今週の注目レース

新潟2歳ステークス(GⅢ)

新潟競馬場 1600メートル(芝・外)馬齢 2歳オープン

データ分析関連動画

注記:1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスは、従来の500万円以下・1000万円以下・1600万円以下。

新潟マイルを舞台に争われる2歳重賞

過去10年の新潟2歳Sでは、単勝1番人気馬が4勝を挙げ、3番人気馬も4勝と、上位人気馬の優勝が多い。しかし、6番人気以下の馬も12頭が3着以内に入るなど、下位人気馬が低評価を覆すケースも少なくない。デビュー間もない2歳馬によって争われるマイル重賞にはどのようなレース傾向があるのか、過去10年の結果を分析する。

近年は前走芝1600メートル以上組が優勢

過去10年の出走馬について、前走の距離別成績をまとめると、優勝馬は「芝1400メートル」と「芝1600メートル」の2組からしか出ていない。新馬戦が日本ダービーの翌週から行われるようになった2012年以降の過去7年では、「芝1600メートル」組が5勝を挙げている。また、「芝1800メートル」組は2着が4回あるが、いずれも2014年以降のもので、近年は前走で「芝1600メートル以上」のレースに出走していた馬の連対が多くなっている。〔表1〕

〔表1〕前走の距離別成績(過去10年)
前走の距離 成績 勝率  連対率 3着内率
芝1200m以下 0-0-4-17 0% 0% 19.0%
芝1400m 5-2-1-59 7.5% 10.4% 11.9%
芝1600m 5-3-4-30 11.9% 19.0% 28.6%
芝1800m 0-4-1-23 0% 14.3% 17.9%
ダートのレース 0-1-0-7 0% 12.5% 12.5%

初勝利時の位置取りをチェック

過去10年の出走馬について、JRA初勝利時の4コーナーの位置別成績を調べると、好走率が高いのは「6から9番手」と「10番手以下」。「6から9番手」組の5勝と「10番手以下」組の1勝はいずれも2012年以降のもので、近年は差し・追い込みの競馬で初勝利を挙げていた馬の優勝が多くなっている。初勝利時の位置取りはチェックしておきたい。〔表2〕

〔表2〕JRA初勝利時の4コーナーの位置別成績(過去10年)
4コーナーの位置 成績 勝率  連対率 3着内率
先頭 1-3-0-22 3.8% 15.4% 15.4%
2〜5番手 3-4-6-73 3.5% 8.1% 15.1%
6〜9番手 5-1-3-26 14.3% 17.1% 25.7%
10番手以下 1-2-1-9 7.7% 23.1% 30.8%
直線・芝1000m戦で初勝利 0-0-0-3 0% 0% 0%
JRA未勝利 0-0-0-3 0% 0% 0%

デビュー戦の競馬場にも注目

日本ダービーの翌週から2歳戦が行われるようになった2012年以降の過去7年の出走馬について、デビュー戦の競馬場別に成績をまとめると、中京デビュー組が4勝、東京デビュー組が1勝2着5回と、出走数が20頭以上の4組の中では、中京・東京デビュー組の好走率が上位となっている。優勝馬を見れば、2015年に東京デビューのロードクエストが勝利し、2016年以降は中京デビューの馬が目下3連勝を飾っている。デビュー戦の競馬場にも注目するのも面白そうだ。〔表3〕

〔表3〕デビュー戦の競馬場別成績(過去7年)
デビュー戦の競馬場 成績 勝率  連対率 3着内率
函館 0-0-1-2 0% 0% 33.3%
福島 1-0-2-18 4.8% 4.8% 14.3%
新潟 1-1-0-21 4.3% 8.7% 8.7%
東京 1-5-2-27 2.9% 17.1% 22.9%
中京 4-0-1-15 20.0% 20.0% 25.0%
阪神 0-1-1-7 0% 11.1% 22.2%
小倉 0-0-0-2 0% 0% 0%
ウインファイブ対象レース
勝ち馬を探せ! FOR THE WIN

初勝利時の2着馬とのタイム差をチェック

過去10年の優勝馬10頭について、初勝利時の2着馬とのタイム差を調べると、2011年以降の過去8年の優勝馬は、いずれも2着馬に「0秒1以上」のタイム差をつけて勝利していた。また、そのうち7頭が「0秒2以上」のタイム差をつけていた。初勝利時の勝ちっぷりも確認しておきたいところだ。〔表4〕

(河野 道夫)

〔表4〕優勝馬の初勝利時の2着馬とのタイム差(過去10年)
年度 優勝馬 初勝利時の2着馬とのタイム差
2009年 シンメイフジ 0秒0
2010年 マイネイサベル 0秒0
2011年 モンストール 0秒6
2012年 ザラストロ 0秒3
2013年 ハープスター 0秒3
2014年 ミュゼスルタン 0秒2
2015年 ロードクエスト 0秒3
2016年 ヴゼットジョリー 0秒2
2017年 フロンティア 0秒1
2018年 ケイデンスコール 0秒2

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

ページトップへ戻る
表示モード: