今週の注目レース

函館スプリントステークス(GⅢ)

函館競馬場 1200メートル(芝)別定 3歳以上オープン

出走馬情報

ダノンスマッシュ

牡4歳

調教師:安田隆行(栗東)

  • 父:ロードカナロア
  • 母:スピニングワイルドキャット
  • 母の父:Hard Spun
ここに注目!

芝1200メートルに限れば、5戦して3勝、2着1回。唯一の着外が前走の高松宮記念(4着)だから、GⅢでは一枚上の実力がある。重賞2勝時の馬番が3番と2番だったので、内枠の方がベターと言えるのかもしれない。

昨秋の京阪杯、年明け初戦のシルクロードSと、芝1200メートルの重賞を2連勝。春のスプリント王を決める高松宮記念では1番人気に支持された。レースは7枠13番スタートから終始外を回る展開になり、内でロスなく立ち回った馬に先着を許して0秒2差の4着。ただ、6着以内で2桁馬番は本馬だけだったことからもわかるように、力は十二分に示したと言える。今回は約3か月ぶりの実戦となるが、早くからここを目標に調整されているので、仕上がりに不足なし。秋の大目標であるスプリンターズSに向けて、勝って弾みをつけたいところだ。前走の苦い記憶を忘れる意味でも、きっちりと勝っておきたい。

6月15日(土曜)6時30分

競走除外

タワーオブロンドン

牡4歳

調教師:藤沢和雄(美浦)

  • 父:Raven's Pass
  • 母:スノーパイン
  • 母の父:Dalakhani
ここに注目!

背が低めで筋肉量が豊富。体型的には初の1200メートルは問題ないだろう。馬体重は前々走の526キログラムが太め残りだったので、マイナス8キログラムの518キログラムだった前走時と同じぐらいで出走したいところだ。

一昨年の京王杯2歳Sを制した実績馬。2歳の最終戦となった朝日杯フューチュリティS(3着)から前々走の東京新聞杯(5着)までは5戦連続してマイル戦を使われたが、前走の京王杯スプリングCで前述の京王杯2歳S以来となる芝1400メートルに参戦。レースは中団追走から直線で鋭く伸びて、1分19秒4のコースレコードで制した。その後は安田記念にも特別登録を行ったが、見送ってここへ。初の芝1200メートルとはなるが、管理する藤沢和雄調教師は「使ってみたかった距離でした」と、前向きに捉えている。速い時計での決着に実績があることから見ても、距離には対応できそう。今後の路線を占う意味でも、要注目の一戦となる。

リナーテ

牝5歳

調教師:須貝尚介(栗東)

  • 父:ステイゴールド
  • 母:マルペンサ
  • 母の父:Orpen
ここに注目!

ステイゴールド産駒らしく、テンションが高いタイプ。それだけに滞在競馬とは相性が良く、5戦して〔3・0・0・2〕と勝率60パーセント。着外2回は、一つが距離(芝1800メートル)、もう一つが3コーナーでつまずくシーンと、敗因ははっきりしている。

2016年の菊花賞と有馬記念を制したサトノダイヤモンド(父ディープインパクト)の半妹。本馬も当然のようにデビュー時からクラシックを意識されていたが、4歳を迎えて短距離に路線転換。これが功を奏し、順調に出世街道を歩んでいる。4歳以降での重賞初挑戦となった3走前のターコイズSこそ7着だったが、その後は京都牝馬S、京王杯スプリングCと2戦連続で2着。前走では先行集団の直後から脚を使っており、ここに来てレースぶりに幅が出てきたのも好材料と言える。芝1200メートルは5戦ぶりとなるが、距離別では最多となる3勝を挙げており、何ら心配ない。今度こそ重賞初制覇を果たし、偉大な兄に一歩でも近づきたい。

6月15日(土曜)6時30分

競走除外

ライトオンキュー

牡4歳

調教師:昆貢(栗東)

  • 父:Shamardal
  • 母:グレイトタイミング
  • 母の父:Raven's Pass
ここに注目!

父はヨーロッパでG1を4勝したシャマーダル、母の父がクイーンエリザベスⅡ世S(G1・イギリス)を制したレイヴンズパスというパワーにあふれた配合。本馬も重馬場で初勝利を挙げたように時計が掛かる馬場は向いており、初の函館コースも合いそうだ。

2歳11月に初勝利を挙げて以降は勝ち切れない競馬が続いていたが、約8か月の休養を経て今年1月に戦線復帰すると、一気に素質が開花した。500万下・庄内川特別(中京・芝1400メートル)、1000万下(京都・芝1400メートル)と2連勝。続く1600万下・トリトンS(中京・芝1400メートル)こそ5着に敗れたが、中2週で挑んだ前走の1600万下・船橋S(中山・芝1200メートル)を制し、オープンクラス入りを決めた。今回は2歳時以来の重賞挑戦となるが、今の充実ぶりをもってすれば、引けは取らないはず。所属する昆貢厩舎としては、昨年ハナ差の2着だったヒルノデイバローの無念を晴らしたい一戦にもなる。

6月15日(土曜)6時30分

競走除外

アスターペガサス

牡3歳

調教師:中竹和也(栗東)

  • 父:Giant's Causeway
  • 母:R Heat Lightning
  • 母の父:Trippi
ここに注目!

パドックでは発汗がきつく、時にテンションが上がることもある。そういった意味でも、滞在競馬が向くタイプだ。2戦2勝の実績が示す通り、函館・芝1200メートルはベストの舞台と言える。

昨夏にメイクデビュー函館(芝1200メートル)と函館2歳Sを連勝したが、その後は1400メートル以上のレースを使い、苦戦続き。前々走の橘S(リステッド。京都・芝1400メートル)では、デビュー以来初の2桁着順となる13着に敗れた。その大敗もあってか前走の葵Sでは13番人気の低評価だったが、中団追走からグイグイと伸びて、勝ったディアンドルとアタマ差の2着に好走。騎乗した福永祐一騎手のコメントにもあった通り、1200メートルが一番力を発揮できるのだろう。今回は他世代の馬との初対戦になるが、ベストの芝1200メートル、しかも2戦2勝の函館競馬場が舞台だけに、大いに期待したい。

ダイメイフジ

牡5歳

調教師:森田直行(栗東)

  • 父:アグネスデジタル
  • 母:ダイメイダーク
  • 母の父:ダンスインザダーク
ここに注目!

昨年5月のオープン特別・安土城S(京都・芝1400メートル)勝ちを含む直近3回の好走(3着以内)は、いずれも2桁着順からの巻き返しだった。前走の京王杯スプリングCでは10着に敗れているが、一変してもおかしくない。

昨春以降にオープン特別を2勝、重賞の3着が2回ある実力馬。ただ、ここ3戦は高松宮記念が11着、オープン特別・鞍馬S(京都・芝1200メートル)が7着、京王杯スプリングCが10着と物足りない。管理する森田直行調教師は、「とにかく暑さに弱い馬なので、前走はレース当日に気温がグッと上がったことがこたえました。今度は函館が舞台ですから、気温が低ければもう少し走れると思います」と、好勝負を期待している。どちらかと言えば時計が掛かる芝が合うタイプだけに、そういった意味でも洋芝の函館競馬場は歓迎だろう。巻き返しの条件はそろっており、初の北海道で好走が見られるかもしれない。

(岡崎 淳)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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