6.8% 16.4%
1勝 0-1-1-17 0% 5.3% 10.5%

ダービーからの休み明けとなった馬の好走が多い

過去10年の前走別成績で好走例が最も多いのは日本ダービー組で、その他を圧倒している。ちなみに日本ダービー組で当レースを勝った9頭は、全て日本ダービーで5着以内に入っていた。今年は日本ダービー上位馬の出走が少なくなりそうなので、他のレースから臨む馬にもチャンスがあるかもしれない。〔表3〕

〔表3〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
日本ダービー 9-6-2-29 19.6% 32.6% 37.0%
その他のJRA重賞 0-1-2-14 0% 5.9% 17.6%
オープン特別 0-0-2-8 0% 0% 20.0%
3勝クラス 1-0-0-3 25.0% 25.0% 25.0%
2勝クラス 0-3-2-32 0% 8.1% 13.5%
1勝クラス 0-0-2-19 0% 0% 9.5%
未勝利 0-0-0-1 0% 0% 0%
地方競馬のレース 0-0-0-3 0% 0% 0%

C.ルメール騎手が大活躍

騎手別の成績を見ると、C.ルメール騎手が過去10年で5戦4勝と大活躍している。ルメール騎手が手綱を取る馬は要チェックだ。福永騎手も7戦2勝2着2回と安定している。また、表に名前はないが、M.デムーロ騎手も1着こそないものの、3戦2着2回の成績を残している。〔表4〕

〔表4〕主な騎手別成績(過去10年)
騎手 成績 勝率 連対率 3着内率
C.ルメール 4-0-0-1 80.0% 80.0% 80.0%
福永祐一 2-2-0-3 28.6% 57.1% 57.1%
藤岡康太 1-1-0-4 16.7% 33.3% 33.3%
吉田隼人 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%
横山典弘 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%
内田博幸 1-0-0-0 100% 100% 100%
  • 注記:1着があった騎手のみ掲載
ウインファイブ対象レース
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勝っているのは3番人気以内だけ

〔表1〕の項で過去10年の優勝馬のうち9頭は単勝オッズ3.9倍以下だったと述べたが、残る1頭を含め過去10頭の優勝馬は全て単勝人気が3番人気以内だった。〔表5〕

〔表5〕単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1〜3番人気 10-5-4-11 33.3% 50.0% 63.3%
4〜8番人気 0-5-4-41 0% 10.0% 18.0%
9番人気以下 0-0-2-57 0% 0% 3.4%

さらに、優勝馬10頭のうち皐月賞または日本ダービーに出走経験があった馬は全て、いずれかのレースで5着以内に入っていた。まずは、3番人気以内の馬の中でクラシック上位歴のある馬を重視し、該当する馬がいない場合はその他の傾向もチェックしながら勝ち馬の候補を絞りたい。〔表6〕

(姫園 淀仁)

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表6〕優勝馬の単勝人気とクラシックでの着順(過去10年)
年度 優勝馬 単勝人気 皐月賞 日本ダービー
2012年 ゴールドシップ 1番人気 1着 5着
2013年 エピファネイア 1番人気 2着 2着
2014年 ワンアンドオンリー 1番人気 4着 1着
2015年 リアファル 3番人気 出走なし 出走なし
2016年 サトノダイヤモンド 1番人気 3着 2着
2017年 レイデオロ 1番人気 5着 1着
2018年 ワグネリアン 2番人気 7着 1着
2019年 サートゥルナーリア 1番人気 1着 4着
2020年 コントレイル 1番人気 1着 1着
2021年 ステラヴェローチェ 2番人気 3着 3着

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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