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●小倉サマージャンプ(J・GIII)
本競走は、平成11年に創設された障害重賞競走。別定競走として芝3,390mで施行されている。正面中央の竹柵障害は、120cm、130cm、140cmの3段階に高さが可変する上下動式障害で、本競走は高さ140cmを使用して行われる。また、最終のハードル障害を芝コースに設置することで、迫力ある飛越を間近で観戦することが出来る競走となっている。
●伊万里(いまり)特別
伊万里は、佐賀県西部の伊万里湾に臨む市。湾奥の伊万里港は、かつて陶磁器や石炭の積み出し港として栄えた。近年では大規模な臨海工業団地を造成し、造船、IC関連産業、木材関連産業等が集まり近代的な工業港として発展している。南部の大川内や平尾は伊万里焼の産地として有名。
●唐津(からつ)特別
唐津は、唐津湾に臨む佐賀県北西部の市。明治時代以降には石炭積み出し港として繁栄した。唐津焼の産地としても有名。唐津城跡・虹の松原・鏡山などの名所があり、玄海国定公園の一部となっている。また、ハウスみかんの生産量は日本一である。
●九州スポーツ杯
九州スポーツは、東京スポーツ新聞社が九州地区で発行する昭和41年創刊のスポーツ紙。西部支社は福岡市に所在している。本競走は、58年に同社から寄贈賞を受け創設された。
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●国東(くにさき)特別
国東は、大分県の北東部に広がる国東半島の東部にある市。半島の中央には、標高720mの両子山があり、平安時代から鎌倉時代にかけて社寺が多く作られ、石仏・板碑などの仏教遺跡が点在している。また、「くにさき銀たち」と呼ばれる太刀魚が多く水揚げされる。
●ウインズ佐世保開設10周年記念佐世保(させぼ)特別
本競走は、ウインズ佐世保開設10周年を記念して施行される。
佐世保は、長崎県北部北松浦半島南岸の市。明治時代以来軍港として栄え、戦後は米軍基地や自衛隊基地となった。造船業が盛ん。
また、テーマパーク「ハウステンボス」の一角にはJRAの場外勝馬投票券発売所であるウインズ佐世保がある。
●KBC杯
KBCは、福岡市に本社を置く九州朝日放送の略称。ラジオはNRN系列で昭和29年から、テレビはテレビ朝日系列で34年から放送を開始している。本競走は、平成3年に同社より寄贈賞を受け創設された。
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●都井岬(といみさき)特別
都井岬は、宮崎県南端、日向灘(ひゅうがなだ)と志布志湾とを分ける岬。日南海岸国定公園に属し、天然記念物である小型の御崎馬やニホンザルが生息している。また、ソテツの自生林がある。
●指宿(いぶすき)特別
指宿は、鹿児島県薩摩半島南部、旧指宿カルデラの火口原を占める市。指宿温泉の砂蒸し風呂が有名。市域が霧島屋久国立公園に入り、開聞岳や池田湖などがある。温泉熱を利用した果物・観葉植物の栽培が盛ん。また、「空豆」、「オクラ」の生産量は日本一である。
●西部スポニチ賞
スポーツニッポン新聞社西部本社は、昭和30年の創立で、平成16年に東京本社・大阪本社と3社合併し「株式会社スポーツニッポン新聞社」となった。現在は福岡市にスポーツニッポン西部総局が所在する。本競走は、昭和43年に同社より寄贈賞を受けている。
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●足立山(あだちやま)特別
足立山は、北九州市小倉北区と小倉南区の境、企救半島にある標高598mの山。別名「霧ケ岳」とも呼ばれる。山頂からは北九州一帯、響灘、周防灘などが展望できる。麓には足立山森林公園が整備されている。
●響灘(ひびきなだ)特別
響灘は、福岡県の北東方、山口県の西方の海域。西は玄界灘に続き、冬季は季節風が強く吹くことから古来より大陸への重要航路であった。沿岸には古代の遺跡が多く見られ、中国大陸や朝鮮半島との交流が深かったことを今に伝えている。
●近代競馬150周年記念サマー2000シリーズ農林水産省賞典小倉記念(GIII)
本競走は、近代競馬150周年を記念して施行される、サマー2000シリーズの第3戦。
同競走は、昭和40年に創設された重賞競走。当初より長らく2,000mのハンデキャップ戦で施行されていたが、平成7年に別定重量に変更された。12年には再びハンデキャップ戦となっている。
●小郡(おごおり)特別
小郡は、山口市にある地名。江戸時代には山陽道の宿場町として栄え、昭和50年に山陽新幹線、58年に中国自動車道が開通し、山口県内の主要地域への玄関口として重要な役割を果たしてきた。平成15年10月に山陽新幹線・山陽本線の「小郡駅」を「新山口駅」に改称し、山口県の中核としてのまちづくりを進めている。また、同地にはJRAの場外勝馬投票券発売所であるウインズ小郡がある。
