今週の注目レース

きさらぎ賞(GⅢ)

京都競馬場 1800メートル(芝・外)別定 3歳オープン

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クラシックに向かって飛躍を期す

2月初旬の重賞ではあるが、例年クラシックを見据えた素質馬が集い、過去10年の平均出走頭数は9.8頭とあまり多くはないものの、出走馬全体のレベルが高い一戦だ。各陣営とも、クラシックへ向けてここで2着以内に入り収得賞金を加算したいところだろう。過去10年の結果をもとに、データを見ていくことにしよう。

上位人気馬が優勢

過去10年のきさらぎ賞で単勝オッズ1倍台の支持を受けた馬は、全馬2着以内に入っている。2.0から3.9倍と4.0から6.9倍の好走率も良好で、上位人気馬が優勢だ。なお、10.0から19.9倍の馬は5頭が3着以内に入っているが、20.0倍以上になると優勝がなく、好走率も一気に下がっている。〔表1〕

〔表1〕単勝オッズ別成績(過去10年)
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
1.9倍以下 3-2-0-0 60.0% 100% 100%
2.0〜3.9倍 2-3-1-3 22.2% 55.6% 66.7%
4.0〜6.9倍 2-2-5-8 11.8% 23.5% 52.9%
7.0〜9.9倍 1-1-0-5 14.3% 28.6% 28.6%
10.0〜19.9倍 2-1-2-11 12.5% 18.8% 31.3%
20.0倍以上 0-1-2-41 0% 2.3% 6.8%

2、3月生まれの馬が優勢

過去10年の出走馬の誕生月別に成績をまとめてみると、2月生まれの馬が5勝をマーク。3月生まれの馬は1勝だけだが、2着に6頭、3着に3頭が入り、3着内率では2月生まれを上回っている。一方、4月生まれの馬は3勝を挙げているが、連対率と3着内率はやや低く、5月生まれの馬は、過去10年で2着以内に入っていない。〔表2〕

〔表2〕誕生月別の成績(過去10年)
誕生月 成績 勝率 連対率 3着内率
1月 1-0-1-5 14.3% 14.3% 28.6%
2月 5-2-1-14 22.7% 31.8% 36.4%
3月 1-6-3-14 4.2% 29.2% 41.7%
4月 3-2-2-25 9.4% 15.6% 21.9%
5月 0-0-3-10 0% 0% 23.1%

前走別の成績をチェック

過去10年の出走馬の前走別成績を調べると、朝日杯フューチュリティSから臨んだ馬は7頭いたが、優勝したのは2017年のアメリカズカップだけ。また、前走が京都と阪神のGU・GVおよびオープン特別だった馬は4勝を挙げているのに対し、東京・中山のGVだった馬(GU、オープン特別だった馬は該当なし)が1頭も3着以内に入っていないのが特徴的だ。さらに、前走が500万下だった馬の2着が計8回あり、未勝利勝ち直後だった馬の3着内率が50%を超えている点も見逃せないデータと言えるだろう。〔表3〕

〔表3〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
朝日杯フューチュリティS 1-0-2-4 14.3% 14.3% 42.9%
京都・阪神のGⅡ、GⅢ、オープン特別 4-0-1-14 21.1% 21.1% 26.3%
東京・中山のGⅢ 0-0-0-7 0% 0% 0%
京都の500万下 1-3-2-12 5.6% 22.2% 33.3%
阪神の500万下 1-4-0-3 12.5% 62.5% 62.5%
中京の500万下 0-1-1-3 0% 20.0% 40.0%
東京・中山の500万下 1-0-0-6 14.3% 14.3% 14.3%
新馬 1-0-0-10 9.1% 9.1% 9.1%
未勝利 1-2-4-6 7.7% 23.1% 53.8%
地方競馬のレース 0-0-0-3 0% 0% 0%

僅差での勝利、または僅差の2着があった馬に注目

過去10年のきさらぎ賞では、「クビより小さい着差で勝利を挙げた、またはクビより小さい着差で2着に敗れた」という経験がある馬が、毎年2着以内に入っている。そして、2010年以外の年では該当馬の連対が“1頭ずつ”となっている点も興味深い。〔表4〕

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表4〕クビ以下の着差で2着以内に入ったことがあった、きさらぎ賞連対馬一覧(過去10年)
年度 着順 馬名 該当レースと1着馬もしくは2着馬との着差
2009年 2着 リクエストソング 前走 福寿草特別 1着 ハナ
2010年 1着 ネオヴァンドーム 2走前 未勝利 2着 クビ
2着 レーヴドリアン 2走前 未勝利 1着 クビ
2011年 1着 トーセンラー 3走前 新馬 1着 クビ
2012年 2着 ヒストリカル 3走前 新馬 1着 クビ
2013年 2着 マズルファイヤー 3走前 未勝利 2着 アタマ
2014年 1着 トーセンスターダム 前走 京都2歳S 1着 アタマ
2015年 2着 ポルトドートウィユ 2走前 萩S 2着 クビ
2016年 2着 レプランシュ 前走 シクラメン賞 1着 ハナ
2017年 2着 サトノアーサー 2走前 新馬 1着同着
2018年 2着 グローリーヴェイズ 前走 こうやまき賞 2着 アタマ
  • 注記:該当レースが複数ある場合は直近のものを掲載
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先行押し切りで新馬戦を制していた馬が3年連続で優勝

過去3年のきさらぎ賞では、「新馬戦で先行策を取って、2着馬に1馬身以上の差をつけて勝利していた」という馬が優勝を飾っている。今年も先行力をいかしてデビュー戦を制していた馬が出走してきたら要注目だ。〔表5〕

(浅野 靖典)

〔表5〕過去3年の優勝馬のデビュー戦の道中での位置取りと2着馬との着差
年度 優勝馬 道中の位置取りと着差
2016年 サトノダイヤモンド 2、3番手 2馬身1/2
2017年 アメリカズカップ 2番手 1馬身1/4
2018年 サトノフェイバー 先頭 3馬身

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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