今週の注目レース

東海テレビ杯東海ステークス(GⅡ)

京都競馬場 1800メートル(ダート)別定 4歳以上オープン

データ分析

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

2020年最初のJRAGⅠを目指す古馬ダート戦線の精鋭が集結

「ウインターS(1984から1996年)」、「東海ウインターS(1997から1999年)」の名称で開催された1999年以前は11月下旬から12月中旬に、「東海S」の名称となった2000年以降のうち、2012年までは5月に開催され、2013年以降は1月に行われている。GⅠ・フェブラリーSの前哨戦に位置付けられており、2013年の勝ち馬グレープブランデー、2015年の勝ち馬コパノリッキー、2019年の勝ち馬インティがそれぞれ同年のフェブラリーSを優勝、“本番”に直結する一戦となっている。今年の東海Sは京都競馬場で行われるが、過去10年の1月にダート1800メートルで行われた別定重賞(2010から2012年の平安S、2013年以降の東海S)を集計対象として、好走馬に共通するポイントを分析してみよう。

5歳馬が好成績

対象とした10レースの年齢別成績を見ると5歳馬が3着内率42.4%と優秀な成績を収めている。今年も5歳馬が出走してきたらぜひ注目したい。〔表1〕

〔表1〕年齢別成績(2010から2012年の平安S、2013年以降の東海S)
年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
4歳 1-1-3-15 5.0% 10.0% 25.0%
5歳 6-5-3-19 18.2% 33.3% 42.4%
6歳 2-0-4-41 4.3% 4.3% 12.8%
7歳 1-3-0-27 3.2% 12.9% 12.9%
8歳 0-1-0-12 0% 7.7% 7.7%
9歳 0-0-0-2 0% 0% 0%
10歳 0-0-0-1 0% 0% 0%

なお、「5歳」以外だった馬のうち、“前年以降のJRAのオープンクラス、かつ1800メートル以下のレース”において3着以内に入った経験のない馬は全て4着以下に敗れている。「5歳」以外の馬を比較する際は、前年以降の戦績を素直に評価した方がよさそうだ。〔表2〕

〔表2〕年齢が「5歳」以外だった馬の、“前年以降のJRAのオープンクラス、かつ1800メートル以下のレース”において3着以内に入った経験の有無別成績(2010から2012年の平安S、2013年以降の東海S)
経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 4-5-7-50 6.1% 13.6% 24.2%
なし 0-0-0-48 0% 0% 0%

前走好走馬が優勢

対象とした10レースにおける前走の着順別成績を見ると、「7着以下」だった馬は3着内率6.7%と苦戦している。大敗直後の馬は評価を下げるべきだろう。〔表3〕

〔表3〕前走の着順別成績(2010から2012年の平安S、2013年以降の東海S)
前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
6着以内 9-8-8-47 12.5% 23.6% 34.7%
7着以下 1-2-2-70 1.3% 4.0% 6.7%

なお、前走の着順が「7着以下」だったにもかかわらず3着以内に入った5頭のうち、ダイシンオレンジ(2011年平安S1着)を除く4頭は、“前年8月以降、かつ1800メートル以下のJRA重賞”において7着以内に入った経験のある馬だった。大敗直後の馬同士を比較する際は、ここ半年で出走したJRA重賞での着順を重視すべきかもしれない。〔表4〕

〔表4〕前走の着順が「7着以下」だった馬の、“前年8月以降、かつ1800メートル以下のJRA重賞”において7着以内に入った経験の有無別成績(2010から2012年の平安S、2013年以降の東海S)
経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 0-2-2-10 0% 14.3% 28.6%
なし 1-0-0-60 1.6% 1.6% 1.6%

近年は前走から中2週以内の馬が不振

過去5年の3着以内馬延べ15頭は、いずれも前走との間隔が「中3週以上」だった。2014年以前は前走から「中2週以内」だった馬もそれなりに好走していたが、近年の傾向を重視するならば、前走との間隔に余裕がある馬を高く評価したい。〔表5〕

〔表5〕前走との間隔別成績(過去5年)
前走との間隔 成績 勝率 連対率 3着内率
中2週以内 0-0-0-21 0% 0% 0%
中3週以上 5-5-5-35 10.0% 20.0% 30.0%
ウインファイブ対象レース
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前走の着順や出走間隔などに顕著な偏りがある

過去5年の優勝馬5頭は、いずれも年齢が6歳以下だった。7歳以上の馬が勝ち切る可能性は低いと見てよさそうだ。また、この5頭は前走の着順が2着以内だった点、前走との間隔が中3週以上だった点も共通している。これらの条件や〔表1〕から〔表5〕で挙げた傾向を参考に絞り込むべきだろう。〔表6〕

(伊吹 雅也)

〔表6〕優勝馬の、年齢、前走の着順、前走との間隔(過去5年)
年度 優勝馬 年齢 前走の着順 前走との間隔
2015年 コパノリッキー 5歳 2着 中3週
2016年 アスカノロマン 5歳 2着 中4週
2017年 グレンツェント 4歳 1着 中3週
2018年 テイエムジンソク 6歳 2着 中6週
2019年 インティ 5歳 1着 中9週

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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