今週の注目レース

報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)

中山競馬場 2000メートル(芝)馬齢 3歳オープン

データ分析

皐月賞と同舞台で行われるトライアル

当レースの優勝馬には2005年に無敗でクラシック三冠制覇を成し遂げたディープインパクトをはじめ多くの名馬の名が刻まれている。2021年優勝のタイトルホルダーが皐月賞で2着に入り、秋には菊花賞を制するなどクラシック戦線をにぎわせたことも記憶に新しいところ。今回は過去10年のデータを参考に傾向を探っていく。

オープンクラスのレースから臨む馬が中心

過去10年の前走別成績を調べると、前走がGⅠだった馬は3着内率が70%を超える数値となっている。また、GⅢやオープン特別だった馬も3着内率が30%以上となっている。なお、GⅡから臨んだ馬は3頭全てが4着以下に敗れているが、この3頭は全てGⅡ時代のホープフルSから臨んだ馬だった。GⅠ昇格後のホープフルS組は〔1・1・4・3〕(3着内率66.7%)という好成績になっている。〔表1〕

〔表1〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
GⅠ 2-3-7-5 11.8% 29.4% 70.6%
GⅡ 0-0-0-3 0% 0% 0%
GⅢ 4-3-3-22 12.5% 21.9% 31.3%
オープン特別 2-1-0-7 20.0% 30.0% 30.0%
1勝クラス 2-2-0-29 6.1% 12.1% 12.1%
新馬 0-1-0-7 0% 12.5% 12.5%
未勝利 0-0-0-9 0% 0% 0%
地方のレース 0-0-0-3 0% 0% 0%
  • 注記:リステッドはオープン特別に含む
  • 注記:当レースが初出走だった2018年10着のヘヴィータンクは除く

通算勝利数が多い馬ほど好成績

過去10年の通算勝利数別成績を見てみると、勝利数が多い馬ほど好走率が高くなっている。特に3勝していた馬は過半数が3着以内に入る活躍を見せており、実績上位の馬は高い評価が必要だろう。なお、1勝馬で3着以内に入った6頭のうち5頭は前走がオープンクラスだった。前走がオープンクラス以外だった1勝馬は〔0・1・0・31〕(3着内率3.1%)と苦戦する可能性が極めて高い。前走で初勝利を挙げたばかりの馬や1勝クラスで敗れていた馬は軽視してもよさそうだ。〔表2〕

〔表2〕通算勝利数別成績(過去10年)
通算勝利数 成績 勝率 連対率 3着内率
3勝 2-1-2-3 25.0% 37.5% 62.5%
2勝 6-8-5-36 10.9% 25.5% 34.5%
1勝 2-1-3-46 3.8% 5.8% 11.5%
  • 注記:当レースが初出走だった2018年10着のヘヴィータンクは除く

皐月賞馬の産駒が活躍

血統に注目すると、過去10年で皐月賞馬の産駒が7勝を挙げている。中でも、レース名にもなっているディープインパクトの産駒が2016年から2020年までの5連勝を含め、〔6・1・2・12〕(3着内率42.9%)と他を圧倒。同産駒の出走がなかった2021年は皐月賞と日本ダービーを制した二冠馬ドゥラメンテを父に持つタイトルホルダーが優勝しており、過去10年の全てで皐月賞馬の産駒が1頭は馬券に絡んでいる。〔表3〕

〔表3〕3着以内に入った皐月賞馬の産駒一覧(過去10年)
年度 着順 馬名
2012年 3着 アーデント ディープインパクト
2013年 1着 カミノタサハラ ディープインパクト
2着 ミヤジタイガ ネオユニヴァース
2014年 3着 アデイインザライフ ディープインパクト
2015年 2着 ブライトエンブレム ネオユニヴァース
2016年 1着 マカヒキ ディープインパクト
2017年 1着 カデナ ディープインパクト
2018年 1着 ダノンプレミアム ディープインパクト
2着 ワグネリアン ディープインパクト
2019年 1着 メイショウテンゲン ディープインパクト
3着 ブレイキングドーン ヴィクトワールピサ
2020年 1着 サトノフラッグ ディープインパクト
3着 オーソリティ オルフェーヴル
2021年 1着 タイトルホルダー ドゥラメンテ
ウインファイブ対象レース
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初勝利を挙げたレースに注目

過去10年の優勝馬は新馬勝ちを収めた馬と未勝利戦を勝ち上がった馬が半々となっているが、初勝利を挙げたレースはいずれも4大場(東京・中山・京都・阪神)で行われた芝1800メートル戦もしくは芝2000メートル戦だった。さらに、いずれの馬もそのレースで2番人気以内に支持されていた点も共通している。有力馬が集まりやすい4大場の中距離戦で上位人気の支持に応えた馬はより期待できるようだ。〔表4〕

(高那実 マヤ)

〔表4〕過去10年の優勝馬の初勝利を挙げたコースと単勝人気
年度 優勝馬 初勝利を挙げたコース 初勝利時の単勝人気
2012年 コスモオオゾラ 東京・芝2000m(未勝利) 2番人気
2013年 カミノタサハラ 東京・芝2000m(新馬) 2番人気
2014年 トゥザワールド 京都・芝1800m(未勝利) 1番人気
2015年 サトノクラウン 東京・芝1800m(新馬) 2番人気
2016年 マカヒキ 京都・芝1800m(新馬) 1番人気
2017年 カデナ 阪神・芝1800m(未勝利) 1番人気
2018年 ダノンプレミアム 阪神・芝1800m(新馬) 1番人気
2019年 メイショウテンゲン 阪神・芝1800m(未勝利) 1番人気
2020年 サトノフラッグ 東京・芝2000m(未勝利) 1番人気
2021年 タイトルホルダー 中山・芝1800m(新馬) 1番人気

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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