今週の注目レース

3歳重賞馬連 アーリントンカップ(GⅢ)

阪神競馬場 1600メートル(芝・外)馬齢 3歳オープン

データ分析

3歳マイル王決定戦への切符を懸けた一戦

2014年優勝のミッキーアイルが続くNHKマイルCを制するなど、3歳マイル王決定戦に向けた重要な前哨戦に位置付けられているアーリントンC。2017年までは春の阪神開催の開幕週に行われていたが、2018年に4月半ばに移設されるとともにNHKマイルCのトライアルレースとなった。今回は過去10年の結果を参考に、好走馬に共通するポイントを探ってみたい。

堅く収まるか荒れるかは1番人気次第

過去10年の単勝人気別成績を調べると、1番人気は1着か4着以下と極端な成績ではあるものの、単勝オッズが3.5倍以下だった馬に限れば〔6・0・0・1〕と、勝率が85.7%まで上昇する。ちなみに、1番人気が敗れた4回中3回は、2番人気と3番人気も4着以下に敗れる波乱の決着となっている。2019年は3連単が“100万馬券”となっており、人気馬総崩れとなった年が少なくないことは覚えておきたい。〔表1〕

〔表1〕単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 6-0-0-4 60.0% 60.0% 60.0%
2番人気 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
3番人気 0-3-1-6 0% 30.0% 40.0%
4番人気 1-1-2-6 10.0% 20.0% 40.0%
5番人気 0-1-1-8 0% 10.0% 20.0%
6〜9番人気 1-3-5-31 2.5% 10.0% 22.5%
10番人気以下 1-1-1-39 2.4% 4.8% 7.1%

近年は朝日杯フューチュリティS組が活躍

過去10年の前走別成績を見ていくと、朝日杯フューチュリティS、シンザン記念といった芝1600メートルの重賞から臨んだ馬の活躍が目立ち、特に朝日杯フューチュリティS組は、4月の開催となった2018年以降に〔3・0・0・0〕と出色の成績を残している。ただし、同じ前走1600メートル戦組でも、前走が1勝クラスの芝1600メートル戦だった馬は、〔1・1・0・20〕と苦戦している点は覚えておきたい。〔表2〕

〔表2〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
朝日杯FS 3-2-0-8 23.1% 38.5% 38.5%
フィリーズレビュー 1-0-0-4 20.0% 20.0% 20.0%
シンザン記念 3-2-2-5 25.0% 41.7% 58.3%
きさらぎ賞 1-0-2-3 16.7% 16.7% 50.0%
ジュニアC 1-1-1-3 16.7% 33.3% 50.0%
1勝クラス 1-3-3-47 1.9% 7.4% 13.0%
新馬 0-0-1-4 0% 0% 20.0%
未勝利 0-1-1-6 0% 12.5% 25.0%
上記以外のレース 0-1-0-22 0% 4.3% 4.3%

芝1600メートルでの実績をチェック

NHKマイルCのトライアルとなる以前から同レースを目指す馬の参戦が多かったこともあり、高いマイル実績を持つ馬の活躍が目立っていた。そこで、過去10年の出走馬の過去の成績を調べると、オープンクラスの芝1600メートル戦で3着以内に入った経験があった馬が7勝を挙げるなど、3着内率44.4%という高い好走率をマークしている。なかでも阪神・芝1600メートルの重賞で3着以内に入っていた馬が〔3・1・0・1〕と優秀な成績で、NHKマイルCのトライアルとなった2018年以降の優勝馬は4頭中3頭がこれに該当していた。〔表3〕

(高那実 マヤ)

〔表3〕オープンクラスの芝1600メートル戦で3着以内に入った経験の有無別成績(過去10年)
経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 7-3-2-15 25.9% 37.0% 44.4%
なし 3-7-8-87 2.9% 9.5% 17.1%

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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