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フジテレビ賞スプリングステークス(GⅡ)

中山競馬場 1800メートル(芝)馬齢 牡・牝 3歳オープン

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大舞台への飛躍を誓う皐月賞トライアル

近年の優勝馬を振り返ると、史上7頭目の三冠馬として日本競馬史に偉大なる足跡を残したオルフェーヴルや、GⅠ・7勝の歴史的名馬へと上り詰めたキタサンブラックがこのスプリングSで重賞初制覇を決め、その後の大舞台へと飛躍していった。皐月賞トライアルという位置付けにとどまらず、未来のスターホースを多数輩出する一戦として、今年も目が離せない戦いが繰り広げられそうだ。阪神競馬場で開催された2011年を含め、過去10年の結果を分析する。

上位人気馬が優勢

過去10年の単勝人気別成績を調べると、優勝馬10頭は全て5番人気以内の馬だった。2着馬も6番人気以下だったのは、2009年のレッドスパーダ(8番人気)と2010年のゲシュタルト(10番人気)の2頭だけで、2011年以降の過去8年の連対馬は、いずれも5番人気以内の馬となっている。2014年以降の過去5年の3着以内馬で最も単勝人気が低かったのは6番人気(2017年3着のプラチナヴォイス、2018年3着のマイネルファンロン)で、近年は極端な下位人気馬の好走例がない。〔表1〕

〔表1〕単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率  連対率 3着内率
1番人気 4-3-2-1 40.0% 70.0% 90.0%
2番人気 1-1-2-6 10.0% 20.0% 40.0%
3番人気 2-2-0-6 20.0% 40.0% 40.0%
4番人気 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
5番人気 2-1-0-7 20.0% 30.0% 30.0%
6〜9番人気 0-1-3-36 0% 2.5% 10.0%
10番人気以下 0-1-2-48 0% 2.0% 5.9%

新馬・未勝利を除く中距離戦での実績を重視

過去10年の出走馬について、過去3走以内の新馬・未勝利を除く芝1800メートル以上戦での最高着順別に成績を調べると、3着以内馬30頭中25頭は最高着順が4着以内だった。「該当レース不出走」組は4頭が3着以内に入っているが、1着となった馬はいない。新馬・未勝利を除く、芝1800メートル以上のレースでの実績を重視すべきだろう。〔表2〕

〔表2〕過去3走以内の新馬・未勝利を除く芝1800メートル以上戦での最高着順別成績(過去10年)
最高着順 成績 勝率  連対率 3着内率
1着 8-6-2-30 17.4% 30.4% 34.8%
2着 0-1-5-11 0% 5.9% 35.3%
3着 1-1-0-6 12.5% 25.0% 25.0%
4着 1-0-0-2 33.3% 33.3% 33.3%
5着 0-0-0-6 0% 0% 0%
6〜9着 0-0-1-9 0% 0% 10.0%
10着以下 0-0-0-4 0% 0% 0%
該当レース不出走 0-2-2-43 0% 4.3% 8.5%

芝で2勝以上の実績が重要

過去10年の出走馬の芝での通算勝利数別成績を調べると、連対馬20頭中17頭は2勝以上を挙げており、中でも「3勝」組は3着内率で41.7%という高い数値をマークしている。「1勝」組で優勝したのは後の三冠馬オルフェーヴル(2011年)だけ。重賞で2着の実績がある芝1勝馬よりも、芝2勝以上の実績を高く評価したほうがよさそうだ。〔表3〕

〔表3〕芝での通算勝利数別成績(過去10年)
芝での通算勝利数 成績 勝率  連対率 3着内率
3勝 1-1-3-7 8.3% 16.7% 41.7%
2勝 8-7-3-45 12.7% 23.8% 28.6%
1勝 1-2-4-42 2.0% 6.1% 14.3%
0勝 0-0-0-17 0% 0% 0%
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過去2走の着順に注目

過去10年の優勝馬10頭は、いずれも過去2走で3着以内に入っていた。また、2013年以降の優勝馬は、過去2走とも2着以内に入っていた。過去2走の着順は注目しておきたい。

(河野 道夫)

〔表4〕優勝馬の過去2走の着順(過去10年)
年度 優勝馬 前々走 前走
2009年 アンライバルド 3着 1着
2010年 アリゼオ 1着 3着
2011年 オルフェーヴル 2着 3着
2012年 グランデッツァ 1着 3着
2013年 ロゴタイプ 1着 1着
2014年 ロサギガンティア 2着 1着
2015年 キタサンブラック 1着 1着
2016年 マウントロブソン 1着 1着
2017年 ウインブライト 2着 1着
2018年 ステルヴィオ 2着 2着

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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