今週の注目レース

秋の2歳単勝馬連 KBS京都賞ファンタジーステークス(GⅢ)

阪神競馬場 1400メートル(芝)馬齢 (牝) 2歳オープン

データ分析

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

直近2回の優勝馬が2歳牝馬チャンピオンに輝いている注目の前哨戦

2018年のダノンファンタジー、昨年のレシステンシアと2年続けてファンタジーSの優勝馬が阪神ジュベナイルフィリーズを制している。2歳牝馬のチャンピオン決定戦を占う上で見逃せない一戦だ。今年は京都競馬場の整備工事により、本番と同じ阪神競馬場での開催となる前哨戦について、過去10年の結果からレースの傾向を探ってみよう。

前走の格と勢いを重視

過去10年の前走別成績を見ると、重賞から臨んだ馬が最多の4勝を挙げている。3着内率も40.9%と優秀で、デビューから日の浅い2歳馬にとって重賞への出走経験は強みになっているといえそうだ。なお、残る6勝は前走が新馬戦だった馬と未勝利戦だった馬が3勝ずつ分け合っている。初勝利を挙げたばかりの馬にも注目したい。一方、前走でオープン特別または1勝クラス(旧500万下)に出走していた馬は3着内率が10%前後と強調できず、評価は控えめにした方がいいだろう。〔表1〕

〔表1〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
重賞 4-2-3-13 18.2% 27.3% 40.9%
オープン特別 0-1-3-25 0% 3.4% 13.8%
1勝クラス(旧500万下) 0-3-0-28 0% 9.7% 9.7%
新馬 3-3-0-24 10.0% 20.0% 20.0%
未勝利 3-1-4-19 11.1% 14.8% 29.6%
地方競馬のレース 0-0-0-2 0% 0% 0%

デビューが早い馬ほど好成績

過去10年の出走馬について、デビューした月別に成績をまとめると、3着以内馬30頭中27頭は8月以前にデビューした馬だった。9月以降にデビューした馬は割り引いた方がよさそうだ。さらに、3着内率でトップの6月デビュー馬は2011年にアイムユアーズが8番人気、2014年にはクールホタルビが14番人気で勝利を収めるなど、3着以内に入った11頭中7頭は6番人気以下だった。6月デビューの馬はたとえ人気がなくとも軽視は禁物だろう。〔表2〕

〔表2〕デビュー戦の月別成績(過去10年)
デビュー戦 成績 勝率 連対率 3着内率
6月 3-4-4-26 8.1% 18.9% 29.7%
7月 2-3-5-32 4.8% 11.9% 23.8%
8月 3-2-1-25 9.7% 16.1% 19.4%
9月 1-1-0-16 5.6% 11.1% 11.1%
10月 1-0-0-12 7.7% 7.7% 7.7%

初勝利を挙げるのに3戦以上を要した馬は割り引き

過去10年の出走馬について初勝利を挙げるまでにかかったレース数を調べてみると、3着以内馬30頭中16頭はデビュー戦で勝利を挙げていた。ただし、好走率では2戦目で初勝利を挙げた馬の方が高くなっており、2戦目で未勝利戦を勝ち上がりファンタジーSが3戦目となった馬の成績は〔3・1・1・7〕で3着内率41.7%とより好走率が高くなっている。なお、初勝利を挙げるのに3戦以上要した馬は連対がない。デビューから2戦以内に初勝利を挙げた馬を重視したい。〔表3〕

(高那実 マヤ)

〔表3〕初勝利を挙げるまでにかかったレース数別成績(過去10年)
レース数 成績 勝率 連対率 3着内率
1戦 6-5-5-69 7.1% 12.9% 18.8%
2戦 4-5-2-20 12.9% 29.0% 35.5%
3戦以上 0-0-3-22 0% 0% 12.0%

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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