今週の注目レース

秋の2歳単勝馬連 朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)

阪神競馬場 1600メートル(芝・外)馬齢 牡・牝 2歳オープン

データ分析

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

未来の名馬へ精鋭2歳が激突

2014年に舞台が中山から阪神に移され、2017年には12月の最終週に2000メートルのGⅠ・ホープフルSが創設されたが、世代の頂点を争う一戦という位置付けに変わりはない。このレースでの勝利は、来春のクラシック戦線へ向けて大きな意味を持つ。阪神競馬場で行われた過去5年の結果もチェックしながら、中山開催を含めた過去10年のデータを分析する。

前走1着馬が10年連続で優勝

過去10年の前走の着順別成績を調べると、優勝馬10頭は全て前走で「1着」だった。出走頭数は「1着」組が83頭、「2着以下の合計」が80頭とほぼ同数でありながら、優勝馬だけでなく3着以内馬の総数でも「1着」組が圧倒している。なお、阪神競馬場で行われた過去5年でも、「1着」組が〔5・2・3・31〕(3着内率24.4%)、「2着以下」組が〔0・3・2・37〕(3着内率11.9%)と、前走「1着」組の優位は変わっていない。〔表1〕

〔表1〕前走の着順別成績(過去10年)
前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 10-5-8-60 12.0% 18.1% 27.7%
2着 0-2-1-22 0% 8.0% 12.0%
3着 0-0-1-7 0% 0% 12.5%
4着 0-1-0-7 0% 12.5% 12.5%
5着 0-0-0-8 0% 0% 0%
6〜9着 0-2-0-21 0% 8.7% 8.7%
10着以下 0-0-0-8 0% 0% 0%
2着以下の合計 0-5-2-73 0% 6.3% 8.8%

2連勝以上した経験が重要

過去10年の出走馬について、連勝経験の有無に着目して成績をまとめると、連勝経験があった馬が7勝を挙げている。キャリア1戦の馬を除いて、連勝経験のなかった馬も2勝を挙げているが、これは2013年以前の中山開催時のもので、阪神開催になって以降の5回中4回で連勝経験のあった馬が優勝している(残る1勝はキャリア1戦だった2015年のリオンディーズによるもの)。〔表2〕

〔表2〕連勝経験の有無別成績(過去10年)
連勝経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 7-4-5-52 10.3% 16.2% 23.5%
なし 2-6-5-78 2.2% 8.8% 14.3%
キャリア1戦 1-0-0-3 25.0% 25.0% 25.0%

過去のレースでの単勝人気に注目

過去10年の出走馬について、過去の最低単勝人気別に成績をまとめると、優勝馬10頭中8頭は最低単勝人気が「1番人気」か「2番人気」だった。阪神競馬場で行われた過去5年で見ると、優勝馬5頭のうち3頭が「1番人気」、2頭が「2番人気」で、過去に3番人気以下となった経験のある馬は優勝していない。過去のレースでの単勝人気にも注目してみたい。〔表3〕

〔表3〕過去の最低単勝人気別成績(過去10年)
最低単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 5-0-2-9 31.3% 31.3% 43.8%
2番人気 3-3-2-14 13.6% 27.3% 36.4%
3番人気 0-3-1-11 0% 20.0% 26.7%
4番人気 0-0-2-13 0% 0% 13.3%
5番人気 0-1-2-18 0% 4.8% 14.3%
6〜9番人気 1-1-0-40 2.4% 4.8% 4.8%
10番人気以下 1-2-1-28 3.1% 9.4% 12.5%

1500メートル以上戦での勝利数は要チェック

過去10年の出走馬について、1500メートル以上のレースで挙げた勝利数別に成績をまとめると、優勝馬10頭はいずれも1500メートル以上のレースで優勝経験のある馬だった。しかも、阪神競馬場で行われた過去5年の優勝馬5頭中、キャリア1戦のリオンディーズを除く4頭には「2勝以上」の実績があり、2着馬も5頭中4頭は1500メートル以上のレースで優勝経験のある馬だった。1500メートル以上戦で優勝経験があるかどうかが重要なポイントになりそうだ。〔表4〕

〔表4〕1500メートル以上戦での勝利数別成績(過去10年)
勝利数 成績 勝率 連対率 3着内率
3勝以上 1-1-0-1 33.3% 66.7% 66.7%
2勝 5-3-5-26 12.8% 20.5% 33.3%
1勝 4-3-1-42 8.0% 14.0% 16.0%
0勝 0-3-4-64 0% 4.2% 9.9%
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過去のレース距離と出走数に注目

阪神競馬場で行われた2014年以降の優勝馬5頭について、前走までに出走した全レースの距離を調べると、いずれの馬も過去に出走したレースが全て芝1500メートル以上だった。また、5頭ともキャリア4戦以下だった。〔表5〕

(河野 道夫)

〔表5〕優勝馬の過去のレース距離(過去5年)
年度 優勝馬 前走 前々走 3走前 4走前
2014年 ダノンプラチナ 芝1600m 芝1600m 芝1500m
2015年 リオンディーズ 芝2000m
2016年 サトノアレス 芝1600m 芝1800m 芝1800m 芝1800m
2017年 ダノンプレミアム 芝1600m 芝1800m
2018年 アドマイヤマーズ 芝1600m 芝1600m 芝1600m

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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