今週の注目レース

スプリンターズステークス(GⅠ)

中山競馬場 1200メートル(芝・外)定量 3歳以上オープン

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注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

秋の短距離王者を決する一戦

秋のスプリント王決定戦として、また、秋のGⅠ第一弾としても注目度の高いスプリンターズSは、過去6年で単勝1番人気が4勝を挙げている一方、単勝11番人気以下からも5頭が3着以内に入るなど、波乱の要素も見逃せない。新潟競馬場で開催された2014年を含む過去10年、もしくは中山競馬場で行われた過去10回の結果から、レース傾向をピックアップする。

過去2走で大敗していない馬に注目

過去10年の出走馬について、過去2走での最低着順別に成績をまとめると、最低着順が4着以内だった各組が好走率で上位となっている。過去2走で大敗した経験がある馬の好走も少なくないが、2011年以降に中山競馬場で行われた7回に限れば、優勝馬は全て過去2走の最低着順が4着以内だった。まずは過去2走ともに好走していた馬を重視したい。〔表1〕

〔表1〕過去2走での最低着順別成績(過去10年)
最低着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 2-2-2-9 13.3% 26.7% 40.0%
2着 2-1-1-12 12.5% 18.8% 25.0%
3着 1-2-1-10 7.1% 21.4% 28.6%
4着 2-1-2-6 18.2% 27.3% 45.5%
5着 0-0-1-9 0% 0% 10.0%
6〜9着 1-1-2-41 2.2% 4.4% 8.9%
10着以下 2-3-1-43 4.1% 10.2% 12.2%

直近のJRAの芝1200メートル重賞での単勝人気をチェック

過去10年の出走馬について、直近で出走したJRAの芝1200メートル重賞での単勝人気別に成績を調べると、4番人気以内だった馬が優勝馬延べ10頭中9頭、連対馬延べ20頭中18頭を占めている。逆に、5番人気以下だった馬は3着以内数でも好走率でも大きく下回っている。ちなみに、該当レース不出走組で優勝したのは、JRA初出走だった香港馬のウルトラファンタジー(2010年)。日本馬については、直近のJRAの芝1200メートル重賞で上位人気に推されていた馬を高く評価したい。〔表2〕

〔表2〕直近で出走したJRAの芝1200メートル重賞での単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 5-2-1-18 19.2% 26.9% 30.8%
2番人気 0-5-3-13 0% 23.8% 38.1%
3番人気 2-1-0-20 8.7% 13.0% 13.0%
4番人気 2-1-2-11 12.5% 18.8% 31.3%
5番人気 0-0-0-9 0% 0% 0%
6〜9番人気 0-0-4-35 0% 0% 10.3%
10番人気以下 0-1-0-14 0% 6.7% 6.7%
該当レース不出走 1-0-0-10 9.1% 9.1% 9.1%

同年5月以降の出走回数は要チェック

過去10年の出走馬について、同年5月以降の出走回数別に成績を調べると、優勝馬延べ10頭中9頭は出走回数が2回、残る1頭は1回となっている。連対馬で見ても延べ20頭中17頭が2回以下となっており、同年5月以降の出走回数が3回以上だった馬は苦戦傾向にある。今年の出走馬についても、臨戦過程をチェックしておきたい。〔表3〕

〔表3〕同年5月以降の出走回数別成績(過去10年)
出走回数 成績 勝率 連対率 3着内率
4回以上 0-1-3-21 0% 4.0% 16.0%
3回 0-2-3-40 0% 4.4% 11.1%
2回 9-2-4-34 18.4% 22.4% 30.6%
1回 1-3-0-29 3.0% 12.1% 12.1%
0回 0-2-0-6 0% 25.0% 25.0%

優勝馬は6番より外の馬番に多い

新潟競馬場で行われた2014年を除く、中山競馬場で行われた過去10回の馬番別成績を調べると、優勝馬延べ10頭中9頭は6番より外の馬番で、勝率と連対率で「6から10番」と「11から16番」が「1から5番」をリードしている。なお、「1から5番」は3着が5回あり、3着内率では内・中・外の各グループ間に大きな差は生じていない。これらの傾向は、フォーメーションを組む際の参考にできるかもしれない。〔表4〕

〔表4〕馬番別成績(中山競馬場で行われた過去10回)
馬番 成績 勝率 連対率 3着内率
1〜5番 1-3-5-41 2.0% 8.0% 18.0%
6〜10番 5-3-2-39 10.2% 16.3% 20.4%
11〜16番 4-4-3-48 6.8% 13.6% 18.6%
ウインファイブ対象レース
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近走で接戦をモノにしていた馬が強い

新潟競馬場で行われた2014年を除く過去5回のスプリンターズSの優勝馬について、過去3走以内に勝利していたレースでの2着馬とのタイム差を調べると、いずれの馬も勝利していたレースでの2着馬とのタイム差が0秒1以内だった。近走で接戦を勝ち切っていた馬に注目したい。〔表5〕

(河野 道夫)

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表5〕優勝馬が過去3走以内に2着馬とのタイム差が0秒1以内で勝利していたレース(新潟競馬場で行われた2014年を除く過去5回)
年度 優勝馬 該当レース
2013年 ロードカナロア 安田記念(タイム差なし)
2015年 ストレイトガール ヴィクトリアマイル(タイム差なし)
2016年 レッドファルクス CBC賞、欅S(ともにタイム差なし)
2017年 レッドファルクス 京王杯スプリングC(0秒1差)
2018年 ファインニードル 高松宮記念(タイム差なし)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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