今週の注目レース

ディープインパクト追悼競走 レパードステークス(GⅢ)

新潟競馬場 1800メートル(ダート)馬齢 3歳オープン

出走馬情報

ハピ

牡3歳

調教師:大久保龍志(栗東)

  • 父:キズナ
  • 母:クイーンパイレーツ
  • 母の父:キングカメハメハ
ここに注目!

デビューから3連勝を飾った逸材。前走のジャパンダートダービー(JpnⅠ・大井・ダート2000メートル)では、最後方追走から勝ち馬と0秒3差の4着まで追い上げた。3戦3勝の1800メートル戦で重賞初Vを狙う。

デビューは今年1月の中京・ダート1800メートル戦。好位3番手から危なげなく抜け出して2馬身差の快勝だった。約2か月後の1勝クラス(阪神・ダート1800メートル)も勝ち上がり、続く鳳雛S(リステッド・中京・ダート1800メートル)も鮮やかに差し切って3連勝。2番人気に支持された前走のジャパンダートダービー(JpnⅠ)は前で粘る上位勢には届かなかったが、最後方から徐々にポジションを上げて4着まで浮上した。推定上がり3ハロンタイムは、キャリア4戦全てでメンバー中最速をマーク。決め手は世代トップクラスだ。

ホウオウルーレット

牡3歳

調教師:栗田徹(美浦)

  • 父:ロージズインメイ
  • 母:オメガフレグランス
  • 母の父:ゴールドアリュール
ここに注目!

ここまでの3勝は7馬身差、6馬身差、5馬身差の楽勝だった。半兄に東京大賞典(GⅠ)4連覇中のオメガパフューム(父スウェプトオーヴァーボード)がいる良血馬。オープンクラスの2戦は5着、2着だが、ここで重賞タイトル獲得を目指す。

危なげない勝ち方でデビューから2連勝。続くオープン特別・伏竜S(中山・ダート1800メートル)は単勝オッズ1.3倍の断然人気に支持され、先手を奪うもマークが厳しく5着に敗れた。ただ、当時の2着馬ノットゥルノはジャパンダートダービー(JpnⅠ)を、3着馬ペイシャエスはユニコーンSをのちに制しており、ハイレベルなメンバー相手に掲示板(5着以内)を確保した走りは評価できる。その後の2戦は差す競馬に脚質転換して2着、1着と好走し、学習能力の高さを証明した。舞台や展開を問わず堅実に走っており、初めての新潟コースにも対応できるはずだ。

タイセイドレフォン

牡3歳

調教師:西村真幸(栗東)

  • 父:ドレフォン
  • 母:デイトユアドリーム
  • 母の父:トワイニング
ここに注目!

未勝利(阪神・ダート1800メートル)勝ちは7馬身差、前走の2勝クラス・弥富特別(中京・ダート1800メートル)も8馬身差の圧勝と、勝ちっぷりの良さが光る。1700メートル以上の距離は〔3・2・0・0〕と崩れておらず、ここもチャンス十分だ。

昨年9月の芝1600メートルのデビュー戦は6着に敗れたが、ダートに転向して素質が開花した。ダート2戦目の未勝利を勝ち上がると、続く1勝クラス(小倉・ダート1700メートル)を連勝。ヒヤシンスS(リステッド・東京・ダート1600メートル)は流れに乗れず11着に敗れたが、距離を延ばした鳳雛S(リステッド・中京・ダート1800メートル)はハピに続く2着。オープンクラスでメドを立てた。前走の2勝クラス・弥富特別は8馬身差の圧勝劇。今回と同じコーナー通過4回の左回りコースを楽勝したことは、初参戦となる新潟にもつながるはずだ。

カフジオクタゴン

牡3歳

調教師:矢作芳人(栗東)

  • 父:モーリス
  • 母:メジロマリアン
  • 母の父:メジロベイリー
ここに注目!

