今週の注目レース

京阪杯(GⅢ)

京都競馬場 1200メートル(芝)別定 3歳以上オープン

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注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

今年も混戦必至の短距離戦

京阪杯の距離が芝1200メートルに変更されたのは2006年。同年から3年連続で単勝4番人気以内の馬が3着以内を独占していたが、2009年から傾向が激変。2009年以降の10回のうち8回で2桁人気の馬が3着以内に入っている上、2桁人気馬が3着以内に2頭入ったことが3回もある。昨年は1番人気馬が勝利したものの、2着に12番人気、3着に11番人気馬が食い込んで高配当を演出。この一戦の傾向を、過去10年の結果をもとに見ていくことにしよう。

枠番別の成績に特徴あり

過去10年で京阪杯の優勝馬延べ10頭のうち7頭は、枠番が「1枠」または「2枠」だった。外枠から優勝したのは2009年のプレミアムボックス(7枠13番)だけだ。2着には8枠から3頭入っているが、残る7頭のうち6頭は4枠から内側の枠だった。また、3着馬は真ん中付近の枠に多くなっている。〔表1〕

〔表1〕枠番別成績(過去10年)
枠番 成績 勝率 連対率 3着内率
1枠 2-1-1-14 11.1% 16.7% 22.2%
2枠 5-0-0-15 25.0% 25.0% 25.0%
3枠 1-3-2-14 5.0% 20.0% 30.0%
4枠 1-2-3-14 5.0% 15.0% 30.0%
5枠 0-0-3-17 0% 0% 15.0%
6枠 0-1-1-18 0% 5.0% 10.0%
7枠 1-0-1-24 3.8% 3.8% 7.7%
8枠 0-3-0-24 0% 11.1% 11.1%
  • 注記:2016年は3着同着

単勝オッズ別の成績にも要注目

過去10年の単勝オッズ別成績では、1倍台の馬が2頭とも連対しているが、「2.0から4.9倍」は13頭いて連対したのが4頭だけ。「5.0から9.9倍」も26頭いたが、連対したのは2頭だけで、2011年以降は1頭も3着以内に入っていない。逆に注目できるのは、4頭ずつ連対している「15.0から19.9倍」と「30.0から49.9倍」のエリア。また、3着馬は11頭(2016年は3着同着)全てが10倍以上だった。〔表2〕

〔表2〕単勝オッズ別成績(過去10年)
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
1.9倍以下 1-1-0-0 50.0% 100% 100%
2.0〜4.9倍 2-2-0-9 15.4% 30.8% 30.8%
5.0〜9.9倍 1-1-0-24 3.8% 7.7% 7.7%
10.0〜14.9倍 1-1-1-10 7.7% 15.4% 23.1%
15.0〜19.9倍 3-1-2-8 21.4% 28.6% 42.9%
20.0〜29.9倍 0-1-2-11 0% 7.1% 21.4%
30.0〜49.9倍 2-2-3-26 6.1% 12.1% 21.2%
50.0〜99.9倍 0-1-2-24 0% 3.7% 11.1%
100倍以上 0-0-1-28 0% 0% 3.4%
  • 注記:2016年は3着同着

前走が京都競馬場だった馬が好成績

前走別に成績をまとめてみると、好成績を残しているのはいずれも前走が京都競馬場のレースだった馬たち。前走重賞組で3着以内に入った馬の半数以上は、前走が京都競馬場のスワンSだった。また、1600万下(現3勝クラス)から臨んで3着以内に入った3頭は、全て前走が京都競馬場のレースだった。オープン特別から臨んだ馬に関しては、京都競馬場とそれ以外の競馬場の好走率の間に大きな差はないが、全体的に見て前走が京都競馬場のレースだった馬の好走が多くなっている。〔表3〕

〔表3〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
GⅠ・JpnⅠ 2-0-1-18 9.5% 9.5% 14.3%
スワンS 2-4-2-29 5.4% 16.2% 21.6%
セントウルS 0-0-2-5 0% 0% 28.6%
GⅢ 1-0-0-11 8.3% 8.3% 8.3%
京都競馬場のオープン特別 2-4-4-47 3.5% 10.5% 17.5%
その他のオープン特別 1-2-1-19 4.3% 13.0% 17.4%
京都競馬場の1600万下 2-0-1-4 28.6% 28.6% 42.9%
その他の1600万下 0-0-0-6 0% 0% 0%
障害のレース 0-0-0-1 0% 0% 0%
  • 注記:2016年は3着同着

ハンデ戦での好走実績に注目

過去10年の京阪杯では、「4走前までにハンデ戦で3着以内に入っていた」という馬が2012年を除いて毎年連対している。現在は6年連続で該当馬の連対が“1頭ずつ”となっている。人気薄の馬がたびたび上位に食い込んでいるレースだけに、こういった点をチェックしてみるのも面白いかもしれない。〔表4〕

(浅野 靖典)

〔表4〕4走前までにハンデ戦で3着以内に入っていた、京阪杯連対馬一覧(過去10年)
年度 着順 馬名 該当レース
2009年 1着 プレミアムボックス 4走前 CBC賞 1着
2着 レディルージュ 前走 京洛S 2着
2010年 2着 ケイアイアストン 前走 京洛S 3着
2011年 1着 ロードカナロア 前走 京洛S 1着
2013年 1着 アースソニック 2走前 鞍馬S 3着
2014年 1着 アンバルブライベン 前走 福島民友C 1着
2015年 2着 ビッグアーサー 2走前 北九州記念 2着
2016年 1着 ネロ 4走前 韋駄天S 2着
2017年 2着 ビップライブリー 3走前 仲秋S 2着
2018年 2着 ナインテイルズ 4走前 水無月S 1着
  • 注記:該当レースが複数ある場合は直近のものを掲載

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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