 |
|
|
 |


●フェニックス(Phoenix)賞 フェニックスは、ヤシ科の植物。外来種であるが、南九州地区に多く見られ、宮崎の県の木でもある。名は果実が赤褐色になるので、ギリシャ語で赤褐色と同義語と訳された「フェニキア人」からきたという説と、神話の不死鳥「フォイニクス」によるという説がある。 また、エジプト神話の不死鳥のこと。アラビアの砂漠に住み、500年に1度、自ら火中に入って焼かれ、その灰の中から若い姿で再生すると言われる。
●久留米(くるめ)特別 久留米は、福岡県南西部、筑後平野に位置する市。九州自動車道と大分・長崎自動車道の交点に近く、多くの国道が通っていることから、交通の要衝となっている。江戸時代は有馬氏の城下町として栄えた。久留米絣の産地。ゴム工業や稲作などが盛ん。
●西部スポニチ賞 スポーツニッポン新聞社西部本社は、昭和30年の創設で、平成16年に東京本社を存続会社として、大阪本社と西部本社を合併した。本競走は、昭和43年より同社より寄贈賞を受けている。
|
●鹿屋(かのや)特別 鹿屋は、鹿児島県大隈半島のほぼ中央に位置する市。北部には標高1,236mの大篦柄岳(おおのがらだけ)を主峰とする高隈山系が連なり、南東部には肝属(きもつき)山地との間に笠野原台地や肝属平野が広がっている。中央部には高隅山系に源を発する肝属川が流れ、西部は鹿児島湾に接し、約19kmに及ぶ海岸線が続いている。サツマイモ、落花生、ポンカンの栽培が盛んで、笠野原台地周辺では軽種馬の生産も行われている。また、市の西部の霧島ヶ丘公園には、4千種・5万株のバラが咲き誇る「かのやばら園」があり、多くの観光客が訪れている。
●由布院(ゆふいん)特別 由布院は、大分県中部、由布市の温泉地。周囲を由布岳や黒岳などの1,000m級の山に囲まれた盆地である。地名の由来は木綿(ゆふ)の産地であったこと、古代に租税を収蔵する倉院が設置されていたことからという説がある。
●サマースプリントシリーズテレビ西日本賞北九州記念(GIII)
サマースプリントシリーズの第3戦。 本競走は、昭和41年に創設された重賞競走。当初は2,000mのハンデキャップ競走であったが、44年に短縮されて1,800mとなり、47年より別定戦に変更された。平成18年より1,200mのハンデキャップ競走として施行されることになり、現在に至っている。
テレビ西日本は、福岡市に本社を置く放送局。FNS(フジテレビ)系列。本競走は、同社より寄贈賞を受けて施行される。
|
●シンガポールターフクラブ賞 シンガポールターフクラブは、1842年、「シンガポール・スポーツ・クラブ」として設立され、1924年に現在の名称に改称された。シンガポールでは、1933年に同クラブによってブキティマ競馬場が開場され、その後1999年にクランジに移転して現在に至っている。同競馬場では国際招待競走である『シンガポール・エアライン・インターナショナルカップ』が施行されており、日本馬では2006年にコスモバルク号、2007年にシャドウゲイト号がそれぞれ優勝している。
●タイランドカップ タイは、インドシナ半島中央部を占める立憲王国。首都バンコク。タイにおける競馬は19世紀末に始まり、1901年に在留外国人を中心としてロイヤルバンコクスポーツクラブ(RBSC)が結成され、1916年にはタイ人を中心にロイヤルターフクラブオブタイランド(RTCT)が設立された。現在では、バンコクにRBSC、RTCTの両競馬場があるほか、国内第2の都市チェンマイ、馬産地である東北地方のナコンラチャシーマー(コラート)、コンケン、ウドンタニ、マハーサラカム、ロイエットにも競馬場がある。以前はタイ・ポニーが中心であったが、現在はサラブレッドによる競走が大部分を占める。
●マレーシアカップ マレーシアは、東南アジアのマレー半島南部とボルネオ島北部を占める連邦制の国。首都クアラルンプール。マレーシアでは19世紀後半にシンガポールと一体で競馬が行われるようになった。その後、1864年にペナン、1896年にセランゴール、1926年にペラの3つのターフクラブが設立された。現在も同ターフクラブによって競馬が行われている。
|
●マカオジョッキークラブトロフィー マカオジョッキークラブは、1987年にマカオ政府の許可を得て、マカオのタイパ島に設立された。廃止となったマカオトロッティングクラブのタイパ競馬場を購入し、1989年9月にはじめてサラブレッドによる競馬を施行した。当初はダートコースのみで施行されていたが、90年には芝コースとナイター用の設備も整い、現在の体裁ができあがった。
