今週の注目レース

アルゼンチン共和国杯(GⅡ)

東京競馬場 2500メートル(芝)ハンデ 3歳以上オープン

出走馬情報

ノーブルマーズ

牡5歳

調教師:宮本博(栗東)

  • 父:ジャングルポケット
  • 母:アイアンドユー
  • 母の父:Silver Hawk
ここに注目!

前々走の目黒記念で2着に好走すると、前走では宝塚記念に挑戦して3着。地力強化が目覚ましい一頭だ。今回は休養明け初戦だけに、最終追い切りの動きが注目されるが、ここへ向けての調整は順調。自在の脚質を生かして、重賞初制覇を狙う。

「前走の宝塚記念はもう少し前で競馬ができるかと思いましたが、中団から進む形になりました。それでも最後まで力強い末脚を使って3着に好走してくれたので、今後へつながる貴重な一戦になったと思います。もともと相手なりに走れるタイプでしたが、ここにきて心身共に充実を示して本格化を迎えた印象です。今回は約4か月半の休養明けですが、帰厩後の調整は順調に進んでいます。目黒記念(2着)の内容から、東京・芝2500メートルの舞台は合っているはずです。ここで弾みをつけて大舞台へ向かいたいですね」と、陣営は成長を続ける本馬を頼もしく思っている。待望の重賞初制覇を目指して、久々の一戦に挑む。

パフォーマプロミス

牡6歳

調教師:藤原英昭(栗東)

  • 父:ステイゴールド
  • 母:アイルビーバウンド
  • 母の父:タニノギムレット
ここに注目!

6歳の今年は日経新春杯を優勝して、前々走の目黒記念では3着と、本格化を告げる内容を残している。10月8日の京都大賞典を出走取消(馬番決定前)となった後だけに、今回は仕上がりが鍵だが、気性的に休み明けでも力を出せるタイプ。仕切り直しの一戦に注目だ。

「秋の始動戦として予定していた京都大賞典は感冒のため出走取消となりましたが、大事には至らずにすぐに調教を再開できました。馬体や動きも悪くありませんので、不安のない出走態勢が整うと思います。東京・芝コースもまったく問題ないタイプで、気性的に間隔が空いても力を出せるタイプです。いきなりの好走も可能でしょう」と、厩舎スタッフは本馬のケアに余念がない。GⅠ初挑戦となった前走の宝塚記念こそ9着に敗れたが、今年の日経新春杯を制覇するなど、6歳を迎えて本格化を示している一頭。ここで自身2度目の重賞制覇を飾ることができれば、その先にはGⅠのステージが待っているはずだ。

アルバート

牡7歳

調教師:堀宣行(美浦)

  • 父:アドマイヤドン
  • 母:フォルクローレ
  • 母の父:ダンスインザダーク
ここに注目!

ステイヤーズS3連覇に加え、ダイヤモンドS制覇の実績もある現役屈指のステイヤーだ。秋初戦となった前走の京都大賞典(3着)でも、最後の直線で外から力強い末脚を披露。上々のスタートを切っているだけに、自身5度目の重賞制覇も可能だろう。

「休養明けで迎えた前走の京都大賞典(3着)は、最後の直線でこの馬らしい末脚を見せてくれました。メンバーがそろった中で上位に食い込めましたから、次につながる内容を残せたと思います。今回は1度使った上積みが見込めますし、広くて直線の長い東京・芝コースに替わる点も好材料でしょう。他の馬とのハンデ差は気になりますが、タイトルを増やしてほしいです」と、厩舎サイドは衰えを感じさせない本馬の末脚に信頼を寄せている。ステイヤーズS3連覇の中山・芝コースでの走りが印象的だが、東京・芝コースでも4勝をマークしており、今回の舞台設定にも不安はない。58.5キログラムのトップハンデを背負うが、衰え知らずの7歳馬から目が離せない。

ムイトオブリガード

牡4歳

調教師:角田晃一(栗東)

  • 父:ルーラーシップ
  • 母:ピサノグラフ
  • 母の父:サンデーサイレンス
ここに注目!

休養を挟んで目下3連勝中で、勢いそのままに重賞初制覇へ挑む。ここまで東京・芝コースでは3戦3勝を誇っており、祖母にシンコウラブリイがいる血統背景も魅力。実績上位の馬たちを撃破して4連勝を飾ることができるのか、期待は大きい。

「脚元の関係でダートを使っていた時期もありましたが、今はしっかりしていますので、芝の長距離を選んで出走しています。前走の1600万下・六社ステークス(東京・芝2400メートル、1着)は休養明けの一戦でしたが、仕上がりが良かったので、期待を持って送り出しました。実戦も力強い走りで、本格化をアピールすることができましたから、これからの活躍が楽しみです。この中間は疲れもなく好調を維持しています。今回は重賞挑戦で相手は強化されますが、東京・芝コースとは相性が抜群の馬なので、ここでどれだけ通用するのか、不安よりも楽しみの方が大きいです」と、陣営は上昇一途の本馬を頼もしく見つめている。今後の飛躍が期待される上がり馬だ。

ガンコ

牡5歳

調教師:松元茂樹(栗東)

  • 父:ナカヤマフェスタ
  • 母:シングアップロック
  • 母の父:Singspiel
ここに注目!

