今週の注目レース

3歳重賞馬連 アーリントンカップ(GⅢ)

阪神競馬場 1600メートル(芝・外)馬齢 3歳オープン

データ分析

大舞台へ向けて3歳馬が飛躍を遂げる

アーリントンCは春の3歳マイル王者を決するNHKマイルCのトライアルとして行われており、2014年の勝ち馬ミッキーアイルが本番のNHKマイルCを制覇するなど、後の名マイラーや名スプリンターが歴代勝ち馬に名を連ねている。2018年に開催時期が約1か月半繰り下げられ、以降は4月の中旬に行われているが、ここでは過去10年の結果を分析する。

前走がオープンクラスだった馬に注目

前走別成績をまとめると、3着内率が高いのはGⅢ、GⅠに出走していた馬だ。また、1勝クラスの3着内率をオープン特別が上回っていることからも、まずは、前走でオープンクラスのレースに出走していた馬に注目すべきといえそうだ。〔表1〕

〔表1〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
GⅠ 2-2-0-9 15.4% 30.8% 30.8%
GⅡ 1-0-0-8 11.1% 11.1% 11.1%
GⅢ 4-3-4-15 15.4% 26.9% 42.3%
オープン特別 1-1-1-9 8.3% 16.7% 25.0%
1勝クラス 2-4-3-43 3.8% 11.5% 17.3%
新馬 0-0-1-4 0% 0% 20.0%
未勝利 0-0-1-6 0% 0% 14.3%
地方競馬のレース 0-0-0-3 0% 0% 0%

前走で単勝6番人気以下だった馬は苦戦傾向

前走の単勝人気別成績を調べてみると、前走5番人気以内の各組は3着内率が25%以上あるのに対し、6番人気以下の各組は同9%未満と苦戦傾向にある。〔表1〕で前走が1勝クラス以下だった3着以内馬は計11頭いるが、そのうち10頭は前走で2番人気以内だった。前走が1勝クラス以下だった場合はそこで2番人気以内に支持されていたかどうかが一つの目安になりそうだ。前走がオープンクラスだった馬では、そのレースで6番人気以下だった馬が〔2・1・0・22〕という成績で3着内率が12.0%にとどまっていることからも、前走での単勝人気が上位だった馬に高い評価を与えるべきだろう。〔表2〕

〔表2〕前走の単勝人気別成績(過去10年)
前走の単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 4-2-4-22 12.5% 18.8% 31.3%
2番人気 2-2-2-10 12.5% 25.0% 37.5%
3番人気 1-1-1-9 8.3% 16.7% 25.0%
4番人気 1-2-1-12 6.3% 18.8% 25.0%
5番人気 0-2-2-9 0% 15.4% 30.8%
6番人気〜9番人気 2-0-0-22 8.3% 8.3% 8.3%
10番人気以下 0-1-0-13 0% 7.1% 7.1%

近走の着順は要チェック

過去10年の出走馬について、過去4走の最低着順別に成績を調べると、優勝馬10頭中9頭は過去4走で5着以下に敗れた経験がなかった。最低着順が「2着」と「3着」だった2組は3着内率が40%を超えている。ただし、「5着」と「6着から9着」の2組も勝率こそ低いものの3着内率は30%を超えているだけに、軽視は禁物だろう。その一方で、過去4走が全て1着だった馬や、10着以下に敗れていた馬は3着内率が10%以下となっており、割り引きが必要だろう。〔表3〕

(河野 道夫)

〔表3〕過去4走の最低着順別成績(過去10年)
過去4走の最低着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 0-0-1-9 0% 0% 10.0%
2着 3-0-0-4 42.9% 42.9% 42.9%
3着 4-0-2-7 30.8% 30.8% 46.2%
4着 2-1-1-10 14.3% 21.4% 28.6%
5着 0-3-3-13 0% 15.8% 31.6%
6着〜9着 1-5-3-21 3.3% 20.0% 30.0%
10着以下 0-1-0-33 0% 2.9% 2.9%

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

ページトップへ戻る
表示モード: