今週の注目レース

3歳重賞馬連 中日スポーツ賞ファルコンステークス(GⅢ)

中京競馬場 1400メートル(芝)別定 3歳オープン

データ分析

スピード自慢の快速3歳馬が中京に集結

中京競馬場がリニューアルオープンした2012年以降、3月の中京で芝1400メートルのGⅢとして行われているのがファルコンSである。未来の短距離GⅠを狙うスピード自慢の3歳馬が中京に集結して己のスピードを競い合う。今回は中京・芝1400メートルで行われた過去9年のデータからレースの行方を探ってみた。

コースロスが生じやすい外枠は苦戦

過去9回のうち6回がフルゲートの18頭立て、残り3回も15頭か16頭立てで行われているように、ファルコンSは多頭数になりやすい。頭数が多いため外枠に入った馬はコースロスが生じやすい分苦戦しているようで、連対率や3着内率は、1番から10番が高く、11番から18番の好走率が低くなっている。ちなみに、11番から外の馬番で3着以内に入った馬は全て単勝4番人気以内だった。今年も内寄りの馬番となった馬から軸馬を選びたい。〔表1〕

〔表1〕馬番別成績(過去9年)
馬番 成績 勝率 連対率 3着内率
1番〜10番 6-7-8-69 6.7% 14.4% 23.3%
11番〜18番 3-2-1-59 4.6% 7.7% 9.2%

短期休養明けの馬が有力

前走との間隔別成績を調べると、3着内率が高いのは12月から1月にかけてレースを使われ2か月から3か月の休養をとった馬だ。特に前走でGⅠを使われた後に短期休養していた馬の好走率が高い。レース間隔が中4週から中8週だった馬の中では、前走で東京競馬場のレースを勝っていた馬が3勝2着1回と好成績を残している。東京競馬場も中京競馬場も左回りで直線が長いコースなので、東京競馬場に適性がある馬は中京競馬場にも適性があるのだろう。〔表2〕

〔表2〕前走との間隔別成績(過去9年)
間隔 成績 勝率 連対率 3着内率
連闘 0-0-0-1 0% 0% 0%
中1週 0-0-0-14 0% 0% 0%
中2週 2-1-3-30 5.6% 8.3% 16.7%
中3週 0-2-1-12 0% 13.3% 20.0%
中4週〜中8週 5-2-0-41 10.4% 14.6% 14.6%
中9週以上 2-4-5-30 4.9% 14.6% 26.8%

距離短縮馬が好成績で距離延長馬は不振

前走が1400メートルを超える距離だった馬の成績が優秀で、その中でも芝のマイル重賞からの転戦馬は〔5・4・5・29〕(3着内率32.6%)と安定感がある。この時期のマイル重賞はレベルが高いためか、そこでの着順にかかわらず好走馬が出ている。逆に、前走が1400メートルだった馬はそこで1着になっていることが望ましいようで、該当馬は〔3・3・1・13〕(3着内率35.0%)となっている。なお、前走が1400メートル未満だった馬で3着以内に入った馬は過去9年で1頭だけなので、データ的には軽視できる。〔表3〕

〔表3〕前走の距離別成績(過去9年)
前走の距離 成績 勝率 連対率 3着内率
1400m未満 0-0-1-37 0% 0% 2.6%
1400m 4-4-2-42 7.7% 15.4% 19.2%
1400m超 5-5-6-49 7.7% 15.4% 24.6%

ミドルペースからハイペースで好走できる馬を狙いたい

過去9年のファルコンSは全て前半3ハロンの方が後半3ハロンよりもラップタイムが速い、いわゆる前傾ラップのレースが展開された。過去に逃げ・先行策で好成績を挙げた短距離馬の出走が多く、ペースが速くなりやすいようだ。過去9年で逃げ馬が馬券に絡んだことはなく、4コーナーを10番手以下で通過した馬が上位に食い込むケースも多いので、過去に出走したレースのラップや上がり3ハロン推定タイムなどから、差してきそうな馬を見抜きたい。〔表4〕

(姫園 淀仁)

〔表4〕前後半3ハロンのラップと1着馬、2着馬の4コーナー通過順(過去9年)
年度 前半3ハロン 後半3ハロン 1着馬 2着馬
2012年 34.8秒 36.8秒 15番手 8番手
2013年 34.9秒 35.5秒 9番手 6番手
2014年 33.0秒 36.3秒 15番手 10番手
2015年 34.4秒 36.9秒 3番手 2番手
2016年 33.3秒 39.7秒 12番手 13番手
2017年 34.0秒 35.3秒 10番手 3番手
2018年 34.9秒 35.5秒 4番手 4番手
2019年 34.2秒 35.0秒 12番手 9番手
2020年 33.8秒 35.8秒 5番手 4番手

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

ページトップへ戻る
表示モード: