競馬コラム

Singapore Airlines International Cup
シンガポールエアラインズインターナショナルカップ(G1)
2012/5/20 星・クランジ競馬場  芝2000m 3歳以上
 ヨーロッパから4頭、香港から3頭の遠征馬が参戦したこのレース。前走G1ドバイデューテイフリー(芝1800m)で3着に健闘したゴドルフィンのシティスタイル(せん6)が、ゲート内で暴れて発走除外になるという、波瀾含みの幕開けとなった。
 昨年秋のG1ローマ賞を含めて4つの重賞を制しているドイツ調教馬ザズー(牡5)が単勝オッズ4.2倍の1番人気。前走シャティンのG1オーデマピゲクイーンエリザベス2世C(芝2000m)が2着だった香港調教馬サムザップ(せん7、父シンコウキング)が4.8倍の2番人気に推されたのをはじめ、遠征馬たちが上位人気を独占。地元勢では、前走クランジのローカルG2クイーンエリザベス2世C(芝2000m)3着のフラックス(せん5)が、11.8倍の7番人気に支持されたのがもっとも高評価だった。
 ペースを作ったのは、そのフラックス。ザズーは3番手の好位をとり、サムザップはいつものように後方からの競馬となった。直線に向いてなお粘るフラックスに、残り1ハロン手前で襲いかかったのが、道中は後方で競馬を進めていたフランスからの遠征馬シンション(牡7、5.8倍の3番人気)と、前走オーデマピゲクイーンエリザベス2世C4着の香港調教馬ザイダン(せん4、10.2倍の6番人気)。ゴール前は、1頭だけ桁違いの末脚を発揮したシンションの独走となり、ザイダンに3馬身差を付ける完勝を演じた。フラックスが3着に粘って地元勢最先着を確保し、好位から伸びを欠いたザズーが4着。ローカルG1シンガポールGC(芝2200m)を3度制している高岡秀行厩舎の日本産馬エルドラード(せん8、父ステイゴールド)が5着。サムザップは後方のまま9着に敗れている。
 今季初戦のG3エクスビュリ賞(芝2000m)で4度目の重賞制覇を果たした後、前走オーデマピゲクイーンエリザベス2世Cでは8着に大敗していたシンション。ここで巻き返して、5歳7月に北米に遠征して制したG1ユナイテッドネイションズS(芝11ハロン)以来となる、自身2度目のG1制覇を果たした。
(合田直弘)
着順 馬番 ゲート番 馬  名 性齢 重量 調教師 騎 手 タイム・着差
1 6 7 シンション
CHINCHON
牡7 57 C.ラフォンパリアス O.ドゥルーズ 2:04.43
2 8 3 ザイダン
ZAIDAN
せん4 57 J.ムーア J.マクドナルド 3
3 10 1 フラックス
FLAX
せん5 57 D.ヒル J.ヴァレンズエラ 1/2
4 2 2 ザズー
ZAZOU
牡5 57 W.ヒクスト A.スボリッチ 2 3/4
5 11 4 エルドラード
EL DORADO
せん8 57 高岡 秀行 A.ムンロ クビ
6 13 12 ニューローズウッド
NEW ROSE WOOD
牝6 55.5 C.ブラウン D.ビーズリー 3/4
7 1 6 カリフォルニアメモリー
CALIFORNIA MEMORY
せん6 57 A.クルーズ F.コーツィー クビ
8 12 9 ドリームピース
DREAM PEACE
牝4 55.5 R.コレ G.モッセ アタマ
9 3 11 サムザップ
THUMBS UP
せん8 57 C.ファウンズ B.プレブル 1/2
10 9 5 スピードベイビー
SPEED BABY
せん5 57 S.バリッジ I.アズハール 11 1/2
11 7 8 ワイカト
WAIKATO
せん8 57 L.ラクソン O.ボッソン 2
  • ※取消・除外:オールウェイズサートゥン(ALWAYS CERTAIN)、シティスタイル(CITY STYLE)
  • ※馬齢は主催者発表のものを記載しております。
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