今週の注目レース

新潟記念(GⅢ)

新潟競馬場 2000メートル(芝・外)ハンデ 3歳以上オープン

データ分析

今夏の中距離王が決まる注目のハンデキャップ競走

2020年の新潟記念で自身初の重賞制覇を果たしたブラヴァスは、この勝利でサマー2000シリーズにおける獲得ポイントが15となり、同年のシリーズチャンピオンに輝いた。過去のサマー2000シリーズのチャンピオン(2019年は該当馬なし)14頭中11頭は、この新潟記念に出走してポイントを積み増した馬である。約2か月間にわたって繰り広げられたチャンピオン争いを締めくくる、見逃せない一戦だ。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみよう。

前走で上位人気に推されていた馬が中心

過去10年の3着以内馬延べ30頭中18頭は、前走の単勝人気が4番人気以内だった。一方、5番人気以下だった馬は3着内率11.7%とやや苦戦している。直近のレースを比較する際は、単勝人気にも注目してみたい。〔表1〕

〔表1〕前走の単勝人気別成績(過去10年)
前走の単勝人気 着度数 勝率 連対率 3着内率
4番人気以内 7-8-3-42 11.7% 25.0% 30.0%
5番人気以下 3-2-7-91 2.9% 4.9% 11.7%

馬格が明暗を分けそう

過去10年の3着以内馬延べ30頭中26頭は、前走の馬体重が470キログラム以上だった。一方、前走で470キログラム未満だった馬は3着内率7.5%と苦戦しているうえ、2015年以降の過去6年に限ると〔0・0・1・29〕(3着内率3.3%)である。比較的小柄な馬は評価を下げた方がよさそうだ。〔表2〕

〔表2〕前走の馬体重別成績(過去10年)
前走の馬体重 着度数 勝率 連対率 3着内率
470kg未満 2-1-1-49 3.8% 5.7% 7.5%
470kg以上 8-9-9-84 7.3% 15.5% 23.6%

近年は6歳以上の馬が不振

過去5年の3着以内馬延べ15頭中13頭は、年齢が5歳以下だった。一方、6歳以上だった馬は3着内率4.8%と苦戦している。2015年以前は6歳以上の馬の好走も少なくなかったが、近年の傾向を重視するならば、5歳以下の馬を高く評価すべきだろう。〔表3〕

〔表3〕年齢別成績(過去5年)
年齢 着度数 勝率 連対率 3着内率
5歳以下 5-5-3-29 11.9% 23.8% 31.0%
6歳以上 0-0-2-40 0% 0% 4.8%

前走の末脚に注目

過去5年の3着以内馬延べ15頭中13頭は、前走の上がり3ハロンタイム(推定)順位が5位以内だった。一方、6位以下だった馬は3着内率5.9%と苦戦している。前走で上位の上がり3ハロンタイム(推定)をマークできなかった馬は、過信禁物とみておきたい。ちなみに、6位以下だった馬で3着以内に入った2頭は、いずれも前走がGⅠだった。〔表4〕

〔表4〕前走の上がり3ハロンタイム(推定)順位別成績(過去5年)
前走の上がり3Fタイム(推定)順位 着度数 勝率 連対率 3着内率
5位以内 4-4-5-37 8.0% 16.0% 26.0%
6位以下 1-1-0-32 2.9% 5.9% 5.9%
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前走の距離も見逃せないポイント

過去5年の優勝馬5頭は、いずれも前走の距離が2000メートル以上だった。前走から距離延長となる馬は割り引きが必要だ。また、この5頭は前走の馬体重が470キログラム以上だった点、年齢が5歳以下だった点も共通している。〔表2〕や〔表3〕で挙げた傾向も重視すべきだろう。〔表5〕

(伊吹 雅也)

〔表5〕優勝馬の、前走の距離、前走の馬体重、年齢(過去5年)
年次 優勝馬 前走の距離 前走の馬体重 年齢
2016年 アデイインザライフ 2000m 560kg 5歳
2017年 タツゴウゲキ 2000m 482kg 5歳
2018年 ブラストワンピース 2400m 532kg 3歳
2019年 ユーキャンスマイル 3200m 492kg 4歳
2020年 ブラヴァス 2000m 492kg 4歳

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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