今週の注目レース

富士ステークス(GⅢ)

東京競馬場 1600メートル(芝)別定 3歳以上オープン

データ分析関連動画

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

秋のマイル王決定戦へと続く戦い

マイルチャンピオンシップの前哨戦となる富士S。過去10年で単勝1番人気馬は3着以内が4回(3勝2着1回)だけ。その一方、10番人気以下の馬は優勝こそないものの3着以内が8回あり、波乱の決着となった年も少なくない。もちろん、秋のマイル王の座を目指すマイラーが集う一戦としても、目が離せない。ここでは過去10年の結果を分析する。

近走でのマイル経験に注目

過去10年の出走馬について、過去2走の距離別成績を調べると、好走率でトップとなったのは「2走とも1600メートル以外」組。しかし、2016年以降の過去3年に限れば、3着以内馬延べ9頭中7頭が「2走とも1600メートル」組で、残る2頭も過去2走で1600メートル戦に出走した経験を有しており、「2走とも1600メートル以外」組は1頭も3着以内に入っていない。近年の傾向を重視するならば、過去2走で1600メートル戦に出走していた馬に注目してみたい。〔表1〕

〔表1〕過去2走の距離別成績(過去10年)
過去2走の距離 成績 勝率 連対率 3着内率
2走とも1600m 5-4-3-58 7.1% 12.9% 17.1%
2走前のみ1600m 1-1-2-24 3.6% 7.1% 14.3%
前走のみ1600m 1-3-1-26 3.2% 12.9% 16.1%
2走とも1600m以外 3-2-4-23 9.4% 15.6% 28.1%

芝1800メートル以下戦での位置取りも要チェック

過去10年の出走馬について、直近で出走したJRAの芝1800メートル以下戦での4コーナーの位置別成績をまとめると、「2から4番手」組と「5から9番手」組が好走率で上位となっている。対して、該当したレースにおいて4コーナーの通過順位が先頭だった馬は7頭いたが、3着が1回だけと苦戦気味だ。ちなみに、「10番手以下」組から2頭の優勝馬が出ているが、この2頭はいずれも該当したレースが安田記念だった。〔表2〕

〔表2〕直近で出走したJRAの芝1800メートル以下戦での4コーナーの位置別成績(過去10年)
4コーナーの位置 成績 勝率 連対率 3着内率
先頭 0-0-1-6 0% 0% 14.3%
2〜4番手 3-2-3-29 8.1% 13.5% 21.6%
5〜9番手 5-5-2-46 8.6% 17.2% 20.7%
10番手以下 2-3-4-50 3.4% 8.5% 15.3%

8月以降の出走回数にも傾向が

過去10年の出走馬について、同年8月以降の出走回数別に成績を調べると、優勝馬10頭のうち7頭を「1回」組が送り出している。また、この「1回」組の7勝は、いずれも2011年以降に記録したものだ。なお、「1回」組は2着が0回、「2回以上」組も3着が0回となっており、この辺りは予想する上で参考になりそうだ。〔表3〕

(河野 道夫)

〔表3〕同年8月以降の出走回数別成績(過去10年)
出走回数 成績 勝率 連対率 3着内率
2回以上 1-4-0-33 2.6% 13.2% 13.2%
1回 7-0-6-49 11.3% 11.3% 21.0%
0回 2-6-4-49 3.3% 13.1% 19.7%

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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