今週の注目レース

チューリップ賞(GⅡ)

阪神競馬場 1600メートル(芝・外)馬齢 (牝) 3歳オープン

データ分析

牝馬クラシック第一弾・桜花賞のトライアルレース

過去10年の桜花賞馬のうち、このチューリップ賞から臨んだ馬は5頭を数える。ただし、チューリップ賞と桜花賞を連勝した馬は2014年のハープスター1頭だけで、ここで負けていた馬が本番で巻き返すケースが多い。ここでは過去10年のデータを分析する。

前走で4着以下だった馬の優勝はなし

過去10年の前走の着順別成績をまとめると、まず目にとまるのが、優勝馬10頭がいずれも前走で3着以内だったことだろう。好走率でも3着以内の各組が上位となっている。まずは前走で3着以内だった馬を重視するのが得策と言えるだろう。〔表1〕

〔表1〕前走の着順別成績(過去10年)
前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 6-3-2-33 13.6% 20.5% 25.0%
2着 3-2-3-7 20.0% 33.3% 53.3%
3着 1-2-2-15 5.0% 15.0% 25.0%
4着 0-1-0-11 0% 8.3% 8.3%
5着 0-1-2-8 0% 9.1% 27.3%
6着〜9着 0-1-1-21 0% 4.3% 8.7%
10着以下 0-0-0-11 0% 0% 0%

年明け初戦の馬が優勢

過去10年の出走馬について、年明け以降の出走回数別に成績を調べると、このチューリップ賞が年明け初戦だった馬が、3着内率で50.0%という高い数値をマークしている。また、年明け初戦組の3着以内馬21頭のうち17頭が、前走で阪神ジュベナイルフィリーズに出走していたことから、同レースから直行してきた馬には大いに注目してみたい。〔表2〕

〔表2〕年明け以降の出走回数別成績(過去10年)
年明け以降の出走回数 成績 勝率 連対率 3着内率
2回以上 1-1-2-28 3.1% 6.3% 12.5%
1回 1-3-1-57 1.6% 6.5% 8.1%
0回 8-6-7-21 19.0% 33.3% 50.0%

重賞で上位に入った実績に注目

過去10年の出走馬について、過去4走以内におけるJRA重賞での最高着順別に成績をまとめると、過去4走以内に重賞出走歴のあった馬の中では、2着以内に入った実績のある馬しか優勝していない。また、3着以内の各組は3着内率が50%を超え、4着組が33.3%でそれに続いており、5着以下だった馬は1頭も3着以内に入っていない。過去4走で重賞に不出走だった馬も8頭が3着以内に入っているが、3着内率は10.3%にとどまっている。JRA重賞で上位に入った実績のある馬を高く評価すべきだろう。〔表3〕

〔表3〕過去4走におけるJRA重賞での最高着順別成績(過去10年)
最高着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 6-1-3-7 35.3% 41.2% 58.8%
2着 2-2-3-5 16.7% 33.3% 58.3%
3着 0-3-1-3 0% 42.9% 57.1%
4着 0-1-0-2 0% 33.3% 33.3%
5着以下 0-0-0-19 0% 0% 0%
重賞不出走 2-3-3-70 2.6% 6.4% 10.3%

初勝利直後の着順に注目

2014年以降の優勝馬7頭は、いずれも初勝利直後のレースで1着だった。今年もこのデータに該当する馬を優勝候補として考えたい。〔表4〕

(河野 道夫)

〔表4〕優勝馬の初勝利直後のレースでの着順(過去7年)
年度 優勝馬 初勝利直後のレースでの着順
2014年 ハープスター 1着(新潟2歳S)
2015年 ココロノアイ 1着(アルテミスS)
2016年 シンハライト 1着(紅梅S)
2017年 ソウルスターリング 1着(アイビーS)
2018年 ラッキーライラック 1着(アルテミスS)
2019年 ダノンファンタジー 1着(ファンタジーS)
2020年 マルターズディオサ 1着(サフラン賞)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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