競馬用語辞典

頭文字

「あ」からはじまる用語

用語

アウトブリード

読み

あうとぶりーど

サラブレッドは、全体的に近親交配をもとに作られてきた動物であるが、血統の5代前までに同一の祖先を持たないような配合をアウトブリードという。異系交配ともいう。目的としては、異なる系統の交配により不良形質が現れる確立を弱め、馬の生産力、活力、運動能力の向上を期待するもの。

関連用語

用語

青鹿毛

読み

あおかげ

全身ほとんど黒色で眼や鼻の周辺、腋、ひばら等がわずかに褐色である。

  • 青鹿毛の馬の写真

用語

青毛

読み

あおげ

被毛、長毛共に黒色である。軽種馬には比較的少ない。この毛色は季節により、毛の先が褐色となり黒鹿毛青鹿毛のように見えることがある。眼の周辺、鼻の周辺をよく観察して判断しなければならない。

  • 青毛の馬の写真

用語

あおる

読み

あおる

ゲート内で立ちあがった時、あるいは開いた瞬間に前肢をあげて発走すること。

用語

赤旗

読み

あかはた

発走態勢に入ることを知らせるためにスターターが振る旗。

  • 赤旗を振っている写真

用語

上がり

読み

あがり

レースや調教で、最初を「テン」、中盤を「なか」、終盤を「しまい」または「上がり」という。「上がり3ハロン」といえばゴールから逆算して3ハロン(600メートル)のこと。

関連用語

用語

上(昇)がり馬

読み

あがりうま

それまで下級条件に低迷していたのに、急激に調子をあげたり、実力を身につけて、短期間のうちに数段上の条件に勝ちあがってきた馬のこと。上昇馬ともいう。

用語

脚色

読み

あしいろ

馬の走りっぷりのこと。余力十分に走っているときは「脚色が良い」、余力がなくなってバテ気味のときは「脚色一杯」などといわれる。

用語

芦毛

読み

あしげ

原毛色は栗色(栃栗色を含む)、鹿毛黒鹿毛青鹿毛を含む)、青毛等であるが、被毛全体に白色毛が混生し、年齢が進むにつれて白色の度合いが強くなるが、その進度は個体によりまちまちで、その色合いも純白になるものから原毛色をわずかに残したままのものまである。出生時は原毛色にわずかに白色毛を混生する程度(特に眼の周囲に多い)で、中には直ちに芦毛と判定し難い場合もある。

  • 芦毛の馬の写真

用語

アジア競馬会議・アジア競馬連盟

読み

あじあけいばかいぎ・あじあけいばれんめい

アジア競馬会議(略称ARC:Asian Racing Conference )は、アジア諸国間の親善と相互理解の促進、加盟国間の競馬交流を目的として、日本の提唱により創設された国際会議で、第1回アジア競馬会議は1960年に東京で開催された。2023年現在の加盟国は27カ国。第28回バンコク大会で、名称がARC(アジア競馬会議)からARF(アジア競馬連盟)と改称され、ARCは会議そのものを指す場合にのみ使われる。第40回アジア競馬会議が2024年に札幌で開催されることが決定。2008年に東京で行われた第32回以来、約16年ぶりに日本での開催となる。

  • 第1回アジア競馬会議の様子

用語

汗取り

読み

あせとり

騎手が減量するためにサウナ風呂(調整ルーム内にある)に入ること。

カテゴリー

用語

読み

あぶみ

騎乗時に足を乗せる馬具。「を履く」という。

関連用語
  • 騎坐

用語

アラブ

読み

あらぶ

アラビア半島の原産馬で、何千年もの間注意深く育種が行われてきている点で、馬の全ての品種の中で最も純粋で最も古いものとすることができる。1884年にはフランスで「アラブとして血統登録する馬は、北はチグリス川、トロス山脈、および地中海でくぎられた、全アラビア半島地域に生産された馬」と定められた。

  • アラブの馬の画像

カテゴリー

用語

アルファルファ

読み

あるふぁるふぁ

マメ科の多年生牧草で、粗蛋白質を多く含み、馬の嗜好性が高い牧草。

  • アルファルファの写真

用語

併せ馬

読み

あわせうま

調教のときに2頭以上の馬で並んで走ること。単走と違い、併走させることによって競走馬の闘争本能を引き出し、それをかき立てる効果がある。併せ馬の場合は、能力的に上位の馬、あるいは好調の馬が外を回ることが多い。またタイムは、1頭で調教するより、競り合うので速いタイムが出やすい。

  • 併せ馬をしている馬の写真

カテゴリー

用語

アングロアラブ(アア)

読み

あんぐろあらぶ

アラブサラブレッドの交雑種。両馬の特質を備えた騎兵乗馬用としてフランスで造成され、世界各国で生産されている。

  • アングロアラブの馬の写真

用語

アーニング・インデックス

読み

あーにんぐ・いんでっくす

種牡馬の優劣を判定するためのめやすで、出走馬1頭当たりの収得賞金の平均値を1.00として、各々の種牡馬の産駒の平均収得賞金の割合を数値で表わしたもの。1.00が平均となり、数値が大きくなるほど産駒が多くの賞金を獲得していることを表わす。これを算式で示すと(産駒の総収得賞金÷産駒の出走頭数)÷(出走馬総収得賞金÷総出走頭数)となる。

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