今週の注目レース

デイリー杯クイーンカップ(GⅢ)

東京競馬場 1600メートル(芝)別定 (牝) 3歳オープン

データ分析

GⅠを目指す3歳牝馬たちの熱演

クイーンCは後にGⅠで活躍する名牝がよく輩出される3歳重賞で、2019年優勝のクロノジェネシスが昨年の宝塚記念と有馬記念を優勝したのは記憶に新しい。出走馬の実力差が大きくなりやすいためか、2002年以降の勝ち馬は全て4番人気以内で大波乱は少ない。はたして今年の結末は? 過去10年のデータから傾向を探ってみた。

キャリア3戦の馬が中心

キャリア(通算出走回数)別の成績を調べてみると、3着以内馬はキャリア3戦の馬が最も多い。昨年は「新馬戦4着→未勝利戦1着→ラジオNIKKEI杯京都2歳S2着」で臨んだミヤマザクラが優勝し、2着にも同じくキャリア3戦のマジックキャッスルが入った。2019年もキャリア3戦の馬によるワンツー決着となっている。キャリア6戦以上の馬は不振で、2011年3着のデルマドゥルガーを最後に馬券に絡んでいない。〔表1〕

〔表1〕キャリア別成績表(過去10年)
キャリア 成績 勝率 連対率 3着内率
1戦 0-1-2-13 0% 6.3% 18.8%
2戦 2-1-3-21 7.4% 11.1% 22.2%
3戦 5-5-1-20 16.1% 32.3% 35.5%
4戦 2-2-2-25 6.5% 12.9% 19.4%
5戦 1-1-2-14 5.6% 11.1% 22.2%
6戦以上 0-0-1-25 0% 0% 3.8%
  • 注記:2013年は3着同着

前走が1600メートル以上の馬に好走馬が集中

過去10年の3着以内馬31頭中30頭は、前走でも1600メートル以上のレースを使われていた。前走が1600メートル未満だった馬は軽視していいだろう。好走例が多いのは前走1600メートル組だが、勝率が高いのは前走が1600メートルを超える距離だった距離短縮組だ。特に前走が2000メートルだった馬は7頭が出走し、2020年ミヤマザクラ、2017年アドマイヤミヤビ、2012年ヴィルシーナと3頭が優勝している。〔表2〕

〔表2〕前走の距離別成績(過去10年)
前走の距離 成績 勝率 連対率 3着内率
1600m未満 0-1-0-21 0% 4.5% 4.5%
1600m 7-9-10-85 6.3% 14.4% 23.4%
1600m超 3-0-1-12 18.8% 18.8% 25.0%
  • 注記:2013年は3着同着

阪神JF組・フェアリーS組・1勝クラス組の三つ巴

前走別成績では、GⅠ組(全て阪神ジュベナイルフィリーズ)が4勝、GⅢ組(フェアリーS、ラジオNIKKEI杯京都2歳Sなど)が3勝、1勝クラス組が3勝と、三つ巴の様相を呈している。新馬・未勝利戦だった馬や、オープン特別だった馬の成績はいまひとつなので軸には選びづらい。具体的に見ていくと、GⅠ組とGⅢ組は勝ち馬から0秒5差以内に入線していたかどうか、1勝クラス組はそのレースを勝っていたかどうかが取捨の目安になる。〔表3〕

(姫園 淀仁)

〔表3〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
GⅠ 4-4-2-10 20.0% 40.0% 50.0%
GⅡ 0-0-0-0 - - -
GⅢ 3-3-4-23 9.1% 18.2% 30.3%
オープン特別 0-0-1-4 0% 0% 20.0%
1勝クラス 3-1-1-39 6.8% 9.1% 11.4%
新馬 0-1-2-13 0% 6.3% 18.8%
未勝利 0-1-1-22 0% 4.2% 8.3%
地方のレース 0-0-0-7 0% 0% 0%
  • 注記:2013年は3着同着
  • 注記:GⅢ格付け以前のアルテミスSはGⅢとして集計

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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