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一-345馬身の差を►▼宿敵テンポイントとた早月賞はの無敗同士の対決となっつけて優勝した。わずか祐目での圧勝ぷりに、マスコミは上天馬.の称号を与えた着)、ダティー(牝、56年生、桜花賞3着)、ドミナスローズ(牝、56年生、京都牝馬特別)、ニホンピロピッキー(牝、57s)らがいる。H、オークストライアルなどに勝って22戦リーディングサイヤーで首位。しかもこの年は中央競馬のみならず公営競馬を総合しても三歳ランキングはトップだった。ターフコースだけでなく、公営のダートコースでも走ることを実証したのだから特筆ものだ。三年目(58年)以後の成績は、中央競馬だけを見ても、三歳・古馬総合で三、四、五位という安定ぶりで、これが旦局の生産者の評価するところとなった。代表産駒を列挙すると、ラブリースター(牝、54年生、金鮒賞、北九州記念、エリザペス女王杯イゼンキング(牡、55年生"小倉三歳S、阪神三歳s)、ミスターシーピー(牡、55年生、三冠馬、秋の天皇賞他)、キクノペガサス(牝、56年生、阪神牝馬特別、愛知杯、中日新聞杯、エリザペス女王杯2着)、ロングキ年生、ラジオたんば杯三歳牝馬もちろん、トウショウボーイの名がアッという間に高められたのはシンザン以来十九年ぶりに史上三頭目の三冠馬に輝いたミスターシービーが出現したためだ。そして同馬の母がシーピークイン(毎日王冠、京王杯スプリング5勝の名牝で二冠馬メイズイの近親)だったことで、トウショウボーイには血統、競走成績の優れた繁殖牝馬を付ければ「今後も必ず走る馬が出る」という答え9-、一--—-,▲昭和51年1月31日にデビューしたトウショウポーイは2着に3馬身の差をつけ評判の実力のほどを示したこの新煕社には後のライパル、グリーングラス(4着)やミスターシーピーの母シーピークイン(5着)が出走していた_,—-◄圧倒的人気を集めたダーピーだったが、クライムカイザーの差し脚に不覚の一敗◄京都新聞杯も勝って、天馬と天才(福永洋一騎手)のコンビは菊花賞でも1番人気となる32 •••

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