今週の注目レース

3歳重賞馬連 ニュージーランドトロフィー(GⅡ)

中山競馬場 1600メートル(芝・外)馬齢 牡・牝 3歳オープン

データ分析

中山マイルで行われる混戦模様のGⅠトライアル

3着までにNHKマイルCの優先出走権が与えられるトライアルレースで、最近は1番人気が7連敗中と混戦模様の重賞である。今回は過去10年の結果から傾向を探ってみた。

前走大敗は禁物

過去10年の優勝馬は全て前走で6着以内に入っていた。前走で7着以下に敗れていた馬の成績はいまひとつで、2019年に1番人気で4着に敗れたアガラスなど上位人気に応えられなかったケースもあるので注意したい。〔表1〕

〔表1〕前走の着順別成績(過去10年)
前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
6着以内 10-8-9-81 9.3% 16.7% 25.0%
7着以下 0-2-1-45 0% 4.2% 6.3%

また、前走の勝ち馬とのタイム差も重要で、勝ち馬から1秒以上離されていた馬の好走率は極端に低く割り引きが必要である。〔表2〕

〔表2〕前走の勝ち馬とのタイム差別成績(過去10年)
前走のタイム差 成績 勝率 連対率 3着内率
前走1着 5-4-3-47 8.5% 15.3% 20.3%
0.9秒以内 5-5-6-45 8.2% 16.4% 26.2%
1秒以上 0-1-1-34 0% 2.8% 5.6%

重賞3着以内の実績馬が有力

ニュージーランドTの主役候補は、JRA重賞で3着以内の実績がある馬。2013年から9年連続でこの実績のある馬が連対しており、昨年もバスラットレオン(シンザン記念3着ほか)が1着、タイムトゥヘヴン(京成杯2着)が2着と上位2頭がこの実績を持つ馬だった。逆に、重賞出走経験がありながら3着以内に入った経験のない馬は好走率が低くなっている。〔表3〕

〔表3〕JRA重賞での最高着順別成績(過去10年)
最高着順 成績 勝率 連対率 3着内率
3着以内 6-6-4-30 13.0% 26.1% 34.8%
4着以下 1-1-4-56 1.6% 3.2% 9.7%
重賞未出走 3-3-2-40 6.3% 12.5% 16.7%

1勝馬にもチャンスあり

過去10年の出走馬のJRAでの勝利数に注目すると、出走馬の大半は2勝馬で3着以内の回数でも2勝馬が最も多くなっているが、3着内率は1勝馬の方が高くなっている。特に最近は栗東所属の1勝馬の成績が良く、過去5年で〔2・1・2・4〕という成績だけに狙い目である。勝利数の多かった馬では、4勝馬の出走は過去10年で1回だけと出走自体がまれ。意外なのは、3勝馬が9頭出走して3着以内が1回だけと好走例が少ない点だ。〔表4〕

〔表4〕JRAでの通算勝利数別成績(過去10年)
通算勝利数 成績 勝率 連対率 3着内率
4勝 1-0-0-0 100% 100% 100%
3勝 0-0-1-8 0% 0% 11.1%
2勝 7-7-4-89 6.5% 13.1% 16.8%
1勝 2-3-5-27 5.4% 13.5% 27.0%
0勝 0-0-0-2 0% 0% 0%

馬体が絞れた馬に妙味

過去10年のニュージーランドTでは、馬体重が前走よりも減少していた馬が好成績を残している。暖かくなって馬体が絞りやすくなる時期だけに、前走より増加しているような馬には注意が必要だ。レース当日は馬体重の増減もチェックしておきたい。〔表5〕

(姫園 淀仁)

〔表5〕前走からの馬体重の増減別成績(過去10年)
馬体重 成績 勝率 連対率 3着内率
前走より減少 8-6-4-56 10.8% 18.9% 24.3%
前走と同じ 1-2-2-24 3.4% 10.3% 17.2%
前走より増加 1-2-4-46 1.9% 5.7% 13.2%

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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