今週の注目レース

毎日王冠(GⅡ)

東京競馬場 1800メートル(芝)別定 3歳以上オープン

データ分析関連動画

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

実績馬と上昇中の馬の対決が見どころとなる中距離重賞

昨年の2着馬ステルヴィオは、次走でマイルチャンピオンシップを制覇。同3着のキセキも、天皇賞(秋)で3着、ジャパンカップで2着とその後のGⅠ戦線で好走を見せた。1800メートルという距離で行われるこの一戦には、マイル戦線に向かう馬と中長距離路線へと向かう馬の両方が出走してくることになる。まずは過去10年の結果から、傾向を見ていくことにしよう。

若い世代が優勢

過去10年の年齢別成績をまとめてみると、3歳馬は17頭が出走して、そのうち6頭が2着以内に好走している。また、4歳馬も4勝を挙げるなど、29頭のうち10頭が3着以内に入っている。5歳馬は2勝、2着2回、3着2回という成績だが、好走率では若い世代に劣っている。7歳以上の馬で連対したのは、2009年の優勝馬カンパニーだけだ。〔表1〕

〔表1〕年齢別成績(過去10年)
年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
3歳 2-4-0-11 11.8% 35.3% 35.3%
4歳 4-2-4-19 13.8% 20.7% 34.5%
5歳 2-2-2-23 6.9% 13.8% 20.7%
6歳 1-2-1-17 4.8% 14.3% 19.0%
7歳 0-0-2-17 0% 0% 10.5%
8歳 1-0-1-7 11.1% 11.1% 22.2%

単勝オッズ別の成績に要注目

過去10年の毎日王冠では単勝オッズが3.9倍以下だった馬が9頭いて4勝をマーク。ただし、2着が1回、3着が0回で、4頭が4着以下に敗れている。続く4.0から6.9倍のエリアもまずまずの成績を残しているが、該当馬19頭の中で“単勝2番人気”だった9頭のうち、2011年2着のリアルインパクトを除く8頭が4着以下に敗れているのは気になるところだ。また、10.0から19.9倍だった馬が3勝を挙げているのも、頭に入れておきたいデータといえる。〔表2〕

〔表2〕単勝オッズ別成績(過去10年)
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
3.9倍以下 4-1-0-4 44.4% 55.6% 55.6%
4.0〜6.9倍 2-4-1-12 10.5% 31.6% 36.8%
7.0〜9.9倍 1-2-3-16 4.5% 13.6% 27.3%
10.0〜19.9倍 3-1-3-14 14.3% 19.0% 33.3%
20.0〜49.9倍 0-1-1-23 0% 4.0% 8.0%
50倍以上 0-1-2-25 0% 3.6% 10.7%

前走の距離もチェック

過去10年の前走の距離別成績を見ると、前走も1800メートルだった馬が4勝をマークし、3着も4回あるが、2着は0回というのが特徴的。また、前走が1600メートルだった馬が、2勝2着6回と上々の成績を残している。〔表3〕

〔表3〕前走の距離別成績(過去10年)
前走の距離 成績 勝率 連対率 3着内率
1600m 2-6-1-36 4.4% 17.8% 20.0%
1700m 0-0-0-1 0% 0% 0%
1800m 4-0-4-13 19.0% 19.0% 38.1%
2000m 2-1-2-26 6.5% 9.7% 16.1%
2200m 1-1-3-10 6.7% 13.3% 33.3%
2400m以上 1-2-0-8 9.1% 27.3% 27.3%

前走別の成績は?

上半期のGⅠ戦線を戦ってきた馬が秋の始動戦として出走するケースが多い一戦だが、過去10年の前走別成績を調べると、2頭以上の馬が優勝しているGⅠはなく、“前走で特定のGⅠに出走していた馬が好相性”といった傾向は、あまりないと考えていいだろう。GⅠ以外のレースでは、エプソムC組が3勝を挙げている。東京競馬場・芝1800メートルの重賞を連続して走ることによるアドバンテージは、あるのかもしれない。〔表4〕

〔表4〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
安田記念 1-3-1-19 4.2% 16.7% 20.8%
日本ダービー 1-2-0-4 14.3% 42.9% 42.9%
宝塚記念 1-1-2-8 8.3% 16.7% 33.3%
NHKマイルC 1-1-0-3 20.0% 40.0% 40.0%
その他のGⅠ 1-0-0-7 12.5% 12.5% 12.5%
GⅡ 2-1-2-11 12.5% 18.8% 31.3%
エプソムC 3-0-2-8 23.1% 23.1% 38.5%
関屋記念 0-2-0-4 0% 33.3% 33.3%
その他のGⅢ 0-0-2-23 0% 0% 8.0%
その他のレース 0-0-1-7 0% 0% 12.5%
ウインファイブ対象レース
勝ち馬を探せ! FOR THE WIN

3走前に重賞で2着だった馬が3年連続で優勝中

過去3年の毎日王冠では、「3走前が重賞で2着だった」という馬が優勝している。また、その3頭は、いずれも2走前がGⅠだったという点でも共通している。〔表5〕

(浅野 靖典)

〔表5〕過去3年の優勝馬の3走前と2走前
年度 優勝馬 3走前 2走前
2016年 ルージュバック 中山牝馬S 2着 ヴィクトリアマイル
2017年 リアルスティール 天皇賞(秋) 2着 ジャパンカップ
2018年 アエロリット 中山記念 2着 ヴィクトリアマイル

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

ページトップへ戻る
表示モード: