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特別レース名解説  1回 小倉競馬
【第1日】 1月22日(土)
●かささぎ賞
 鵲(かささぎ)は、スズメ目カラス科の鳥。別名カチガラス。北半球の中北部に広く分布し、日本へは16世紀末頃朝鮮半島から持ち込まれ、主に佐賀平野で繁殖した。佐賀県の県鳥であり、生息地が国の天然記念物に指定されている。

●壇之浦(だんのうら)特別
 壇之浦は、山口県下関市の市街地東端、関門海峡の東の海域である早鞆瀬戸(はやとものせと)に臨む海岸。源平合戦最後の古戦場として知られる。関門トンネル、新関門トンネル、関門橋が集まる交通の要衝で、安徳帝を祀る赤間神宮など史跡も多い観光地でもある。

●唐戸(からと)特別
 唐戸は、山口県下関市の地名。古くから栄えた港町であり、旧下関英国領事館、旧秋田商会ビルや下関南部町郵便局など、レトロな建物が建ち並ぶ街である。また、ふぐで有名な唐戸市場がある。

【第2日】 1月23日(日)
●巌流島(がんりゅうじま)特別
 巌流島は、山口県下関市、関門海峡に浮かぶ船島の別名。慶長17年(1612)に宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘した場所として有名。巌流島を遠望する北九州市小倉北区の手向山公園には、武蔵・小次郎の碑があり、決闘が行われたとされる4月13日に近い日曜日には毎年、両剣聖を偲んで「武蔵・小次郎まつり」が催される。

●関門橋(かんもんきょう)ステークス
 関門橋は、山口県下関市と福岡県北九州市門司区を結ぶ関門高速道路の吊り橋。全長1,  068m、幅26mで桁下は61m。関門橋の着工は昭和43年6月で開通したのは5年後の48年11月。この橋の完成で本州経済圏と九州経済圏の交流がより密接になった。

●早鞆(はやとも)特別
 早鞆は、九州の北端、門司崎と下関市壇之浦との間の水路。早鞆瀬戸の名で知られる。瀬戸は関門海峡の東端に位置し、この付近は海峡の中で最も狭く、本州と九州の間の海峡の幅は約630m。潮の流れは関門海峡中最も強く、最大8ノット(約15キロ)に達する。

【第3日】 1月29日(土)
●背振山(せふりさん)特別
 背振山は、福岡県と佐賀県の境にある背振山地の主峰で標高は1,055m。頂上に背振神社がある。鎌倉時代に栄西禅師が初めて宋(中国)の茶をこの山に移植した。現在、山頂には自衛隊と気象庁のレーダーがある。

●和布刈(めかり)特別
 和布刈は、北九州市門司区にある観光地で、1185年に壇ノ浦の戦いで滅亡した平家の哀史を秘めた早鞆瀬戸(はやとものせと)を臨む景勝の地。地元の和布刈神社と下関市の住吉神社では旧暦の元旦に神宮が海藻を刈り取る行事「和布刈神事」を行う。

●合馬(おうま)特別
 合馬は、北九州市小倉南区の地名。大化の改新により「駅伝の制」が布かれた際、都と全国の国府を結ぶ幹線道路上の駅に、官吏公用で諸国へ行く者の為に備えられていた馬(駅馬)が、当地にて落ち合い鼻を突き合わせたことから、合馬と名付けられたと伝えられている。「たけのこ」の産地としても有名。

【第4日】 1月30日(日)
●くすのき賞
 樟(くすのき)は、クスノキ科の常緑高木。関東南部から九州、東南アジアの暖地に分布している。長寿で高さ20m以上の大木になる。葉は卵形で先がとがり、光沢がある。5〜6月にかけて黄緑色の小花をつける。樟脳がとれ、防虫剤や医薬品に広く利用される。

●帆柱山(ほばしらやま)特別
 帆柱山は、北九州市八幡西区の市街地の背後にある標高488mの山。神功皇后の三韓出兵の際、この山から船舶や帆柱にする木材を切り出したので帆柱山の名がついたという伝説がある。なお、神功皇后は「日本書紀」に出てくる説話上の人物である。

