12m10mピルーエットの扶助とイメージワーキングピルーエットのトレーニングパターン(例:左手前)内方脚は、ハーフパス同様に馬を内方へ屈曲するために使用する。8m外方手綱は、内方へ向かって押すように使う。前躯の旋回が速くなる場合は、外方へ開くように使い、肩の位置をコントロールする外方脚は、内方に向かって押して、方向を示す。また「腰を内へ」の扶助を出す場合に使用する。080JRA Dressage Trainingワーキングピルーエットのトレーニングは、①テンポ・②姿勢③円の大きさ④頭頸の位置の4つの組み合わせに変化を付けながら実施する。トレーニングパターンとして、先ずは輪乗りで、テンポをコントロールして内方姿勢をとりながら収縮する。次に後躯を外側へ逃がさないように浅い「腰を内へ」の体勢をとりながら直径12m程度の輪乗りをする。収縮するにつれて頭頸が上がってくるようであれば、内方姿勢を強くとりながら頭頸を低い位置に保つ。輪乗りは1回転に拘らず、必要であれば全てが整うまで数回転する。①テンポピルーエットをすると動きがスローになり過ぎる場合は、内方脚の推進によって速いテンポの駈歩を作り出し、騎手の扶助に反応することを確認する。逆に、馬が騎手
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