海外競馬発売

凱旋門賞(G1)

パリロンシャン競馬場 2400メートル(芝)3歳以上 牡・牝

発売開始時刻
日本時間10月3日(日曜)
ネット投票:午前7時00分
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発走予定時刻
日本時間10月3日(日曜)午後11時05分

デイリーリポート

デイリーリポート

2021年9月30日凱旋門賞は15頭立てへ

出走馬・枠順確定

木曜日に枠運抽選会が行われ、パリロンシャンを舞台とする総賞金500万ユーロの凱旋門賞(G1・フランス)には、15頭が出走することが確定した。週末に予測される降雨を見越して、9月12日に行われたヴェルメイル賞(G1・フランス)を制したティオーナ(父シーザスターズ)が回避をしている。

ゴドルフィンが所有し、6月5日の英ダービー(G1)、7月24日のキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(G1・イギリス)を制したアダイヤー(父フランケル)は、枠番11番に。同じくC.アップルビー調教師が管理し、6月26日の愛ダービー(G1)、7月14日のパリ大賞(G1・フランス)、9月11日の英セントレジャー(G1)を制したハリケーンレーン(父フランケル)は、2番という好ましい枠に決まっている。アガ・カーン殿下が所有するG1・3勝馬タルナワ(父シャマーダル)が、隣の3番。一方、A.オブライエン厩舎は3頭出しで臨み、6月4日の英オークス(G1)、7月17日の愛オークス(G1)、8月19日のヨークシャーオークス(G1・イギリス)を制しているスノーフォール(父ディープインパクト)が、その代表格となる。彼女は9番枠からの発走となる。GⅠで4勝しているクロノジェネシス(父バゴ)と、9月12日のフォワ賞(G2・フランス)を制したディープボンドの2頭が、日本を代表しての参戦となり、それぞれ14番と5番の枠順に入ることが決まった。

アダイヤー関係者コメント

この秋の大レースでは常に枠順が重要な要素と分析されており、内ラチ沿いから遠ざかるにつれて、勝つチャンスは減っていくというのが、ごく一般的な見方である。天気予報が悪化していることに加え、枠順も外目になったことで、当然のことではあるが、W.ビュイック騎手はすでにアダイヤーの進路をどこへ向けて、どのように導いていくか、決心を固めている。この牡馬が、エプソムやアスコットで見せたような堂々たる競馬を凱旋門賞でも見せ、1995年のラムタラに匹敵する偉大なる3連勝を達成するためには、あらゆる叡知と力を発揮しなくてはならなくなった。興味深いことに、ガイヤースに騎乗して参戦した2年前の凱旋門賞でも、W.ビュイック騎手は12番枠からの発走となり、先行する競馬を見せている。いずれにしても、アダイヤーは前走の”キングジョージ”で出遅れ癖を克服したようだった。

アダイヤーは、英ダービーではこれも縁起が悪いという1番枠を引き、チャンスはないとみられながら、この枠からスタートした馬としては1999年のオーツ(父フェアリーキング)以来となる優勝を成し遂げている。ここでも恵まれた枠順には入らなかったが、それでも陣営は、W.ビュイック騎手がその特徴を「エンドレス・パワー」と形容するアダイヤーに、大きな信頼を寄せている。C.アップルビー厩舎の2頭が木曜日(9月30日)にモールトン・パドックスで追い切られた後、調教師はこう語った。「どうやら、馬場状態は重くなっているようですね。枠順は、特別重要なファクターではありません。両馬ともに、2400メートルにおける実績を証明している馬です。良馬場であれば、ひと桁の枠順が好ましいですが、馬場が悪くなるのであれば、枠順が持つ意味合いは小さくなります。重要な問題は、誰が逃げて、どのようなペースになるか、です。前に行きたい馬がかなりいるのですが、彼らは、内枠を引いた馬もいれば、真ん中を引いた馬もいるし、外枠を引いた馬もいます」

「ウィリアム・ビュイックとジェームズ・ドイルは、それぞれの馬のことをよく分かっています。騎乗馬の力を把握しています。ゲートが開けば、どこに位置するべきかを、分かっている騎手たちです。重馬場がハリケーンレーンに適していることは分かっています。しかし、それはあくまでも、ボーナスとしてのファクターです。彼はたしかに豊富なスタミナを持つことを実証しており、凱旋門賞がスタミナの必要な消耗戦になれば、それが活きてくるでしょう」

