今週の注目レース

3歳重賞馬連 NHKマイルカップ(GⅠ)

東京競馬場 1600メートル(芝)定量 牡・牝 3歳オープン

データ分析

3歳春のマイル王者決定戦

3歳春のマイルチャンピオンを決する一戦ながら、歴代優勝馬には次走で日本ダービーを制する偉業を成し遂げたキングカメハメハ、ディープスカイといった名馬の名が刻まれている。ここでは過去10年の結果から、レース傾向に迫ってみよう。

JRAで3連対以上の実績が必要

過去10年の出走馬の戦績を調べると、3着以内馬30頭中27頭はJRAのレースで3回以上連対した実績を有していた。連対数が3回と4回以上の2組を比較すると、3着内率に大きな差はないものの、1着の数で4回以上が7勝、3回が3勝と大きな差がついている。勝ち馬を予想する際には、より連対回数の多い馬を重視したいところだ。〔表1〕

〔表1〕JRAでの連対数別成績(過去10年)
連対数 成績 勝率 連対率 3着内率
4回以上 7-3-3-53 10.6% 15.2% 19.7%
3回 3-6-5-56 4.3% 12.9% 20.0%
2回 0-1-2-39 0% 2.4% 7.1%
1回 0-0-0-2 0% 0% 0%

年明け以降の出走回数に注目

過去10年の出走馬の年明け以降の出走回数を調べると、優勝馬10頭中6頭が2回、4頭が3回で、それ以外だった馬の優勝はない。しかし、3着内率に注目すると、1回だった馬が29.2%でトップに立っている。この辺りは予想する上で参考になりそうだ。〔表2〕

〔表2〕年明け以降の出走数別成績(過去10年)
出走数 成績 勝率 連対率 3着内率
4回以上 0-1-0-23 0% 4.2% 4.2%
3回 4-2-4-44 7.4% 11.1% 18.5%
2回 6-4-2-63 8.0% 13.3% 16.0%
1回 0-3-4-17 0% 12.5% 29.2%
0回 0-0-0-3 0% 0% 0%

前走で先行していた馬が優勢

過去10年の出走馬の前走の4コーナーの通過順別成績を調べると、優勝馬10頭中8頭は前走の4コーナーを5番手以内で通過していた。好走率で見ても、5番手以内組の数値が高くなっている。軸馬は先行できる馬から選ぶのがよさそうだ。ただし、3着には10番手以下だった馬が5頭入るなど、2着と3着には前走で差し、追い込みの競馬をしていた馬も入っている。〔表3〕

〔表3〕前走の4コーナーの通過順別成績(過去10年)
通過順 成績 勝率 連対率 3着内率
5番手以内 8-5-4-58 10.7% 17.3% 22.7%
6番手〜9番手 1-3-1-48 1.9% 7.5% 9.4%
10番手以下 1-2-5-44 1.9% 5.8% 15.4%

前走で1番人気だった馬が強い

過去10年の出走馬の前走の単勝人気別成績を調べると、前走で1番人気に支持されていた馬が6勝を挙げ、3着内率で40.0%をマークしている。ちなみに、前走1番人気で3着以内に入った10頭中9頭は、前走が重賞だった。ハイレベルなレースで1番人気に支持されていた馬は、GⅠのここでも好走する可能性が高いようだ。〔表4〕

〔表4〕前走の単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 6-3-1-15 24.0% 36.0% 40.0%
2番人気 1-4-0-20 4.0% 20.0% 20.0%
3番人気 0-0-0-20 0% 0% 0%
4番人気 1-1-4-14 5.0% 10.0% 30.0%
5番人気 0-1-1-10 0% 8.3% 16.7%
6番手〜9番人気 1-1-2-40 2.3% 4.5% 9.1%
10番人気以下 1-0-2-31 2.9% 2.9% 8.6%
ウインファイブ対象レース
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重賞実績に注目

2014年以降の優勝馬7頭は、重賞での最高着順が2着以内、かつ複数回3着以内に入っていた。勝ち馬を予想する際は、重賞で何度も好走を重ねてきた馬を高く評価すべきだろう。〔表5〕

(河野 道夫)

〔表5〕優勝馬の重賞3着以内実績(過去7年)
年度 優勝馬 3着以内に入った重賞
2014年 ミッキーアイル アーリントンC1着、シンザン記念1着
2015年 クラリティスカイ いちょうS1着、朝日杯FS3着
2016年 メジャーエンブレム 阪神JF1着、クイーンC1着、アルテミスS2着
2017年 アエロリット クイーンC2着、フェアリーS2着
2018年 ケイアイノーテック ニュージーランドT2着、デイリー杯2歳S3着
2019年 アドマイヤマーズ 朝日杯FS1着、デイリー杯2歳S1着、共同通信杯2着
2020年 ラウダシオン ファルコンS2着、小倉2歳S3着

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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