
海外競馬発売
3月24日(金曜)時点
文:秋山 響(TPC)
国旗は「調教国」、英語表記右の国コードは「生産国」
ALFAREEQ(IRE)
せん6歳 M.アル・メイリ厩舎
通算22戦5勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2023年3月4日 |
![]() メイダン
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芝1,800メートル | ジェベルハッタ(G1) | 1着 |
2023年2月3日 |
![]() メイダン
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芝1,800メートル | シングスピールS(G2) | 2着 |
2023年1月6日 |
![]() メイダン
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芝1,400メートル | アルファヒディフォート(G2) | 2着 |
2022年12月4日 |
![]() アブダビ
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芝1,600メートル | 首ナショナルデーC(リステッド) | 2着 |
2022年3月26日 |
![]() メイダン
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芝1,800メートル | ドバイターフ(G1) | 7着 |
DANON BELUGA(JPN)
牡4歳 堀 宣行厩舎
通算6戦2勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2022年11月27日 |
![]() 東京
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芝2,400メートル | ジャパンカップ(GⅠ) | 5着 |
2022年10月30日 |
![]() 東京
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芝2,000メートル | 天皇賞(秋)(GⅠ) | 3着 |
2022年5月29日 |
![]() 東京
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芝2,400メートル | 日本ダービー(GⅠ) | 4着 |
2022年4月17日 |
![]() 中山
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芝2,000メートル | 皐月賞(GⅠ) | 4着 |
2022年2月13日 |
![]() 東京
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芝1,800メートル | 共同通信杯(GⅢ) | 1着 |
2歳(2021年)11月のデビュー戦(芝2000メートル)と昨年2月の共同通信杯(GⅢ・芝1800メートル)をともに豪快な末脚を見せて連勝。しかしその後は皐月賞(GⅠ)が内から伸びきれず4着、日本ダービー(GⅠ)もドウデュースから0秒4差の4着で春を終えました。秋は始動戦となった天皇賞(秋)(GⅠ)が内からよく追い込んだものの3着。続く前走11月のジャパンカップ(GⅠ)は中団追走から直線でいったんは先頭に立ちましたが、後続にかわされ、最後は不利も受けて5着に終わりました。
DO DEUCE(JPN)
牡4歳 友道 康夫厩舎
通算9戦5勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2023年2月12日 |
![]() 阪神
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芝2,200メートル | 京都記念(GⅡ) | 1着 |
2022年10月2日 |
![]() パリロンシャン
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芝2,400メートル | 凱旋門賞(G1) | 19着 |
2022年9月11日 |
![]() パリロンシャン
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芝2,400メートル | ニエル賞(G2) | 4着 |
2022年5月29日 |
![]() 東京
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芝2,400メートル | 日本ダービー(GⅠ) | 1着 |
2022年4月17日 |
![]() 中山
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芝2,000メートル | 皐月賞(GⅠ) | 3着 |
2歳時(2021年)は朝日杯フューチュリティS(GⅠ・芝1600メートル)を含む3戦3勝。JRA賞最優秀2歳牡馬に輝きました。昨年は弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)2着、皐月賞(GⅠ)3着で迎えた日本ダービー(GⅠ・芝2400メートル)を後方から素晴らしい切れ味を見せて優勝。世代ナンバーワンの座に就きました。その後、秋のニエル賞(G2・フランス)と凱旋門賞(G1・フランス)はそれぞれ4着、19着に終わりましたが、今年初戦となった前走2月の京都記念(GⅡ・芝2200メートル)は久々にこの馬らしい末脚を披露して3馬身半差で完勝。海外G1制覇に向けて弾みをつけました。
3月24日(金曜)
出走取消
LORD NORTH(IRE)
せん7歳 J&T.ゴスデン厩舎
通算19戦9勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2023年2月25日 |
![]() リングフィールド
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AW2,000メートル | ウィンターダービー(G3) | 1着 |
2022年7月2日 |
![]() サンダウン
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芝1,990メートル | エクリプスS(G1) | 4着 |
2022年6月15日 |
![]() アスコット
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芝1,990メートル | プリンスオブウェールズS(G1) | 5着 |
2022年5月22日 |
![]() カラ
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芝2,100メートル | タタソールズゴールドC(G1) | 4着 |
2022年3月26日 |
![]() メイダン
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芝1,800メートル | ドバイターフ(G1) | 1着 |
4歳(2020年)6月のプリンスオブウェールズS(G1・イギリス・芝1990メートル)を最後方から差し切ってG1初制覇。その後、2021年3月のドバイターフ(G1・UAE・芝1800メートル)では後方から鋭く伸びてヴァンドギャルドに3馬身差をつけて優勝。さらに昨年3月の同レースでも中団から伸びてパンサラッサと同着で優勝を分け合いました。以降はタタソールズゴールドC(G1・アイルランド)が4着、プリンスオブウェールズS(G1・イギリス)が最下位の5着、エクリプスS(G1・イギリス)が4着と3連敗となっていましたが、そこから約8か月ぶりのレースとなった前走2月のウィンターダービー(G3・イギリス・オールウェザー2000メートル)では中団から素晴らしい末脚を見せて3馬身1/4差で完勝しています。
MASTER OF THE SEAS(IRE)
せん5歳 C.アップルビー厩舎
通算11戦5勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2023年3月4日 |
![]() メイダン
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芝1,800メートル | ジェベルハッタ(G1) | 3着 |
2023年1月20日 |
![]() メイダン
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芝1,600メートル | ザビールマイル(G2) | 1着 |
2022年4月12日 |
![]() ニューマーケット
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芝1,800メートル | アールオブセフトンS(G3) | 1着 |
2021年10月16日 |
![]() アスコット
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芝1,600メートル | クイーンエリザベスⅡ世S(G1) | 7着 |
2021年9月24日 |
![]() ニューマーケット
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芝1,600メートル | ジョエルS(G2) | 3着 |
2歳(2020年)7月のスーパーレイティブS(G2・イギリス・芝1400メートル)で重賞初制覇。3歳春(2021年)には英2000ギニー(G1・イギリス)でポエティックフレアから短アタマ差の2着に入りましたが、その後は故障が重なって思うようにレースに使えず、同年秋は2戦のみ。去勢されて迎えた昨年も4月に制したアールオブセフトンS(G3・イギリス・芝1800メートル)の1戦のみでした。今年は復帰戦となった1月のザビールマイル(G2・UAE・芝1600メートル)を先行策から直線で抜け出して優勝。続く前走3月のジェベルハッタ(G1・UAE)は後方でスムーズさを欠く競馬ながら、直線では目を引く追い込みを見せて、勝ったアルファリークからクビ+クビ差の3着に食い込みました。
NATIONS PRIDE(IRE)
牡4歳 C.アップルビー厩舎
通算11戦7勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2023年2月17日 |
![]() メイダン
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芝2,000メートル | ドバイミレニアムS(G3) | 1着 |
2022年11月5日 |
![]() キーンランド
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芝2,400メートル | ブリーダーズカップターフ(G1) | 5着 |
2022年9月17日 |
![]() アケダクト
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芝2,400メートル | ジョッキークラブダービー(G3) | 1着 |
2022年8月6日 |
![]() サラトガ
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芝1,900メートル | サラトガダービー(G1) | 1着 |
2022年7月9日 |
![]() ベルモントパーク
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芝2,000メートル | ベルモントダービー(G1) | 2着 |
昨年6月の英ダービー(G1・イギリス)は8着でしたが、続くベルモントダービー(G1・アメリカ)で出遅れながらも2着に入ると、8月のサラトガダービー(G1・アメリカ・芝1900メートル)では先行抜け出しの競馬でG1初制覇。さらに9月のジョッキークラブダービー(G3・アメリカ・芝2400メートル)を6馬身1/4差で快勝して重賞連勝としました。その後、4走続けてのアメリカ遠征となった11月のブリーダーズCターフ(G1・アメリカ)は中団からもうひと伸びを欠いて5着でしたが、今季初戦となった前走2月のドバイミレニアムS(G3・UAE・芝2000メートル)は61.5キログラムの斤量を背負いながら先行策から直線でしっかりと伸びて優勝しました。
SERIFOS(JPN)
牡4歳 中内田 充正厩舎
通算8戦5勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2022年11月20日 |
![]() 阪神
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芝1,600メートル | マイルチャンピオンシップ(GⅠ) | 1着 |
2022年10月22日 |
![]() 東京
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芝1,600メートル | 富士S(GⅡ) | 1着 |
2022年6月5日 |
![]() 東京
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芝1,600メートル | 安田記念(GⅠ) | 4着 |
2022年5月8日 |
![]() 東京
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芝1,600メートル | NHKマイルC(GⅠ) | 4着 |
2021年12月19日 |
![]() 阪神
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芝1,600メートル | 朝日杯フューチュリティS(GⅠ) | 2着 |
2歳時(2021年)からデイリー杯2歳S(GⅡ・芝1600メートル)や新潟2歳S(GⅢ・芝1600メートル)を制し、朝日杯フューチュリティS(GⅠ)でドウデュースの2着に入るなどトップレベルで活躍。昨春はNHKマイルC(GⅠ)、安田記念(GⅠ)でともに4着に終わりましたが、秋初戦となった富士S(GⅡ・芝1600メートル)で差し切り勝ちを収めると、続いて向かった前走11月のマイルチャンピオンシップ(GⅠ・芝1600メートル)でも後方から鋭く伸びてGⅠ初制覇。JRA賞最優秀短距離馬に選ばれました。
VIN DE GARDE(JPN)
牡7歳 藤原 英昭厩舎
通算22戦5勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2023年2月25日 |
![]() キングアブドゥルアジーズ
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ダート1,800メートル | サウジカップ(G1) | 11着 |
2022年6月5日 |
![]() 東京
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芝1,600メートル | 安田記念(GⅠ) | 15着 |
2022年3月26日 |
![]() メイダン
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芝1,800メートル | ドバイターフ(G1) | 3着 |
2021年12月12日 |
![]() シャティン
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芝1,600メートル | 香港マイル(G1) | 6着 |
2021年11月6日 |
![]() デルマー
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芝1,600メートル | ブリーダーズカップマイル(G1) | 12着 |
4歳(2020年)10月の富士S(GⅡ・芝1600メートル)で重賞初制覇。翌年3月のドバイターフ(G1・UAE)ではロードノースの3馬身差2着に入りました。そこからは毎日王冠(GⅡ)8着、ブリーダーズカップマイル(G1・アメリカ)12着、香港マイル(G1)6着と苦戦が続きましたが、昨年3月に再び挑んだドバイターフ(G1・UAE)では後方から鋭く追い込んで、同着優勝だったパンサラッサとロードノースからハナ差の3着と好走しました。その後は6月の安田記念(GⅠ)が直線で不利あって15着。さらにそこからの休み明けで、初ダートとなった前走・今年2月のサウジC(G1・サウジアラビア)は後方のまま11着に敗れています。
当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。
解説
フランスからUAEに移籍。昨年3月に行われたジェベルハッタ(G1・芝1800メートル)を中団追走から直線で鋭く伸びて優勝し、重賞初制覇をG1で飾りました。その後、ドバイターフ(G1)では同着で優勝したパンサラッサとロードノースの7着でシーズンを終了。今シーズンは昨年12月の首ナショナルデーC(リステッド)、今年1月のアルファヒディフォート(G2)、2月のシングスピールS(G2)と2着が続きましたが、前走・今年3月のジェベルハッタ(G1・芝1800メートル)では道中2番手から直線で逃げ粘るエルドラマをクビ差かわして優勝。同レース連覇を果たしています。