
海外競馬発売
3月23日(木曜)時点
文:秋山 響(TPC)
国旗は「調教国」、英語表記右の国コードは「生産国」
BOTANIK(IRE)
せん5歳 A.ファーブル厩舎
通算15戦7勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2023年3月4日 |
![]() シャンティイ
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AW1,900メートル | ダルシャーン賞 | 3着 |
2022年12月11日 |
![]() シャティン
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芝2,400メートル | 香港ヴァーズ(G1) | 2着 |
2022年10月1日 |
![]() パリロンシャン
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芝1,950メートル | ドラール賞(G2) | 10着 |
2022年8月28日 |
![]() ドーヴィル
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芝2,500メートル | ドーヴィル大賞(G2) | 1着 |
2022年8月7日 |
![]() ドーヴィル
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芝2,500メートル | ルー賞(G3) | 1着 |
EQUINOX(JPN)
牡4歳 木村 哲也厩舎
通算6戦4勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2022年12月25日 |
![]() 中山
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芝2,500メートル | 有馬記念(GⅠ) | 1着 |
2022年10月30日 |
![]() 東京
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芝2,000メートル | 天皇賞(秋)(GⅠ) | 1着 |
2022年5月29日 |
![]() 東京
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芝2,400メートル | 日本ダービー(GⅠ) | 2着 |
2022年4月17日 |
![]() 中山
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芝2,000メートル | 皐月賞(GⅠ) | 2着 |
2021年11月20日 |
![]() 東京
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芝1,800メートル | 東京スポーツ杯2歳S(GⅡ) | 1着 |
2歳時(2021年)は新馬戦(芝1800メートル)と東京スポーツ杯2歳S(GⅡ・芝1800メートル)の2戦2勝。3歳春は皐月賞(GⅠ)、日本ダービー(GⅠ)でともに2着に終わりましたが、秋初戦となった天皇賞(秋)(GⅠ・芝2000メートル)を鮮やかに差し切ってGⅠ初制覇を果たすと、続く前走12月の有馬記念(GⅠ・芝2500メートル)も中団待機から直線で後続を突き放して2馬身半差で快勝。同年のJRA賞年度代表馬にも輝きました。
MOSTAHDAF(IRE)
牡5歳 J&T.ゴスデン厩舎
通算13戦8勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2023年2月25日 |
![]() キングアブドゥルアジーズ
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芝2,100メートル | ネオムターフC(G3) | 1着 |
2022年10月2日 |
![]() パリロンシャン
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芝2,400メートル | 凱旋門賞(G1) | 20着 |
2022年9月3日 |
![]() ケンプトン
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AW2,400メートル | セプテンバーS(G3) | 1着 |
2022年7月7日 |
![]() ニューマーケット
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芝2,400メートル | プリンセスオブウェールズS(G2) | 6着 |
2022年6月18日 |
![]() アスコット
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芝2,390メートル | ハードウィックS(G2) | 2着 |
3歳(2021年)10月のダーレーS(G3・イギリス・芝1800メートル)で重賞初制覇。4歳初戦となった昨年4月のゴードンリチャーズS(G3・イギリス・芝1990メートル)も制しましたが、その後は最下位の6着に終わった7月のプリンセスオブウェールズS(G2・イギリス)まで3連敗を喫しました。小休止を挟んで迎えた秋は9月のセプテンバーS(G3・イギリス・オールウェザー2400メートル)を2馬身3/4差で優勝しましたが、続く凱旋門賞(G1・フランス)では、重馬場に対応できず最下位の20着でした。今年は前走2月のネオムターフC(G3・サウジアラビア・芝2100メートル)で始動。道中2番手から直線であっさりと抜け出して7馬身差の勝利を収めています。
REBEL'S ROMANCE(IRE)
せん5歳 C.アップルビー厩舎
通算12戦9勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2022年11月5日 |
![]() キーンランド
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芝2,400メートル | ブリーダーズカップターフ(G1) | 1着 |
2022年9月25日 |
![]() ケルン
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芝2,400メートル | オイロパ賞(G1) | 1着 |
2022年8月14日 |
![]() ホッペガルテン
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芝2,400メートル | ベルリン大賞(G1) | 1着 |
2022年7月29日 |
![]() グッドウッド
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芝2,400メートル | グロリアスS(G3) | 1着 |
2022年6月25日 |
![]() ニューマーケット
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芝2,400メートル | フレッドアーチャーS(リステッド) | 1着 |
3歳(2021年)3月のUAEダービー(G2・UAE・ダート1900メートル)を5馬身半差で制して重賞初制覇。その後、長期休養を挟んだ後のダートの2戦(昨年1月と2月)ではいいところなく敗れましたが、芝に転向すると快進撃がスタート。6月のフレッドアーチャーS(リステッド・イギリス・芝2400メートル)、7月のグロリアスS(G3・イギリス・芝2400メートル)と連勝すると、続くドイツのベルリン大賞(G1・芝2400メートル)とオイロパ賞(G1・芝2400メートル)をともに後方から見事に差し切って優勝。さらに前走11月のブリーダーズCターフ(G1・アメリカ・芝2400メートル)も後方待機から直線で鮮やかに抜け出して2馬身1/4差で完勝。G1・3連勝としています。3月4日のドバイシティーオブゴールド(G2・UAE)は前肢の炎症で回避。ここが今季初戦となります。