「アダイヤーも2歳時には、重馬場を好むところをみせていました。その一方で、キングジョージでは、馬場は結構速かったのですが、これを難なくこなして、競走馬として高い能力を示しました。我々の陣営としては、時計の速い馬場よりは、ある程度渋った方が嬉しいことは確かです。枠順を考えると、レースの流れがどのようになるかが、ポイントになるでしょう。アダイヤーは一頓挫あって前哨戦を使えませんでしたが、調子は全く落ちていません。彼の仕上がり状態に関して、これ以上ないほど満足しています。ハリケーンレーンについても、前走の英セントレジャー以降の状態には、非常に満足をしています。春から忙しいシーズンを過ごしてきましたが、凱旋門賞に向かう臨戦過程としては、極めてシンプルなものであったと思っています」

クロノジェネシス関係者コメント

凱旋門賞への長かった挑戦の歴史にピリオドを打つべく参戦するクロノジェネシス(父バゴ)は、1年前にディアドラ(父ハービンジャー)が引いた12番よりもさらに外の14番枠からの発走となり、素早くゲートを飛び出す必要がありそうだ。木曜日(9月30日)にソールズバリー競馬場で落馬し、顔面を負傷してしまったO.マーフィー騎手ではあるが、日曜日のパリで、(有)サンデーレーシングが所有する5歳牝馬に騎乗するのに、支障はないようである。斉藤崇史調教師は、パリ到着後の同馬が、自厩舎にいるのと全く変わらずに過ごしていると語った。

「水曜日(9月29日)の朝にオイシン・マーフィーが騎乗して追い切りました。落ち着いていて、よく折り合っていました」と、通訳を介して彼は話した。「調教の大部分については、日本にいる時に終えて来ています。現在の彼女は、とても良いコンディションです」

「流れるようなアクションで走る馬です。気懸りな点は、ないですね。こちらに来てから体重は計っていないのですが、日本で走っている時と全く変わらない状態だと思います。勇気があり、闘争心もある馬です。道悪もまったく心配していません。相手は非常に強力ですが、私にとって最も重要なことは、この牝馬を日曜に向けていかに仕上げるかです。100%の状態で送り出すことが出来れば、あとはオイシンに任せるだけです。凱旋門賞に勝つチャンスがあるとみられている馬で参戦出来ることは、私にとっても名誉です」

木曜日(9月30日)にパドックでアクシデントがあったものの、唇を縫うに留まったO.マーフィー騎手は、この日の午後、クロネジェネシスの枠順について語った。「幸いなことに、すぐ近くにアダイヤー、スノーフォールといった有力馬がいます。ゲートを普通に出て、内の馬たちがどう動くかを見て、良い位置をとるというのが希望です。ペースが速ければ、じっくりと構えて、直感と本能をフル回転させます。フランキー(・デットーリ)はゴールデンホーンに乗って、外枠から出て勝っています。ニューベイ陣営が用意したペースメーカー役を、うまく封じました。今年の凱旋門賞にはペースメーカーがいません。それだけに、難しい面はあるのですが、1番枠や2番枠を引くよりは、外枠の方が良かったと思っています。凱旋門賞は、2018年にサロウィンに乗って参戦し、エネイブルの6着でした。どのような競馬になるかは予測がつきます。今週の水曜日(9月29日)に私はフランスに渡って、彼女に跨り追い切りを行いました。良い調子だと感じました。とても良い仕上がりですよ。激しく追うような追い切りではありませんでした。彼女のコンディションはとてもよく、関係者の皆さんもこれ以上ないほどハッピーな雰囲気です」

「私にとっても、非常に大切な1日になります。凱旋門賞を勝つことは、私にとっても夢です。ことに日本では、競馬に関わる誰もが、凱旋門賞にとても強い思いを抱いています。何年にもわたって、勝ちたいと願い続けてきたレースなのです。そのレースに彼女は、大きなチャンスをもって挑むのです。もちろん、簡単にいくとは思っていません。信じられないほど素晴らしい顔ぶれが集まっています。スーパースターだらけですよ。この相手と戦って、チャンスがあるとみられている馬に乗るのですから、私にとっても凄いことなのです。考えすぎないようにはしています。夢の遥か向こうにある出来事ですから」

ご注意

当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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