今週の注目レース

シルクロードステークス(GⅢ)

京都競馬場 1200メートル(芝)ハンデ 4歳以上オープン

データ分析関連動画

春のスプリント王へ注目の前哨戦

2018年のシルクロードSを制したファインニードルは、その後高松宮記念とスプリンターズSに優勝し、短距離王としての地位を不動のものとした。過去にも、2014年のストレイトガール、2012年のロードカナロアが、シルクロードSでの勝利を足掛かりにGⅠ馬へと上り詰めた。過去10年の結果から、レース傾向を探っていこう。

負担重量の重い馬が優勢

過去10年の出走馬の負担重量別成績をまとめると、「57キログラム以上」組が好走率でトップ、それに続くのが「55.5から56.5キログラム」組で、負担重量が重くなるに連れて好走率が高くなっており、「53キログラム以下」組からは連対馬が出ていない。〔表1〕

〔表1〕負担重量別成績(過去10年)
負担重量 成績 勝率  連対率 3着内率
53kg以下 0-0-3-23 0% 0% 11.5%
54〜55kg 2-3-4-55 3.1% 7.8% 14.1%
55.5〜56.5kg 2-3-2-26 6.1% 15.2% 21.2%
57kg以上 6-4-1-26 16.2% 27.0% 29.7%

GⅠを除く直近の芝のレースでの位置取りに注目

過去10年の出走馬について、GⅠを除いた直近の芝のレースの4コーナーでの位置別に成績を調べると、好走率が最も高いのは「先頭」組で、連対率は41.7%と高い数値になっている。その一方で、「4から6番手」の連対率が7.7%、「7から9番手」が同3.2%と低調な数値になっている。〔表2〕

〔表2〕GⅠを除いた直近の芝のレースの4コーナーでの位置別成績(過去10年)
4コーナーでの位置 成績 勝率  連対率 3着内率
先頭 2-3-0-7 16.7% 41.7% 41.7%
2、3番手 4-3-2-31 10.0% 17.5% 22.5%
4〜6番手 1-2-4-32 2.6% 7.7% 17.9%
7〜9番手 1-0-2-28 3.2% 3.2% 9.7%
10番手以下 2-2-2-32 5.3% 10.5% 15.8%

前年のスプリンターズSと京阪杯の着順は要チェック

過去10年の出走馬について、前年のスプリンターズSもしくは京阪杯での着順別に成績をまとめると、スプリンターズSに出走していた馬では「10着以下」に敗れていた馬も好走しており、ここ2年のシルクロードSを優勝したのは共に前年のスプリンターズSで10着以下に敗れていた馬だった。前年のスプリンターズSで大敗していた馬であっても、軽視は禁物だろう。〔表3〕

〔表3〕前年のスプリンターズSでの着順別成績(過去10年)
着順 成績 勝率  連対率 3着内率
1着 0-0-0-0 - - -
2着 0-0-0-0 - - -
3着 1-0-0-2 33.3% 33.3% 33.3%
4着 0-0-0-1 0% 0% 0%
5着 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%
6〜9着 0-0-1-4 0% 0% 20.0%
10着以下 2-2-0-15 10.5% 21.1% 21.1%
  • 注記:前年の京阪杯に出走していた馬も含む

逆に、前年の京阪杯に出走していた馬の中では、「10着以下」に敗れていた馬は3着以内に入っていない。シルクロードSと同コース、同じGⅢで行われるレースだけに、京阪杯で大敗していた馬が巻き返す可能性は低いようだ。〔表4〕

〔表4〕前年の京阪杯での着順別成績(過去10年)
着順 成績 勝率  連対率 3着内率
1着 2-0-0-5 28.6% 28.6% 28.6%
2着 0-1-0-3 0% 25.0% 25.0%
3着 0-0-1-4 0% 0% 20.0%
4着 0-0-1-2 0% 0% 33.3%
5着 0-0-0-2 0% 0% 0%
6〜9着 1-1-4-9 6.7% 13.3% 40.0%
10着以下 0-0-0-17 0% 0% 0%
  • 注記:前年のスプリンターズSに出走していた馬も含む

ちなみに、前年のスプリンターズSと京阪杯のどちらにも出走していなかった馬は、過去10年で85頭が出走して15頭が3着以内に入っている。〔表5〕

〔表5〕前年のスプリンターズSと京阪杯のどちらにも出走していなかった馬の成績(過去10年)
成績 勝率 連対率 3着内率
4-7-4-70 4.7% 12.9% 17.6%
ウインファイブ対象レース
勝ち馬を探せ! FOR THE WIN

近走での芝重賞実績が重要

過去10年の優勝馬延べ10頭のうち、2009年のアーバンストリートを除く9頭は、過去3走以内に芝の重賞で4着以内に入った実績を有していた。近走で芝の重賞を好走していた馬は、今年も注目すべき存在になるだろう。〔表6〕

(河野 道夫)

〔表6〕優勝馬の過去3走における芝重賞での最高着順(過去10年)
年度 優勝馬 最高着順
2009年 アーバンストリート 芝重賞不出走
2010年 アルティマトゥーレ 1着(セントウルS)
2011年 ジョーカプチーノ 3着(スワンS)
2012年 ロードカナロア 1着(京阪杯)
2013年 ドリームバレンチノ 1着(函館スプリントS)
2014年 ストレイトガール 2着(キーンランドC)
2015年 アンバルブライベン 1着(京阪杯)
2016年 ダンスディレクター 2着(CBC賞、阪神C)
2017年 ダンスディレクター 4着(スワンS、阪神C)
2018年 ファインニードル 1着(セントウルS)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

ページトップへ戻る
表示モード: