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ウズマサリュウは苦戦●泥んこの英雄はミスターシービー●不良馬場に足を取られが、412い出した。勝は21年ぶりて4頭目。松山康調教師たのだろう。かだろう。LE、水正騎手が珍しくを切ったが、自取初の完歩て遅れて後方。ちょうど前が2頭分ほどあいていたが、占水正騎手は割って出て行く気配はなく、馬なりのままインコースヘ寄せていった。返し馬て内の悪いところを回り、馬が苦にしないことを確かめてい不良馬場だけに、あるいは慈表を突しれない。たまたまら立ち遅れが咽なって追い込む格好とい追い込み脚質の馬と追って、いったんレースの流れに乗れば、あとはどこからてもスパートてきる。結果はともかく、人気の直圧を背負って走る同馬としては、モンテプリンスのように前て絶えず全馬の目標になるより、後ろから行くほうがレースしやすいのは確各馬が好位を争いながらを囮った。内ラチ沿いに最短距離を走っていたミスターシー、ビーだが、前にいたサクセスダイナが内へ寄り、危う<釆りかかって一瞬、吉永正騎手の上体が浮いてしまった。記者席てだれかが「危ないを立て直したが、大レースては一瞬のよどみても致命偽になりかねない。スタンドのざわめきがいやなf感をかき立てるようだった。向正面にかかっても黒い帽+がいぜん一二つ先頭をうかがい、ルーキーオーもその中にいた。好位ては嶋田功騎手コーナーを回っ2番人気に祭り上げらコーナー5番手、絶好の位置に横を見た。外からインターリニアル、メジロモンスニーが追い上げてきたが、4コーナーてアッという間に突き放され、外々を回ったロスは大きい。メジロモンスニーの巨体が追いすがるのを直線の坂を駆け上がるとなマッチレースとなり、ミスターシー‘ビーは最後まてフットワークを乱すこ馬身退けて‘‘コール。符差以上の強さを印象づけて兄れ二冠IJを制した。父トウショウボーイについて史上初の父子二代制覇の快挙て、父内国産馬の優は「折り合いのつく索直な馬なのて距離が延びても心配ない」という。はたして父を超えることがてきるかどうか。これ。てダービーがいっそう楽しみになったが、なによりファン待望のスー。ハーホースの出現がうれしい。(デイリースポーツ・世良和夫)にすることがてきないものて、テレビコーナーあたりてミスターシービーを兄失ってしまって:··:。一瞬ヒャッとしましたが、直線へ向いたらもう先頭に立とうかという感じてしたの馬とは脚色が違っていたから大丈夫だコレジンスキーも出ていたもんて、そちらの方も心配てね。ミスターシービーが勝ってくれたのはうれしいんてす雑な心境てすよ。2頭の完全のキングパシフィックがいい手応えて機を待つ構え。.マックスファイアー、ブルーダーバン、その直後にダイゼンキングと続いていたが、道悪に足を取られてか追走するのがやっと。後ガにはインターリニアル、ビンゴカンタ、メジロモンスニー。た時点てミスターシービーは後ろから数えて4頭目に平皿かれていたが、外に持ち出すと瞬く間にスーツと中団まてあがっていった。メジロモンスニーが懸命に押しながら後に従ってゆく。それと対照的に、れていた西の大型馬ウズマサリュウは、よほど道悪が下手と見えて馬群の最後てあえいていた。カツラギェースを先頭に3を回ると、好位にいたマサノチカラ、ニホンピロウイナー、コレジンスキーが次々に脱浴。JVーキーオーも脚色があやしくなり、代わっていったん控えたカットップメーカーが盛り返し、キング。ハシフィックが接近していった。そのとき双眼鏡の中に捕えていたはずのゼッケン⑫番が消えた、と思ったのはもちろん錯此て、馬群の外を回っていたミスターシービーはそこから再びていつの間にかあがっていたのだ。スタンドてその姿を見失ったファンも少なくなかったはず。それほど索早かった。に迫ったときは、黄色い帽fが上色に変わっていたし、もちろん全身も泥だらけ。向正面からかなりの脚を使いながら、それてもまだ卜分に余裕をもっていたのだろう。2戦目の黒松買かコーナーI.」と叫んだ。すぐに態勢馬ごみの中に突っ込み、ケタ違いの脚直線入り日てカツラギエースの背後確かめてから、吉水正騎手は初めて追となく、メジロモンスニーの追走を½千明牧場・大沢敬場長この時期は出産や種付けなどがあって、牧場を留守観戦になってしまいましたよ。別に夢中になって見ていた訳てはないんてすてホッとしましたね。あそこてもう他と思いました。ただ、うちはもう一頸が、コレジンスキーのことを思うと複いて先行策をとるのてはないかーレース前のそんな憶測はあっけなく裏切られた。両親の脚質からみて、ミスターシービーは本質的に先行タイプかもなり、それが板についてきたという兄方もてきる。それが証拠に、生米ズプ

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