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すか。した。たと思いましたね。があったのでしょう。ツ乗り出したのです。ングラスに勝たれました。と思いますし。たんじゃないでしょうか。ありません。ですからね。の場合、出走した八頭の馬が、それぞれ尖JJたのですか。うことです。たら、球節から下が、グーッと腫れて来た。そと両方ですから、よくあすこまで来ましたよ。考えられましたか。それから秋にカムバら、テンポイントの評価も相対的に高くなっ結局、そういうことですね。シンザンにはウメノチカラ以下、その時々にいいライバルがいたのですから。その評価を決定的にしたのが昨年の有馬記念で、私も長いこと競馬見てますが、あんな名勝負は見たことが小川そう思いますな。高田これからもちょっと見られないんじゃないですか。やはり好敵手がおるから、ああいうレースにもなったし、なかなかああいう強い馬が二頭三峨と出るのは、難しいこと吉田普通レースで、頭数が多くて不利があったとかなかったとかよく言いますが、あを発揮する場面を作りましたし。ところで、近頃テンポイントほどデビューから昨年五歳の有馬記念まで、姿形が変わって行った馬を知りません。もちろん、いい方へですが、何か特別の管理法でもあっ小川特別のことは何もしてませんよ。馬が六歳まで歯替りすることは皆さんご存知でしょうが、それまで馬は普通まだ子供なんです。だから、その間成長もします。昔は大正十二年に競馬法が成立して、いわゆる馬券復活当時は、六歳まで新馬としての出走が許されていたもんです。しかし、七歳新馬は絶対に許さなかったもんです。ということは六歳まで発育していくということで、さっきも話しましたが四歳の頃はまだ中身が入ってなくて、五歳の秋になってようやく充実したとい本来の馬の成長をテンポイントは当まして、実際自分の目では見てないのですがコーナー曲るときに後の馬に乗っかけられて、ガクッと膝が折れ身休が大きく勅きましたので、何か事故らしきものがあったなとは思いましたが、先生のおっしゃる通り、あれだけの傷をし骨折しながら、しかもあの強豪達を相手によく七溢に米ックするまでは随分とご苦労ーー!それでよく菊花宜で二着に来たし、実際は勝ったと思いましたが、敵はトウショウボーイということで乗ってたんでしょうけど、グリーウボーイとクライムカイザーら、当面の敵であるこの二頭を倒せば、まず勝てるだろうと、みんな等しくそうレースの流れを見ていたんじゃないであの段階では、グリーングラスはレースに出られるどうかが危うかった馬なのですから。また、内をついてうまく乗って来ま高田勝たれてみると、あの馬実力あるな吉田いい年に生まれて相手も強かったかたのでしょう。後の馬に引っかけられて来て、この間悪くした左のトモ脚です。最初カスリ傷程度と思っとったら、あくる朝になっれだけかと思ったら膝の骨折もあった。それ高田さんそのときは、もちろんご覧になってたのでしょうけど、再起できるとは高田私はダービーのときは身体こわして小川八月の末からボツボ高田競馬会でもトウショの二頭シードしてましたか安らかに眠れテンポイント8人の僧侶の読経が場内に流れる13

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