今週の注目レース

3歳重賞馬連 京都新聞杯(GⅡ)

中京競馬場 2200メートル(芝)馬齢 3歳オープン

データ分析

日本ダービー出走へ望みをつなぐ重賞

京都新聞杯は日本ダービーのトライアルレースではないものの、収得賞金を加算して賞金順での出走を狙う馬が集う一戦。2019年のダービー馬ロジャーバローズは、当レース2着で収得賞金を加算したことで日本ダービーへの出走が叶った。なお、京都競馬場の整備工事に伴い昨年に続き中京競馬場での開催となるが、今回は過去10年の結果を参考にレースの傾向を探っていく。

JRA重賞組と1勝クラス組の争い

1勝馬の参戦も多い重賞だが、好走率では前走JRA重賞組の数値が最も高くなっている。なお、過去10年では前走で初勝利を挙げたばかりの新馬・未勝利組が3着以内に入ったことはない。また、前走が1勝クラスで2着以下に敗れていた馬は〔1・2・3・26〕とやや不振。好成績なのは1勝クラスで1着だった馬で、その中でも芝2000メートルから芝2400メートルのレースを勝って臨んだ馬が〔5・2・1・14〕(3着内率36.4%)となっている。〔表1〕

〔表1〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
JRA重賞 4-3-5-23 11.4% 20.0% 34.3%
オープン特別 0-1-1-14 0% 6.3% 12.5%
1勝クラス 6-6-4-49 9.2% 18.5% 24.6%
未勝利 0-0-0-27 0% 0% 0%
海外のレース 0-0-0-1 0% 0% 0%
  • 注記:リステッドはオープン特別に含む

なお、好走率は前走でもJRA重賞に出走していた馬が最も高いが、皐月賞だった馬は3着内率が16.7%と低調な数値になっている。JRA重賞からの臨戦となる場合はゆったりとしたローテーションの方が好ましいようで、毎日杯をはじめ中5週以上の間隔となるレースから臨んでくる馬が狙い目といえそうだ。〔表2〕

〔表2〕前走がJRA重賞だった馬の、前走別成績(過去10年)
前走(間隔) 成績 勝率 連対率 3着内率
皐月賞(中2週) 1-1-0-10 8.3% 16.7% 16.7%
アーリントンC(中2週) 0-0-0-1 0% 0% 0%
毎日杯(中5週) 2-1-2-5 20.0% 30.0% 50.0%
スプリングS(中6週) 0-1-1-4 0% 16.7% 33.3%
弥生賞(中8週) 0-0-1-2 0% 0% 33.3%
共同通信杯(中11週) 1-0-0-0 100% 100% 100%
きさらぎ賞(中12週) 0-0-1-1 0% 0% 50.0%

前走の単勝人気も要チェック

前走の単勝人気に注目すると、過去10年の3着以内馬30頭中26頭は前走で5番人気以内だった。そのなかでもJRA重賞で1番人気に支持されていた馬が〔2・0・0・0〕、1勝クラスで1番人気だった馬が〔3・4・2・10〕(3着内率47.4%)と、前走で1番人気に支持されていた馬が高確率で好走している。なお、前走が1勝クラスでも、6番人気以下だった馬は〔0・0・0・17〕と苦戦を強いられている。〔表3〕

〔表3〕前走の単勝人気別成績(過去10年)
前走の単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
5番人気以内 9-9-8-68 9.6% 19.1% 27.7%
6番人気以下 1-1-2-45 2.0% 4.1% 8.2%
  • 注記:前走が海外のレースだった馬は除く

芝2000メートル以上のレースを勝っている馬が中心

過去10年の出走馬について芝2000メートル以上での勝利数を調べてみると、2勝以上挙げていた馬が3着内率47.6%と優秀な成績を収めている。2勝以上馬は単勝6番人気以下であっても〔0・2・2・6〕(3着内率40.0%)と健闘しており、たとえ評価が低くても芝2000メートル以上で複数回勝っている馬には注目しておきたい。なお、芝2000メートル以上のレースを勝っていなかった馬は、1番人気に推されれば〔2・2・0・1〕(3着内率80.0%)と上々の成績を残しているが、6番人気以下だった場合は〔0・1・0・40〕(3着内率2.4%)と、ほとんど好走できていない点は覚えておきたい傾向だ。〔表4〕

(高那実 マヤ)

〔表4〕芝2000メートル以上での勝利数別成績(過去10年)
勝利数 成績 勝率 連対率 3着内率
2勝以上 3-3-4-11 14.3% 28.6% 47.6%
1勝 5-3-5-51 7.8% 12.5% 20.3%
0勝 2-4-1-52 3.4% 10.2% 11.9%

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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