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ジャックルマロワ賞(G1・芝1600メートル)はフランスにおける真夏のマイル王決定戦。2022年の総賞金100万ユーロはフランスのマイル戦としては群を抜くナンバーワンとなっている。
創設されたのは1921年。レース名はその前年に亡くなったドーヴィル競馬協会の会長ジャック・ル・マロワ伯爵に由来する。当初は3歳馬限定戦だったが、1953年に古馬に解放された。欧州にグループ制が導入された1971年からは常にG1に格付けされており、これまで1987年、1988年連覇のミエスク(G1・10勝。名種牡馬キングマンボの母)、1999年のドバイミレニアム、2014年のキングマン、2020年、2021年連覇のパレスピアなどそうそうたるビッグネームが優勝している。
日本からは1986年にギャロップダイナが初めて参戦して12着に終わったが、1998年にはタイキシャトルが見事に優勝。2003年にはテレグノシスとローエングリンの2頭が挑み、テレグノシスが3着という好成績を収めた(ローエングリンは10着)。
文:秋山 響(TPC)
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