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●フェニックス(Phoenix)賞
フェニックスは、ヤシ科の植物。外来種であるが、南九州地区に多く見られ、宮崎の県木でもある。名は果実が赤褐色になるので、ギリシャ語で赤褐色と同義語と訳された「フェニキア人」からきたという説と、神話の不死鳥「フォイニクス」によるという説がある。
また、エジプト神話の不死鳥のこと。アラビアの砂漠に住み、500年に1度、自ら火中に入って焼かれ、その灰の中から幼鳥の姿となって再生すると言われる。
●平尾台(ひらおだい)特別
平尾台は、北九州市小倉南区にある石灰岩台地。鍾乳洞・ドリーネなどカルスト地形が発達している。昭和27年に天然記念物に指定された。オギナグサやキキョウなど絶滅危惧種に当たる植物が自生している。
●釜山(ぷさん)ステークス
釜山は、大韓民国南東部に位置する広域市。韓国の主要都市の中では最も日本に近く位置し、国内第二の都市として古くから栄えてきた。日本との関係も古く、小倉競馬場と釜山競馬場は姉妹競馬場として提携している。
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●青島(あおしま)特別
青島は、宮崎市南部、日南海岸の北端にある島。同島の周囲は浸食されて海食台をなし、「鬼の洗濯板」と呼ばれる景観を呈しており、特別天然記念物に指定されている。また、ビロウなどの亜熱帯性植物群落も特別天然記念物に指定されている。海水浴場も広がり、マリンスポーツを楽しむことができる。
●西部日刊スポーツ杯
西部日刊スポーツは、福岡市に本社を置く日刊スポーツ新聞西日本西部本社が発行する、昭和52年創刊のスポーツ紙。本競走は、63年に同社から寄贈賞を受け創設された。
●阿蘇(あそ)ステークス
阿蘇は、九州中央部にある山名。複式活火山であり、最高峰は中央火口丘の阿蘇五岳中の高岳で標高1,592m。外輪山と数個の中央火口丘からなり、外輪山は南北約25km、東西約18kmで、世界最大級のカルデラを形成している。南麓には名水として知られる白川水源がある。
また、熊本県北東部の市。阿蘇山の北麓に位置する。温泉・キャンプ場などが多数あり、県内最大の観光地となっている。
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●筑後川(ちくごがわ)特別
筑後川は、九州北部を流れる川。全長143kmは九州一の長さであり、熊本・大分・佐賀・福岡の4県を流れる。九重連山に源を発する玖珠川と阿蘇山に源を発する大山川が、日田盆地で合流して三隅川となり、福岡県に入って筑後川となる。下流に筑紫平野を形成し、有明海に注ぐ。
●八幡(やはた)特別
八幡は、北九州市にある区の1つ。明治時代に八幡製鉄所が開設されて以来、工業地帯として発展した。昭和38年に八幡市から北九州市八幡区となり、49年に東西に分区した。
なお、八幡東区にはJRAの場外勝馬投票券発売所であるウインズ八幡が所在する。
●TVQ杯
TVQは、北九州市と福岡市に本社を置く「ティー・ヴィー・キュー九州放送」の略称。平成3年の開局で、TXN(テレビ東京)系列。本競走は、4年に同社から寄贈賞を受けて創設された。
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●英彦山(ひこさん)特別
英彦山は、福岡・大分の県境にある奇石・奇峰に富む火山群の主峰。標高1,200m。山伏の修行場として知られる。北・中・南岳の三峰からなり、中岳に英彦山神宮がある。山中には、国の重要文化財に指定されている「奉幣殿」と「銅鳥居」や、国の天然記念物に指定されている「鬼杉」がある。
●不知火(しらぬい)特別
不知火は、夜間の海上に多くの光が点在し、ゆらめいて見える現象。九州の八代海・有明海で多く見られる。遠くの漁火(いさりび)が干潟の冷えた水面と大気との間にできる温度差によって無数の影像を作る。また、「筑紫」の枕詞でもある。
●サマースプリントシリーズテレビ西日本賞北九州記念(GIII)
サマースプリントシリーズの第4戦。
本競走は、昭和41年に創設された重賞競走。当初は2,000mのハンデキャップ競走であったが、44年に短縮されて1,800mとなり、47年より別定戦に変更された。平成18年より1,200mのハンデキャップ競走として施行されることになり、現在に至っている。
テレビ西日本は、福岡市に本社を置く放送局。昭和33年の開局でFNS(フジテレビ)系列。本競走は、45年より同社に寄贈賞を受けて施行されている。
