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●アスター(Aster)賞
アスターは、中国北部から北西部が原産の半耐寒性の一年草。名前の由来は、花の形を表した古代ギリシャ語の「星」。蝦夷菊ともいう。花期は6月から10月で早生、中生、晩生種があり、赤・桃・紫・青・淡黄・白と多彩な花を咲かせる。花型も一重咲き・ポンポン咲き・駝鳥咲きなど豊富で、世界中のアスターは300種を超えると言われている。花言葉は「信ずる恋」「多様性」。
●木更津(きさらづ)特別
木更津は、千葉県中西部の東京湾東岸にある市。古くから港町として栄え、江戸時代には木更津船と呼ばれる輸送船が江戸との間を往復した。現在は京葉工業地域の貿易港として発展する一方、陸上交通の整備も行われており、東京湾アクアラインや館山自動車道などが通っている。市内には童謡『証誠寺の狸ばやし』で有名な證城寺や、「切られ与三郎」の墓がある光明寺など見どころも多い。
●紫苑(しおん)ステークス(秋華賞トライアル)
本競走は、秋華賞のトライアルレースとして平成12年に創設された牝馬限定競走。第2着までの馬には秋華賞への優先出走権が与えられる。
紫苑は、キク科の多年草。日本・朝鮮・中国・シベリアに分布し、観賞用に栽植もされる。茎は高さ約2mになり、広披針形の葉を互生する。秋に茎頂が分枝し、淡紫色の頭花を多数つける。花言葉は「追憶」。
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●鋸山(のこぎりやま)特別
鋸山は、千葉県南部に位置する標高329mの山。その名のごとく山頂が鋸の歯のような形を呈している。また、東京湾・三浦半島・房総の山並みを展望でき、県指定の名勝でもある。
●セプテンバー(September)ステークス
セプテンバーは、英語で9月のこと。セプトは英語の7の語源。ユリウス・カエサルが制定したユリウス暦において2ヶ月繰り下がり9月となった。ユリウス暦は紀元前45年から1582年まで使用されていた暦で1582年以降は現在のグレゴリオ暦が使用されている。
●サマーマイルシリーズ京成杯オータムハンデキャップ(GIII)
サマーマイルシリーズの最終戦。
本競走は、昭和31年に創設された『オータムハンデキャップ』を前身とする競走。34年に『京王杯オータムハンデキャップ』となり、平成10年に現在の競走名に改称された。創設時は現在と同じ1,600mだったが、昭和38年には1,800mに延長され、59年の番組改革で再び1,600mに短縮された。
京成電鉄株式会社は、東京都墨田区に本社を置く鉄道会社。本競走は、同社から寄贈賞を受けて施行されている。
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●犬吠埼(いぬぼうさき)特別
犬吠埼は、千葉県銚子市の東端にある岬。白亜紀の砂岩が海食崖を形成して、太平洋に突出している。岬の上に立つ灯台は、英国人ブラントンが設計したもので、我が国最初の回転式灯台。光達距離は19.5海里(約35キロ)。灯台の両側には砂浜が続き、西の愛宕山にある地球展望台からは九十九里浜・屏風ヶ浦・太平洋などが大観できる。元旦には、日本で最も早く朝日が昇ることから、初日の出参りをする人で賑わう。
●浦安(うらやす)特別
浦安は、千葉県北西部の江戸川河口の三角州にある市。東京湾に面し、海苔や貝類の養殖が盛んであった。現在は、埋め立てによって総面積がかつての約4倍になるとともに、臨海工業地化が進み、地下鉄東西線やJR京葉線が通じて人口も急増した。昭和58年開園の東京ディズニーランドを中心とした東京ディズニーリゾートの所在地として有名。
●レインボー(Rainbow)ステークス
レインボーは、英語で虹のこと。虹は、空気中の水蒸気によって太陽光が分散されて生じる複数色の光の帯のこと。日本では虹は7色とされているが、各国で色の認識が違い、国によっては5色や6色とされている。また、英語名(rain=雨、bow=弓)の通り、雨上がりに弧を描いて現れることが多い。
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●白井(しろい)特別
白井は、千葉県北西部の下総台地に位置する市。北総鉄道が通じ、住宅地化が進んでいる。梨や自然薯の生産が盛ん。
なお、白井市にはJRA競馬学校がある。同校は昭和57年開校で、騎手課程と厩務員課程の2コースがある。また、施設内には国際厩舎があり、国際競走に出走する外国馬は、ここで検疫を受けながら調教が行えるようになっている。
●初風(はつかぜ)特別
初風は、季節の初めに吹く風。特に初秋の風のことを指す。
●ラジオ日本賞
ラジオ日本は、横浜市に本社を置く昭和33年開局のアール・エフ・ラジオ日本の通称。本競走は、同社からの寄贈賞を受けて施行されている。
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●カンナ(Canna)ステークス
カンナは、カンナ科の多年草。茎は肥厚した根茎から出て、バショウにやや似た葉を数個つける。夏から秋にかけ花茎を出し、大きな花を次々と咲かせる。高さは約1.5m。花言葉は「永続」「堅実な未来」。
●松戸(まつど)特別