SHAHRYAR(JPN)
牡5歳 藤原 英昭厩舎
通算10戦4勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2022年11月27日 |
![]() 東京
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芝2,400メートル | ジャパンカップ(GⅠ) | 2着 |
2022年10月30日 |
![]() 東京
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芝2,000メートル | 天皇賞(秋)(GⅠ) | 5着 |
2022年6月15日 |
![]() アスコット
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芝1,990メートル | プリンスオブウェールズS(G1) | 4着 |
2022年3月26日 |
![]() メイダン
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芝2,410メートル | ドバイシーマクラシック(G1) | 1着 |
2021年11月28日 |
![]() 東京
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芝2,400メートル | ジャパンカップ(GⅠ) | 3着 |
3歳(2021年)3月の毎日杯(GⅢ・芝1800メートル)で重賞初制覇を果たすと、続く日本ダービー(GⅠ・芝2400メートル)も連勝。世代の頂点に立ちました。昨年はシーズン初戦だった3月のドバイシーマクラシック(G1・UAE・芝2410メートル)を先行抜け出しの競馬で制して、日本ダービー馬としては史上初となる海外G1制覇を達成。その後はプリンスオブウェールズS(G1・イギリス)が4着、天皇賞(秋)(GⅠ)も5着でしたが、前走11月のジャパンカップ(GⅠ)では後方から鋭く伸びて3/4馬身差の2着に入りました。
WESTOVER(GB)
牡4歳 R.ベケット厩舎
通算8戦3勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2022年10月2日 |
![]() パリロンシャン
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芝2,400メートル | 凱旋門賞(G1) | 6着 |
2022年7月23日 |
![]() アスコット
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芝2,390メートル | キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(G1) | 5着 |
2022年6月25日 |
![]() カラ
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芝2,400メートル | 愛ダービー(G1) | 1着 |
2022年6月4日 |
![]() エプソム
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芝2,410メートル | 英ダービー(G1) | 3着 |
2022年4月22日 |
![]() サンダウン
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芝1,990メートル | クラシックトライアル(G3) | 1着 |
3歳(2022年)4月のクラシックトライアル(G3・イギリス・芝1990メートル)で重賞初制覇。続く英ダービー(G1・イギリス)では直線で行き場を失う場面があって3着の後、愛ダービー(G1・アイルランド・芝2400メートル)では先行して7馬身差で圧勝しました。しかし、その後は7月のキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(G1・イギリス)では気持ちの高ぶりが目立ち、逃げて5着。続いて重馬場で行われた前走10月の凱旋門賞(G1・フランス)も勝ったアルピニスタを見ながら6番手でレースを進めたものの、直線で伸び切れず6着に終わりました。
WIN MARILYN(JPN)
牝6歳 手塚 貴久厩舎
通算17戦6勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 |
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2022年12月11日 |
![]() シャティン
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芝2,400メートル | 香港ヴァーズ(G1) | 1着 |
2022年11月13日 |
![]() 阪神
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芝2,200メートル | エリザベス女王杯(GⅠ) | 2着 |
2022年8月21日 |
![]() 札幌
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芝2,000メートル | 札幌記念(GⅡ) | 3着 |
2022年6月26日 |
![]() 阪神
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芝2,200メートル | 宝塚記念(GⅠ) | 7着 |
2022年4月3日 |
![]() 阪神
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芝2,000メートル | 大阪杯(GⅠ) | 16着 |
3歳(2020年)4月のフローラS(GⅡ・芝2000メートル)で重賞初制覇。続くオークス(GⅠ)でも2着に好走しました。4歳時(2021年)は日経賞(GⅡ・芝2500メートル)、オールカマー(GⅡ・芝2200メートル)と牡馬混合のGⅡに2勝。5歳だった昨年はシーズンの序盤こそ振るいませんでしたが、エリザベス女王杯(GⅠ)2着を経て向かった前走12月の香港ヴァーズ(G1・香港・芝2400メートル)では後方から鋭い末脚を披露して1馬身半差で優勝。G1初制覇を果たしています。
当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。
解説
2歳(2020年)10月のクリテリウムドサンクルー(G1・フランス)で短クビ差の2着に好走。去勢されて迎えた3歳時は3戦して2勝を挙げたものの、シーズン最後のリステッドは6着でした。本調子を取り戻したのは昨年で、8月にはルー賞(G3・フランス・芝2500メートル)を逃げ切って重賞初制覇を果たすと、続くドーヴィル大賞(G2・フランス・芝2500メートル)でも逃げるステイフーリッシュを2番手追走からかわして優勝しました。その後は、10月のドラール賞(G2・フランス)は道悪の影響か10着に終わりましたが、続く12月の香港ヴァーズ(G1・香港)では2番手追走から直線で一旦は先頭に立つ場面を作って、ウインマリリンから1馬身半差の2着に入りました。今年は前走3月のダルシャーン賞(フランス)で始動。1、2着馬よりも1キログラム重い斤量で逃げて3着でした。