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●ラジオ関西賞仲春(ちゅうしゅん)特別
ラジオ関西は、昭和27年に民放ラジオ10番目の局として開局した放送局。従来の「AM神戸」を平成17年1月1日から「ラジオ関西」へ完全移行・統一した。本競走は、同社から寄贈賞を受けて施行される。
仲春は、春三ヵ月の中の月の意で、陰暦二月の異称。
●陽春(ようしゅん)ステークス
陽春とは、暖かな春のこと。春を表す季語。陰暦正月の異称でもある。
●毎日杯(GIII)
本競走は、昭和29年に創設された重賞競走。当初は『東京優駿(日本ダービー)』の直後に施行されていたが、46年に施行時期を繰り上げ、『皐月賞』前の3月に行われるようになった。平成19年より2,000mから1,800mに距離が変更されている。
毎日新聞社は、東京・大阪・北九州・名古屋に本社を置く新聞社。本競走は、同社より寄贈賞を受けている。
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●君子蘭(くんしらん)賞
君子蘭は、ヒガンバナ科の多年草で、ウケザキクンシランの通称。南アフリカが原産で、日本には明治時代に伝わった。春、花茎の頂に広漏斗状の大形の花をつける。花言葉は「情け深い」「誠実」。
●四国新聞杯
四国新聞社は、高松市に本社を置く新聞社。明治22年(1889)に『香川新報』として創刊された。本競走は、同社より寄贈賞を受けて施行される。
●心斎橋(しんさいばし)ステークス
心斎橋は、大阪市中央区にある街。または、大阪の長堀川に架かっていた橋。現在は陸橋になっている。長堀川を開削したうちの一人、岡田心斎が長堀川に橋を架けたことが名称の由来とされている。周辺は百貨店などが立ち並ぶ繁華街となっている。平成9年の長堀再開発により、地下のショッピングモール「クリスタ長堀」が完成。このときに心斎橋の一部が再利用され、中央分離帯などに橋の欄干が使われた。
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●明石(あかし)特別
明石は、兵庫県南部、明石海峡に面する市。かつては山陽道・四国街道の分岐点の宿駅で、松平氏の城下町であった。東経135度の日本標準時子午線が通過する所に天文科学館がある。
●マーガレット(Marguerite)ステークス
マーガレットは、カナリア諸島原産のキク科の多年草。夏に中央が黄色で周囲が白色の頭状花を開く。花言葉は「心に秘めた恋」。
●コーラル(Coral)ステークス
コーラルは、英語でサンゴのこと。サンゴは、サンゴ科サンゴ属の腔腸動物の総称。また、その骨軸。個虫が集まって樹状の群体をつくり、宝石になるものもある。
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●千種川(ちぐさがわ)特別
千種川は、中国山地を源とし、兵庫県の南西部を流れる川。環境省によって選定された名水百選のひとつ。赤穂市の全給水量のおよそ半分を賄っている。
●難波(なんば)ステークス
難波は、大阪市の中央区から浪速区にまたがる地名。なんば駅を中心とする一帯のこと。道頓堀・千日前などとともに「ミナミ」と称される繁華街をなす。
なお、ミナミの中心施設でもあるなんばパークス内には、JRAの場外勝馬投票券発売所であるウインズ難波がある。
●産経大阪杯(GII)
本競走は、昭和32年に『大阪杯』として創設された重賞競走。幾度かのレース冠名変更を経て、『産経大阪杯』となった。当初は1,800mで施行されていたが、47年より現在と同じ2,000mで施行されている。56年に施行時期が3月上旬から約1ヶ月繰り下げられたことにより、『天皇賞(春)』の前哨戦という意味合いが一層強くなった。
産経新聞社は、東京と大阪に本社を置く新聞社。本競走は、同社から寄贈賞を受けて施行される。
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●アザレア(Azalea)賞
アザレアは、ツツジ科の園芸品種の総称。花は大形で、色は桃、紅、白など多彩。中国の四川(しせん)・雲南地方の原種がヨーロッパで改良され、その品種の数は150以上にのぼる。花言葉は「愛の喜び」「自制心」「節制」。
●大阪−ハンブルクカップ
本競走は、大阪市と友好都市提携しているドイツ・ハンブルク市と、競馬を通じて国際親善を深める目的で平成9年に創設された交換競走。ハンブルクは、ドイツの北西部に位置するドイツ第二の都市。
●サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス(GII)
本競走は、昭和33年に創設された重賞競走。創設以来12月に施行されていたが、牝馬競走体系の整備に伴い、平成18年より開催時期を4月に変更して施行されている。『ヴィクトリアマイル』に向けた前哨戦である。
サンケイスポーツは、産経新聞社が発刊するスポーツ紙。本競走は同社からの寄贈賞を受けている。