通算成績〔3・2・0・2〕。5連対は栗東トレーニング・センターから近場の阪神と中京でマーク。一方、4着以下に敗れた2戦は中山と東京の関東圏だった。今回は新潟への輸送がポイントになるだろう。

昨年秋のデビューから馬体重は540キログラムを超え、迫力満点だった。初戦はデリカダと3馬身1/2差の2着に敗れたが、勝ち馬は無敗の3連勝でオープン特別・伏竜Sを制した逸材。強敵に食い下がり、非凡なポテンシャルを示した。次走で順当に勝ち上がり、1勝クラスは3戦目でV。経験を積みながら力をつけてきた。2勝クラスは2戦目となった前走の鷹取特別(阪神・ダート2000メートル)で3馬身差の快勝。早めに前に並びかけてねじ伏せた。その勝ちっぷりから、同世代相手の重賞ならチャンスは十分にあるだろう。

ラブパイロー

牝3歳

調教師:大和田成(美浦)

  • 父:パイロ
  • 母:グッドファッション
  • 母の父:アドマイヤマックス
ここに注目!

前走の関東オークス(JpnⅡ・川崎・ダート2100メートル)は逃げて2着に粘った。これまで逃げたレースでは〔2・1・0・1〕と好成績。いかに自分の形に持ち込めるかが鍵になりそうだ。

初勝利はデビュー4戦目の未勝利(福島・ダート1700メートル)。積極的に先手を奪い、そのまま押し切った。1秒7差をつけた3着馬グランブリッジは、のちに関東オークス(JpnⅡ)を勝っている。本馬は3歳になり芝路線へ挑戦すると、1勝クラス・ミモザ賞(中山・芝2000メートル)を逃げ切り、2勝目を挙げた。前々走のオークスは先手を奪えず15着に敗れたが、ダートに戻った前走の関東オークス(JpnⅡ、2着)は、逃げて持ち味のしぶとさを発揮。逃げたレースでのパフォーマンスが光るだけに、マイペースで行ければ粘り込みがあっていい。

シダー

牝3歳

調教師:本田優(栗東)

  • 父:ホッコータルマエ
  • 母:コウエイテンプウ
  • 母の父:デヒア
ここに注目!

約3か月の休養明けから2連勝中。距離を延ばした前走は逃げて押し切っており、充実ムードが漂う。父ホッコータルマエは2012年の本レースで重賞初制覇。偉大な父のように、ここから大舞台へと羽ばたきたい。

昨年10月のメイクデビュー阪神(ダート1400メートル)は2番手から抜け出し、3馬身差の快勝。昇級後は気性的な面もあり苦戦が続き、3走前にはブリンカーを着用したが15着に敗れた。そこから約3か月の休養を取ると、走りが一変。前々走の1勝クラス(中京・ダート1400メートル)は14番人気ながら好位直後から差し切り、前走の2勝クラス・対馬特別(小倉・ダート1700メートル)は逃げ切って連勝を飾った。近2走は最後まで集中して力を発揮できるようになっており、重賞でもスムーズな競馬ができればチャンスはありそうだ。

ヘラルドバローズ

牡3歳

調教師:寺島良(栗東)

  • 父:シニスターミニスター
  • 母:ホワットアスポット
  • 母の父:Arch
ここに注目!

1勝クラス(中京・ダート1800メートル)を勝ち上がっての重賞挑戦となるが、3走前(3着)、前々走(2着)ではオープンクラスで勝ち負けを演じた。重賞のメンバーに入っても能力は引けを取らないだろう。

キャリア6戦で〔2・3・1・0〕の成績が示す通り、まだ能力の底を見せていない。オープンクラスでは、昨年11月のオープン特別・カトレアSが後方から追い上げて0秒1差の3着、今年2月のヒヤシンスS(リステッド・ともに東京・ダート1600メートル)は先行してクビ差の2着と接戦を演じた。自己条件に戻った前走の1勝クラスは、2番手から危なげなく抜け出して3馬身差の快勝。今年はまだ2戦しか消化しておらず、伸びしろも見込める。キャリア6戦中5戦が左回りコースだったことから、初めての新潟でも不安はないはずだ。

(寺下 厚司)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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