昨年11月まではダート路線を歩んでいたが、12月に芝2400メートルの1000万下・江坂特別(阪神)を快勝。今年の春には日経賞を制覇し、一気に才能が開花した。前走のオールカマー(7着)はひと息の成績だったが、1度使われた上積みが見込める今回は侮れない。

「前走のオールカマー(7着)は、休養明けの影響なのか馬の気持ちが乗っていない感じでした。それでも見せ場を作ってくれましたから、今回につながる内容は残せたと思います。1度使って実戦勘も戻ったはずなので、今回はスタートもスムーズに出てくれるでしょう。コース替わりも問題ないだけに、うまく流れに乗って競馬ができればいいですね」と、スタッフは変わり身に期待している。出世に少し時間を要したが、今年に入ってから日経新春杯3着、1600万下・松籟S(京都・芝2400メートル)1着、日経賞1着と快進撃を続けたことは記憶に新しい。秋2戦目で上積みが見込める今回、前走とは一変したレースが見られても不思議はない。

ウインテンダネス

牡5歳

調教師:杉山晴紀(栗東)

  • 父:カンパニー
  • 母:モエレメルシー
  • 母の父:マジックマイルズ
ここに注目!

今年の春に1600万下・緑風S(東京・芝2400メートル)を快勝すると、9番人気で出走した目黒記念も優勝。一気に本格化をアピールした。前走の京都大賞典(6着)は逃げて直線の粘りを欠いたが、もともと実戦を使われながら良化するタイプ。ここは変わり身が期待できそうだ。

「前走の京都大賞典(6着)は休養明けのレースだったせいか最後の粘りを欠きましたが、1度使った今回はこの馬の能力をフルに発揮できると思います。今回と同じ舞台で行われた目黒記念を強い内容で勝っていますから、ここは条件が好転したと見ていいでしょう。晩成タイプらしく、ここにきて本格化を示しているので、さらなる飛躍を期待しています」と、陣営は2度目の重賞制覇へ向けて意欲を見せている。2勝目をマークするのに時間を要したが、昨年夏の休養が功を奏して一気に上昇。今年の3月から5月の間に3勝を挙げ、重賞ウイナーにまで出世している。相性の良い東京・芝コースに替わる今回は、好勝負が見込めるだろう。

エンジニア

牡5歳

調教師:牧光二(美浦)

  • 父:Sea The Stars
  • 母:ロリーフォードリー
  • 母の父:Oratorio
ここに注目!

オープンクラス入りに少し時間を要したが、着実に地力を強化している一頭だ。重賞初挑戦だった前走の新潟記念でも4着に善戦。最後の直線では確実に末脚を伸ばしてくるタイプで、安定感は光るものがある。2度目の重賞挑戦となる今回も、上位争いが可能だろう。

「前走の新潟記念(4着)は初めての重賞挑戦でしたが、最後までしっかりした末脚を使って善戦してくれたので、オープンクラスでも通用する見通しが立ちました。その後はひと息入れて英気を養ってから、アルゼンチン共和国杯を視野に入れて乗り込みを開始しました。調教の動きも悪くありませんから、出走態勢は整うでしょう。今回は距離延長への対応がポイントですが、最近のレースぶりからも上手に走れると思います。相手なりに走れる堅実性も備えているので、ここでどんなレースができるのか期待しています」と、厩舎スタッフは本馬の成長を感じている様子だ。重賞挑戦2度目となる今回、大きな前進が見られるかもしれない。

ルックトゥワイス

牡5歳

調教師:藤原英昭(栗東)

  • 父:ステイゴールド
  • 母:エスユーエフシー
  • 母の父:Alzao
ここに注目!

1600万下クラスを勝ち上がれずにいるが、4走前にはウインテンダネスの2着、前走はムイトオブリガードの2着と、今回の有力馬と好勝負を繰り広げている。これまでの13戦全てが左回りコースという生粋のサウスポー。重賞でも上位争いの可能性は十分だ。

「前走の1600万下・六社S(東京・芝2400メートル)は、ゲートの中で体勢を崩してスタートで後手を踏みましたが、最後の直線ではこの馬らしい末脚を見せてくれました。勝負どころでモタつく面も見られず、着実に良化をたどっています。今回は格上挑戦でメンバーは強化されますが、相手なりに走れる堅実なタイプです。広い東京・芝コースも合っていますから、見苦しいレースにはならないでしょう。54キログラムのハンデで出走できる斤量面の恩恵も大きいです」と、陣営は安定感十分の本馬に期待を寄せている。デビュー戦の6着を除けば全て5着以内でゴールインしている安定感がセールスポイント。順調に実戦を使われている点もプラス材料で、格上挑戦でも軽視は禁物だ。

(片野 昌一)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております(データ分析は特別登録発表前に執筆されたものです)。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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