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香港ヴァーズ(G1)は香港における芝2400メートル路線の最高峰である。香港ではサラブレッドの生産が行われておらず、競走馬は主に短距離馬の強さに定評のあるオーストラリアからの輸入に頼ってきたこともあって、2400メートル路線はあまり充実してはいないのだが(2400メートルは香港における最長距離)、近年はレベルの高い中長距離馬の輸入も目立つようになっており、この路線も徐々にレベルアップしている。
1994年に創設され、2000年にG1となった香港ヴァーズは、これまで28回の歴史で2005年のウィジャボード、2015年、2017年のハイランドリールなどヨーロッパ調教馬が20勝とその活躍が顕著だが、日本調教馬も2001年のステイゴールド、2016年のサトノクラウン、そして2019年、2021年のグローリーヴェイズと3頭が計4勝を挙げている。
文:秋山 響(TPC)
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