●遠賀川(おんががわ)特別
 遠賀川は、福岡県嘉麻市の馬見山に源流を持つ川。県中部を北流して遠賀郡芦屋町で響灘に注ぐ。筑豊炭田を北流しているのでかつては石炭輸送に利用されていた。現在は北九州工業地帯の工業用水、上水道として重要な役割を担っている。

【第5日】 2月5日(土)
●小倉城(こくらじょう)特別
 小倉城は、北九州市小倉北区にある城跡。戦国時代末期に毛利氏が築城したのが始まり。本格的な築城は関ヶ原合戦後に入国した細川忠興によるもので、以降細川氏、小笠原氏と幕末まで小倉藩の居城となった。現在の天守閣は昭和34年に再建されたもの。平成10年には場内下屋敷跡に江戸時代の大名屋敷を再現した小倉城庭園が完成した。

●小倉大賞典(GIII)
 本競走は、昭和42年に創設された重賞競走。創設以来、小倉競馬場で芝1,800mのハンデ戦で行われている(昭和44年は1,900m、57年は2,000mで阪神競馬場において施行。平成10年、11年、22年は中京競馬場で施行)。マイル路線と中距離路線を歩む馬が一堂に会する競走となっている。

●紫川(むらさきがわ)特別
 紫川は、福岡県東部、貫山地の金辺峠付近に源を発し、北九州市小倉北区で響灘に注ぐ川。全長約20km。上流には平尾台があり、下流では北九州市最大の三角州を形成している。

【第6日】 2月6日(日)
●あすなろ賞
 翌檜(あすなろ)は、ヒノキ科の常緑高木。大きいものは高さ30m、直径1mになる。本州から九州の山地に生息する。葉はやや厚く大きなウロコ状で緑色をしており、裏面には雪白色の模様がある。木材としては建築、器具、土木、橋梁に使われ、樹木としては庭木になる。

●皿倉山(さらくらやま)特別
 皿倉山は、北九州市八幡東区の市街地の背後にある標高622mの山。西に続く帆柱山とともに北九州国定公園となっている。山頂からは洞海湾沿岸の工業地帯や関門海峡を一望できる。

●香春岳(かわらだけ)特別
 香春岳は、福岡県北部、田川郡香春町西部にある標高511mの山。山体は石炭岩で一ノ岳、二ノ岳、三ノ岳からなるカルスト地形の奇峰が連なる。古代には日本有数の銅の産出地でもあった。

【第7日】 2月12日(土)
●萌黄(もえぎ)賞
 萌黄は、萌え出た若葉のような冴えた黄緑色を言う。日本古来の色で平安時代には若者向けの色とされた。

●中京スポニチ賞
 スポーツニッポン新聞社は、東京・大阪に本社を置く新聞社。本競走は、同社より寄贈賞を受けて施行される。

●小石原(こいしわら)特別
 小石原は、福岡県朝倉郡東峰村の地名。旧宿場町で英彦山権現の第二門前町としても知られている。小石原焼が有名。17世紀に福岡藩主が伊万里から陶工を招いて窯場を開いたのが始まり。特徴としては飛び鉋(かんな)、刷毛目(はけめ)などの加飾の技術がある。

【第8日】 2月13日(日)
●山国川(やまくにがわ)特別
 山国川は、大分県北部を流れる川。全長56km。英彦山の東に発し、中津市の西で周防灘に注ぐ。中流に位置する耶馬溪は青の洞門、一目八景などの景勝地がある。

●門司(もじ)ステークス 
 門司は、北九州市にある区名。門司区は、九州の北端に位置し、関門海峡を隔て、山口県下関市と相対している。門司港地区は、国際貿易港として繁栄し、旧門司三井倶楽部や旧門司税関などの歴史的建造物を活かした「レトロの街」としても知られ、同市の代表的な観光名所となっている。

●周防灘(すおうなだ)特別
 周防灘は、瀬戸内海にある灘のうちで最西部に位置し、最大の水域を持っている。規模は東西約90km、南北約37km。山口県南岸と九州北東岸に囲まれ、西は関門海峡で響灘に通じ、東は祝島と国東半島北方の姫島を境として伊予灘に接する。水深は東部が平均50mと最も深く、中部・西部は遠浅で潮の流れも緩慢である。