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●ひまわり賞
ひまわり(向日葵)は、北アメリカ原産のキク科の一年草。高さ約2m。茎は太くて直立し、長い柄を持つ大きなハート形の葉が互生する。夏に周囲が鮮黄色、中央が褐色の大きな頭状花を横向きに咲かせる。開花前のつぼみを付ける頃までは太陽の方角を向き、その動きにつれて回るが、開花後は生長が止まり、東を向いたまま動かなくなる。種は食用や油にも加工される。花言葉は「あこがれ」「熱愛」。
●西海(さいかい)賞
西海は、長崎県西彼杵半島の北部にある市。平成17年に西彼町・西海町・大島町・崎戸町・大瀬戸町の5町が合併して誕生した。「西海みかん」と呼ばれるみかんの栽培で有名。
また、西海道の略。西海道は、五畿七道のひとつ。九州は古代より中国大陸や朝鮮半島、琉球諸島などと海を通じての交流が深い。
●宮崎(みやざき)ステークス
宮崎は、九州南東部に位置する県。県庁所在地は宮崎市。マンゴーや日向夏など、南国の温暖な気候を利用した農産物が有名。また、スポーツチームのキャンプ地としても知られる。
また、宮崎市内には、JRAの競走馬育成施設である宮崎育成牧場があり、冬季の気候が温暖なことから、年間を通じて屋外で育成カリキュラムに沿った調教を行うことができるのが特徴である。育成された競走馬は主にJRAブリーズアップセールで売却され、JRA育成馬としてデビューする。
なお、牧場内にはJRAの利用者登録制の場外勝馬投票券発売所であるウインズ宮崎がある。
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●鳥栖(とす)特別
鳥栖は、佐賀県東部の市。国道3号・34号線、鹿児島本線・長崎本線の分岐点で、律令時代の宿駅、江戸時代は長崎街道の宿場町として繁栄した。現在も九州最大の交通の要所として知られる。『肥前国風土記』によると、ここに住む人々が雑鳥(くさぐさのとり)を捕まえて朝廷に献上したことから、島樔郷と呼ばれたことに由来すると言われている。また、市内には天然記念物のカササギの生息地がある。
●天草(あまくさ)特別
天草は、天草諸島の下島にある市。または、同諸島の略称。天草諸島は、熊本県宇土半島の南西にある島々。上島・下島・大矢野島を主島とする100余の島からなり、地理上は鹿児島県の長島なども含む。室町時代末期にキリスト教が広まり、隠れキリシタンや殉教者の遺跡が数多くある。温暖な気候を利用しての果樹や花の栽培が盛ん。
●小倉日経オープン
日本経済新聞社は、東京と大阪に本社を置く新聞社。本競走は、昭和48年に同社より寄贈賞を受けて創設された。
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●筑紫(ちくし)特別
筑紫は、九州の古称。「つくし」ともいう。筑前・筑後二国、豊国・肥国を含めた九州の北半分、または九州全体を指す場合などがある。
●玄海(げんかい)特別
玄海は、玄界灘に面する地名のこと。リアス式の海岸部は国定公園に指定されている。玄界灘は、九州北西部の海域のこと。対馬海流が流れ、日本近海でも有数の漁場である。西は対馬海峡、東は響灘に連なる。
●北九州短距離ステークス
北九州は、福岡県北部にある政令指定都市。昭和38年に若松・八幡・戸畑・小倉・門司の5市が合併して発足し、三大都市圏以外で初の政令指定都市となった。北九州工業地域の中心となっており、金属・化学・製鉄・機械などの重化学工業が発達している。また、市内には森鴎外や竹久夢二などの作家や歌人の石碑が数多くある。
なお、同市内には小倉競馬場が所在する。
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●若戸大橋開通50周年記念若戸大橋特別
本競走は、若戸大橋開通50周年を記念して施行される。
同橋は、北九州市若松区と戸畑区を結ぶ橋。昭和37年に完成した。建設当時は、東洋一の吊り橋であり、印象的な赤い橋は港の象徴となった。車の通行台数は述べ6億台を超えている。また、本年は開通50周年を記念した様々なイベントが催されている。
●西日本スポーツ杯
西日本スポーツは、福岡市に本社を置く西日本新聞社が発行する昭和30年創刊のスポーツ紙。本競走は、39年に同社から寄贈賞を受け『西日本新聞杯』として創設され、61年に現在の名称に変更された。
●小倉2歳ステークス(GIII)
本競走は、昭和40年に創設された競走。距離1,200mで争われ、小倉競馬の2歳チャンピオンを決定する競走であり、夏の小倉開催のフィナーレを飾る競走として定着している。
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