今週の注目レース

フラワーカップ(GⅢ)

中山競馬場 1800メートル(芝)別定 (牝) 3歳オープン

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牝馬クラシックへ向けて大いなる飛躍の時

昨年の優勝馬カンタービレ、2016年の優勝馬エンジェルフェイスは、前走で未勝利戦を勝ち上がったばかりだった。今年もこのレースで持てる能力を開花させ、大舞台へ羽ばたいていく馬の登場を期待したい。阪神競馬場で行われた2011年を含めた過去10年の結果から、気になるレース傾向をピックアップする。

JRA初勝利時の2着馬とのタイム差に注目

過去10年の出走馬について、JRA初勝利時の2着馬とのタイム差別に成績をまとめると、優勝馬10頭中8頭はJRA初勝利時に2着馬へ0秒2以上の差をつけて勝利していた。「タイム差なし」組は2着が5回あるものの1勝のみ。「0秒1」組も1勝にとどまっており、優勝馬に限れば、JRA初勝利時の2着馬にある程度のタイム差をつけていた馬が多くなっている。〔表1〕

〔表1〕JRA初勝利時の2着馬とのタイム差別成績(過去10年)
2着馬とのタイム差 成績 勝率  連対率 3着内率
タイム差なし 1-5-1-25 3.1% 18.8% 21.9%
0秒1 1-1-1-31 2.9% 5.9% 8.8%
0秒2〜0秒4 5-3-5-46 8.5% 13.6% 22.0%
0秒5〜0秒9 2-2-2-14 10.0% 20.0% 30.0%
1秒0以上 1-0-0-5 16.7% 16.7% 16.7%
JRA未勝利 0-0-0-3 0% 0% 0%
  • 注記:2014年は2着同着

JRA初勝利時の距離も要チェック

過去10年の出走馬について、JRA初勝利時の距離別に成績をまとめると、優勝馬10頭中7頭は「1800メートル」、残る3頭は「1600から1700メートル」で初勝利を挙げていた。中でも、フラワーCと同じ「1800メートル」組は3着以内に17頭入っており、好走率が最も高くなっている。JRA初勝利時の距離はチェックしておいた方がいいだろう。〔表2〕

〔表2〕JRA初勝利時の距離別成績(過去10年)
距離 成績 勝率  連対率 3着内率
1200m以下 0-0-0-13 0% 0% 0%
1400〜1500m 0-2-1-15 0% 11.1% 16.7%
1600〜1700m 3-1-3-39 6.5% 8.7% 15.2%
1800m 7-6-4-41 12.1% 22.4% 29.3%
2000m以上 0-2-1-13 0% 12.5% 18.8%
JRA未勝利 0-0-0-3 0% 0% 0%
  • 注記:2014年は2着同着

過去10年の優勝馬はキャリア5戦以下

過去10年の出走馬の通算出走回数別成績を調べると、優勝馬は全て通算出走回数が5戦以下で、44頭が出走した「6戦以上」組は優勝がない。また、2015年以降の過去4年に限れば、「3戦」組と「2戦」組が各2勝を挙げるなど、3着以内馬12頭中11頭をキャリア2戦から5戦の馬が占めている。通算出走回数にも注目しておきたいところだ。〔表3〕

(河野 道夫)

〔表3〕通算出走回数別成績(過去10年)
通算出走回数 成績 勝率  連対率 3着内率
1戦 1-0-0-11 8.3% 8.3% 8.3%
2戦 2-2-2-18 8.3% 16.7% 25.0%
3戦 4-2-0-26 12.5% 18.8% 18.8%
4戦 1-1-3-15 5.0% 10.0% 25.0%
5戦 2-2-2-16 9.1% 18.2% 27.3%
6戦以上 0-4-2-38 0% 9.1% 13.6%
  • 注記:2014年は2着同着

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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