今週の注目レース

京王杯2歳ステークス(GⅡ)

東京競馬場 1400メートル(芝)馬齢 2歳オープン

データ分析

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

2歳マイルGⅠへのステップは牡馬が21連勝中

12月の2歳マイルGⅠ、阪神ジュベナイルフィリーズと朝日杯フューチュリティSに向けた前哨戦に位置付けられている2歳重賞。1999年から牡馬が21連勝中で、牝馬は同時期にファンタジーSやアルテミスSがあるためか、参戦が少なく好走率も低い(過去10年で牝馬は26頭が出走して3着以内が2回、3着内率7.7%)。今年も牡馬の連勝が伸びるのだろうか。

関東の重賞だが近年は関西馬が活躍

東京競馬場で行われる重賞だけに出走頭数が多いのは関東馬だが、過去10年で好走例が多く好走率が高いのは関西馬だ。好走率の数値には大きな開きがある。特にここ5年は傾向がより顕著で、関西馬の3着内率は44.0%に達している。ちなみに、昨年は出走馬10頭のうち関西馬は4頭だけだったが、3着以内を独占した。〔表1〕

〔表1〕所属別成績(過去10年)
所属 成績 勝率 連対率 3着内率
関東(美浦) 3-3-4-64 4.1% 8.1% 13.5%
関西(栗東) 7-7-6-36 12.5% 25.0% 35.7%
地方競馬 0-0-0-1 0% 0% 0%

重賞を使われてきた馬が中心

キャリアの浅い馬が集まる2歳重賞なので、新馬戦や未勝利戦を勝ち上がったばかりの馬も出走してくるが、中心になるのはやはり前走でも重賞に出走していた馬だ。中でも前走が重賞だった関西馬は〔5・3・3・11〕という成績で3着内率は50.0%。特に近年は函館2歳Sと小倉2歳Sからここに臨戦してきた関西馬の好走が多く、2016年以降はこれに該当する馬が3着以内に7頭入っている。〔表2〕

〔表2〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
重賞 5-3-4-21 15.2% 24.2% 36.4%
オープン特別 2-4-1-26 6.1% 18.2% 21.2%
1勝クラス(旧500万下) 1-0-2-21 4.2% 4.2% 12.5%
新馬 2-1-0-11 14.3% 21.4% 21.4%
未勝利 0-2-3-20 0% 8.0% 20.0%
地方競馬のレース 0-0-0-2 0% 0% 0%

新馬勝ちを収めた馬の勝率が高い

デビュー戦で1着だった馬と2着以下だった馬を比較してみると、勝率に大きな開きがある。過去10年でデビュー戦(新馬)を勝ち上がった馬が9勝を挙げているのに対して、デビュー戦で敗れていた馬は61頭いてわずか1勝(2011年レオアクティブ)、勝率にして1.6%にとどまっている。馬単や3連単の買い目を組み立てる際は、新馬戦の着順を要チェックだ。〔表3〕

〔表3〕デビュー戦の着順別成績(過去10年)
デビュー戦の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 9-4-3-51 13.4% 19.4% 23.9%
2着以下 1-6-7-47 1.6% 11.5% 23.0%
  • 注記:地方競馬でデビューした馬を除く

既に4戦以上消化している馬は不振

過去10年の出走馬のキャリア別成績を調べると、理想のキャリアは2戦消化組。中でも「新馬戦1着→重賞好走」のステップで臨む馬が有力で、2019年タイセイビジョン、2018年ファンタジスト、2016年モンドキャンノが、このローテーションで優勝している。逆にデビューから4戦以上を消化している馬は好走率が下がる。特にここ5年は〔0・0・1・13〕と数字はさらに悪くなっている。キャリア4戦以上の馬は相手候補までにとどめておきたい。〔表4〕

(姫園 淀仁)

〔表4〕キャリア別成績(過去10年)
キャリア 成績 勝率 連対率 3着内率
1戦 2-1-0-12 13.3% 20.0% 20.0%
2戦 6-4-3-28 14.6% 24.4% 31.7%
3戦 1-4-5-29 2.6% 12.8% 25.6%
4戦 0-1-2-18 0% 4.8% 14.3%
5戦 1-0-0-6 14.3% 14.3% 14.3%
6戦以上 0-0-0-8 0% 0% 0%

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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