本競走は、小倉競馬場で行われる重賞競走の中で最も歴史が古く、1965年に3歳以上・ハンデキャップの重賞「小倉記念」として創設され、小倉競馬場・芝2000メートルで行われた。負担重量は1995年から1999年まで別定重量で行われたが、2000年から再びハンデキャップとなった。また、本競走は2006年から夏季競馬をさらに盛り上げるため設けられた「サマー2000シリーズ」の第3戦に指定されている。
4コーナー奥のポケットからのスタートで、1コーナーまでの距離は約470メートル。ホームストレッチを一杯に使った先行争いが繰り広げられるが、1コーナー手前から上り勾配となって一旦ペースが緩む。2コーナー付近が勾配の頂点になっていて、そこからバックストレッチ中盤まで緩やかに下る。その後、平坦の区間を挟んで3コーナーから4コーナーも緩やかな下りとなっている。ゴール前の直線は平坦な293メートルで、上がりは速くなりやすい。前半の上り坂の影響で、ペースにメリハリが生じるのが特徴。レースの最後で速い脚が求められるので、中盤で息を入れてタメを作って、直線勝負に向けて脚を温存する必要がある。一本調子のタイプには苦しいコース。
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