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●忘れな草(わすれなぐさ)賞
忘れな草は、ヨーロッパ原産のムラサキ科の多年草。春、尾状に巻いた花序を出し、青紫色の小花をつける。英名は、フォゲットミーノット(forget-me-not)。名はドイツの悲恋物語に登場する騎士ルドルフの言葉に由来する。ルドルフは恋人ベルタのためにドナウ川の岸辺に咲くこの花を採ろうとしたが、足を滑らせて川に流されてしまう。沈みゆくなかでベルタに向かって花を投げ、「私を忘れないで」という言葉を残して命を落としていったことからこの名が付いたとされる。花言葉は「真の愛」。
●梅田(うめだ)ステークス
梅田は、大阪市北区西部の一地区。明治7年(1874)に現在のJR大阪駅が開設されてから急速に発展し、JR、阪急電鉄、阪神電鉄、地下鉄、バスなどが集中する大ターミナルとなった。難波を中心とした一帯を「ミナミ」と呼ぶのに対して「キタ」呼ばれる地域の中心地となっている。主要ビルは地下街で連絡し、隣接する曾根崎地区まで歓楽街が続いている。
なお、梅田にはJRAの場外勝馬投票券発売所であるウインズ梅田がある。
●桜花賞(JpnI)
本競走は、イギリスの『1000ギニー』に範をとり、昭和14年(1939)に『中山4歳牝馬特別競走』として創設された。当初は中山競馬場で距離1,800mで争われていたが、22年に京都競馬場に舞台を移し、距離を1,600mとしたのを機に競走名を『桜花賞』とした。その後、25年に施行場が阪神競馬場に移され、現在に至っている。
牝馬3冠競走(桜花賞・優駿牝馬・秋華賞)の第一関門となっている本競走は、その名のごとく桜の咲き誇る季節に、幾多の名勝負と名牝を生み出してきた。なお、本競走の4着までの馬には優駿牝馬(オークス)の優先出走権が与えられる。
●赤穂(あこう)特別
赤穂は、兵庫県南西端に位置する市。千種川河口にある。市内には大石神社、花岳寺、大石良雄宅跡など『忠臣蔵』で知られる赤穂義士の史跡が多い。古くから塩田が栄えており、生産される塩は「赤穂の塩」として全国的に流通している。
●蓬莱峡(ほうらいきょう)特別 ※「蓬莱」は旧字
蓬莱峡は、兵庫県西宮市にある峡谷。六甲断層の断層破砕帯にできた景勝地で、花崗岩の崩れた荒々しい断崖を誇る。六甲山地の代表的な登山ルートとして広く知られている。
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●白鷺(しらさぎ)特別
白鷺は、白色のサギ科の鳥の総称。日本にはダイサギ、チュウサギ、コサギなどが生息している。世界文化遺産で国宝の姫路城は、その白亜の美しさから「白鷺城」の別名がある。
●鳴門(なると)ステークス
鳴門は、四国の東端、徳島県北東部の市。かつては製塩業で発展し、現在は製薬・養殖業・農業が盛ん。
同市の東側に位置する鳴門海峡は、徳島県鳴門市孫崎と兵庫県の淡路島の門崎との間の海峡。内海側の播磨灘と外洋側の紀伊水道との干満による海面差が大きいことから、潮の流れが急で、渦潮を生じる。
●読売マイラーズカップ(GII)
本競走は、マイル適性馬の出走機会の拡充を目的として昭和45年に創設された重賞競走。『安田記念』の前哨戦としての意味合いを持ち、春の短距離路線を歩む馬にとって重要な競走となっている。
読売新聞社は、東京・大阪・福岡に本社を持つ新聞社。本競走は、同社からの寄贈賞を受けて施行される。
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●はなみずき賞
はなみずきは、ミズキ科の落葉小高木。別名アメリカヤマボウシ。春に4枚の紅または白色の苞のある花を咲かせ、秋に赤い実をつける。明治45年(1912)に当時の東京市がワシントンD.C.にソメイヨシノを贈った際、その返礼として、大正4年(1915)に日本に贈られたのが始まりとされる。花言葉は「私の想いを受けてください」。
●山陽(さんよう)特別
山陽は、山陽地方、または山陽道の略。山陽道は古代に定められた五畿七道のひとつで、現在の中国地方の瀬戸内海側のこと。播磨(はりま)・美作(みまさか)・備前(びぜん)・備中(びっちゅう)・備後(びんご)・安芸(あき)・周防(すおう)・長門(ながと)の8ヶ国からなる広域行政区画、およびそれらを貫く幹線道路を指した。現在、山陽と呼ばれる地域は中国山脈の南、瀬戸内海側の地域で岡山・広島両県と山口県の中南部を指すが、兵庫県南部を含めることもある。
●淀屋橋(よどやばし)ステークス
淀屋橋は、大阪市の土佐堀川に架かる橋。中之島と船場を結び、御堂筋の一部となっている。橋の名は、江戸時代に豪商淀屋个庵が架けたことに由来する。現在の淀屋橋は、大正13年(1924)に懸賞募集で選ばれた大谷龍雄氏のデザインに武田五一氏、元良勲氏らが手を加えたもので、昭和10年(1935)に竣工した。周辺には企業や大阪市の関係機関のビルが立ち並び、大阪を代表するオフィス街となっている。 |
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