松戸は、千葉県北西部の下総台地と江戸川の沖積平野にまたがる市。昭和18年(1943)市制施行。江戸川の渡し場として発展し、近世は水戸街道の宿場町として栄えた。市の周辺部は早くから近郊農業地として開け、矢切ネギ、二十世紀梨などを生産している。また、小金牧で知られているように古くから馬と縁の深い土地柄でもあり、明治から大正時代にかけて、現在の中山競馬場の前身となった松戸競馬場が開設されていた。
●セントライト記念(GII)(菊花賞トライアル)
本競走は、日本初の三冠馬で、顕彰馬でもあるセントライト号の功績を称え、昭和22年に創設された3歳馬限定の重賞競走。当初は2,400mの別定重量で争われたが、42年に2,200mに短縮され、平成15年からは馬齢重量となった。なお、3着までの馬に菊花賞への優先出走権が与えられる。
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●行川(なめがわ)特別
行川は、千葉県南東部の勝浦市にある地名。かつては同地に動・植物園を中心とした総合レジャー施設、行川アイランドがあった。園名をとったJR外房線の行川アイランド駅は、現在も無人駅として残っている。
●九十九里(くじゅうくり)特別
九十九里は、千葉県山武郡の町。九十九里浜で有名。九十九里浜は、千葉県北東部の太平洋岸、北は刑部岬から南は太東埼までの約60kmにおよぶ砂浜。海水浴や海釣りを始めとしたマリンスポーツが盛んで多くの観光客が訪れる。また、いわし等の漁場としても知られている。
●ながつきステークス
ながつき(長月)は、陰暦9月の異称。夜が長くなる月なので、夜長月という言葉を略したとも言われる。
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●外房(そとぼう)特別
外房は、千葉県の房総半島南東部・太平洋沿岸を称したもの。安房の国の外側という意味。冬も温暖で草花の栽培が盛んである。
●市原(いちはら)特別
市原は、千葉県中西部に位置する市。東京湾に面した沿岸部は、京葉工業地域の一部で石油化学プラントの数は全国1位である。南東部には四季折々の自然が楽しめる養老渓谷があり、養老渓谷周辺は県立養老渓谷奥清澄自然公園に指定されている。
●産経賞オールカマー(GII)
本競走は、昭和30年に創設された重賞競走。当初は3歳以上のハンデ戦として2,000mで争われていたが、56年に負担重量が別定に変更され、59年には距離が2,200mに延長された。61年に馬齢重量となったが、平成7年に国際競走となった際、負担重量が再び別定になり、GIIIからGIIへと格上げされた。
産業経済新聞社は、東京と大阪に本社を置く昭和8年創刊の新聞社。本競走は、同社から寄贈賞を受けて施行されている。
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●習志野(ならしの)特別
習志野は、千葉県北西部の東京湾に面する市。市域は下総台地と東京湾の埋立地で構成されている。元陸軍の演習地であったが、戦後は跡地に病院や学校が建設され、現在は東京のベッドタウンとして発展している。また、市の西部には、ラムサール条約登録地である谷津干潟があり、多くの渡り鳥が飛来する。
●茨城新聞杯
茨城新聞は、茨城新聞社が発刊する明治24年(1891)創刊の新聞紙。茨城新聞社は茨城県水戸市に本社を置く新聞社。本競走は、昭和56年に同社から寄贈賞を受けて施行されている。
●秋風(しゅうふう)ステークス
秋風は、秋になって吹く涼しい風のこと。「あきかぜ」ともいう。
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●芙蓉(ふよう)ステークス
芙蓉は、アオイ科の落葉低木。暖地に生え、観賞用に栽植される。高さ1〜3m。初秋に、上部の葉腋に径約13cmの淡紅色の五弁花を開く。花は一日花で、白花の八重咲き、花色が変化する品種などもある。花言葉は「繊細美」。
●勝浦(かつうら)特別
勝浦は、千葉県南東部の太平洋に面する都市。中心の勝浦地区は漁師町、市場町として発達したもので、朝市は近世以来の伝統をもつ。勝浦港は銚子港に次いで県内2位の水揚げ量を誇り、中でもアジやカツオの水揚げが多い。
●スプリンターズステークス(GI)
本競走は、昭和42年に創設され、当時3歳以上の馬が出走できる唯一の1,200mの重賞競走であった。59年のグレード制実施当初はGIIIだったが、62年にGIIへ、平成2年にはGIへと格上げされた。
平成12年より、スプリント競走体系の整備等の観点から、施行時期を従来の12月から10月上旬とし、秋競馬の開幕を飾るGIレースとして施行されている。
2005年より開催されているグローバルスプリントチャレンジの第8戦。
●内房(うちぼう)ステークス
内房は、千葉県南西部の東京湾浦賀水道に面する海岸。外房に対し、房総半島南端の洲崎から北の富津岬までを言う。洲崎、大房岬、鬼ヶ崎、明鐘岬などの断崖奇岩の岬の間に波静かな入江が入り組む絶好の観光地で、夏は海水浴場として賑わう。また、『南総里見八犬伝』の舞台として有名な富山や、景勝地の鋸山など見どころも多い。海岸線のほぼ全域が南房総国定公園に属する。
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