●フィリピントロフィー フィリピンは、東南アジア、フィリピン諸島を占める共和国。首都マニラ。フィリピンにおける競馬は、1867年にマニラ・ジョッキー・クラブが結成されたことに始まる。1900年にサンラザロ競馬場に移転した同クラブは、1937年株式会社となった。また、同年にフィリピン・レーシングクラブ株式会社が結成され、サンタアナパーク競馬場を開いた。1974年、競馬監督機能を政府からフィリピン・レーシング・コミッション(フィラコム)に分離独立したことに伴い、フィラコムが開催認可権、免許権、裁決権等を掌握し、競馬開催全般を統括しているが、勝馬投票券の発売については依然として国家機関である賭事遊戯局の規制を受けている。
●小倉日経オープン 本競走は、日本経済新聞社より寄贈賞を受け昭和48年に創設された。日本経済新聞社は、東京と大阪に本社を置く新聞社。
●インディアトロフィー インドは、アジア南部、インド半島の大部分を占める共和国。首都ニューデリー。インドにおける競馬は、1777年にマドラスにおいて、英軍将校がアラブ種に騎乗して行ったのが始まりだと言われている。その後、競馬統轄機関の組織化が促進され、現在はロイヤルカルカッタターフクラブ、ロイヤルウエスタンターフクラブ、マドラスレースクラブ、バンガロアターフクラブ、ハイデラバードターフクラブの5つのクラブ組織があり、それぞれの地域における競馬を監督している。日本とインドの交流は、1968年のハクチカラ号の寄贈に始まる。また、第1回ジャパンカップには、同国からオウンオピニオン号が出走している。
|
●ひまわり賞 ひまわり(向日葵)は、北アメリカ原産のキク科の一年草。高さ約2m。茎は太くて直立し、長い柄を持つ大きなハート形の葉が互生する。夏に周囲が鮮黄色、中央が褐色の大きな頭状花を横向きに咲かせる。開花前のつぼみを付ける頃までは太陽の方角を向き、その動きにつれて回るが、開花後は生長が止まり、東を向いたまま動かなくなる。花言葉は「あこがれ」「熱愛」。
●筑後川(ちくごがわ)特別 筑後川は、九州北部を流れる川。全長143kmは九州一の長さであり、熊本・大分・佐賀・福岡の4県を流れる。九重連山に源を発する玖珠川と阿蘇山に源を発する大山川が、日田盆地で合流して三隅川となり、福岡県に入って筑後川となる。下流に筑紫平野を形成し、有明海に注ぐ。
●TVQ杯 TVQは、北九州市と福岡市に本社を置く「ティー・ヴィー・キュー九州放送」の略称。平成3年の開局で、TXN(テレビ東京)系列。本競走は、4年に同社から寄贈賞を受けて創設された。
|
●別府(べっぷ)特別 別府は、大分県中部、別府湾奥にある市。別府八湯を中心に発展した観光地として有名。温泉熱利用の研究所・療養所・保養所などの施設が集中している。
●玄海(げんかい)特別 玄海は、佐賀県北西部、玄界灘に面する地名。リアス式の海岸部は国定公園に指定されている。玄界灘は、九州北西部の海域のこと。対馬海流が流れ、日本近海でも有数の漁場である。西は対馬海峡、東は響灘に連なる。
●阿蘇(あそ)ステークス 阿蘇は、九州中央部にある複式活火山。最高峰は、中央火口丘の阿蘇五岳中の高岳で、標高1,592m。外輪山と数個の中央火口丘からなり、外輪山は南北24km、東西18kmで、世界最大級のカルデラを形成している。南麓には名水として知られる白川水源がある。
|
●唐津(からつ)特別 唐津は、唐津湾に臨む佐賀県北西部の市。明治時代以降には石炭積み出し港として繁栄した。また、唐津焼の産地として有名。唐津城跡・虹の松原・鏡山などの名所があり、玄海国定公園の一部となっている。ハウスみかんの栽培が盛ん。
●不知火(しらぬい)特別 不知火は、夜間の海上に多くの光が点在し、ゆらめいて見える現象。九州の八代海・有明海で多く見られる。遠くの漁火(いさりび)が干潟の冷えた水面と大気との間にできる温度差によって無数の影像を作る。
●佐世保(させぼ)ステークス
佐世保は、長崎県北部、北松浦半島南岸の市。明治時代以来軍港として栄え、戦後は米軍基地、自衛隊基地となった。造船業が盛ん。
また、JRAの場外勝馬投票券発売所であるウインズ佐世保がテーマパーク「ハウステンボス」の一角にある。
|
●国東(くにさき)特別 国東は、大分県の東北部に広がる国東半島の東部にある市。半島の中央には、標高721mの両子山があり、平安時代から鎌倉時代にかけて社寺が多く作られ、石仏・板碑などの仏教遺跡が点在している。
●八幡(やはた)特別 八幡は、北九州市にある区のひとつ。明治時代に八幡製鉄所が開設されて以来、工業地帯として発展した。昭和38年に八幡市から北九州市八幡区となり、のちに東西に分区した。
なお、JRAの場外勝馬投票券発売所であるウインズ八幡がある。
●小倉2歳ステークス(JpnIII) 本競走は、昭和40年に創設された競走。距離1,200mで争われ、小倉競馬の2歳チャンピオンを決定する競走であり、夏の小倉開催のフィナーレを飾る競走として定着している。
|
|
|
|